思うまま

考え中。

春を探しに

2012年02月28日 | お出かけ

3月の声がすぐそこまでなのに花便りを聞きません。

早春の花を求めに友人と森林公園に出かけて来ました。陽はソコソコなのに風が冷たい。久しぶりの森林公園です。

そのまえに腹ごしらえをということで、美味しい食事処に詳しいTさんの案内で手うちうどん屋さんに。

お店構えも目立たなくて通り過ごしてしまいそうです。なのにお昼前なのにもう駐車場には車が一杯です。

     

お店の運営は女性ばかり。所謂おばちゃんたちでオフクロの味を堪能できます。次から次へとお客が切れることがありません。

昼食だけで夜はなしというのも家庭っぽくって良いですね。

お腹が一杯になったところで森林公園に向かいます。

途中、車の中からみる景色は雑木林や畑が広がって長閑な早春を思わせます。 

     

やはり、まだ春にはいまいちで人もまばらです。それでもカメラを構える人達と行きかいます。

春といえば黄色い花が一番乗りですね。

     

菜の花、水仙、福寿草が迎えてくれました。この色は元気を与えてくれます。陽だまりに上手に植えてあります。

こだかい丘を見るとうっすらと木がピンク色を帯びているのが見えます。紅梅かもしれない、香りは白梅のように強くはないけれど

ピンクのバリエーションが楽しませてくれます。澄みきった青空に映えて良いなー。

     

     

我が家の色彩のない庭ばかり見ていたけれどここには確実に春が来ています。

心ウキウキ外に出かけたくなるのももう少しです。元気を貰えて来れた楽しいウォーキングでした。

      


鳥バトル

2012年02月26日 | 歳時記

三寒四温にはまだ程遠い毎日です。

枯れただけの冬の庭でもえさを求めて何種かの鳥達が訪れてくれます。

いつもなら来ているはずのメジロが今年は中々姿を見せてくれません。やはり、寒さが厳しいのでしょうか?

訪れてくれるのをひたすら待っているのですが、来るのは我が物顔をしたヒヨドリ、ムクドリです。ギャングのように見えてしまって

余り嬉しくありません。

それが今日初来日です。しかも、仲良くご夫妻でです。

ヒヨドリ、ムクドリが突っついてしまった残りのいよかんを食べています。可愛い仕草に慎重にパチリ。

           

嬉しくなってまたの来訪を期待してリンゴを吊るしました。ヒヨドリ、ムクドリに取られないようにと針金も細くして、止まれないように

細工をしました。

それなのに、ギャング達は逞しいですね、ものともせずにご覧の通りです。

           

           

ひよどりは飛びながらも食べています。お互いに牽制しあって縄張り争いを続けます。

これでは、メジロが来れない訳です。

鳥の世界も生存競争が厳しいんですね。家主としましては強制退去させるわけにもいかず、こればかりはどうする事も出来ません。

私の贔屓するジョウビタキ、シジュウカラ、メジロ合い間を縫って食べに来てね。生き抜く知恵も大切なんだからね。

正義の味方でいたいメグさんも拳が空振りに終わっています。 

 

 

 

 


雛飾り

2012年02月22日 | 歳時記

寒い寒いといいながらもまもなく3月ひな祭りの時季を迎えます。

一月往く、二月逃げる、三月去るといいますが年々このことをますます実感するようになって来ました。

もう少し前までは季節ごとの切り替えを余裕をもってしていたような気がしますが今ではカレンダーの日付に追われるようになっています。

なんともはやです。

少しづつ集めてきたミニ雛をアレコレ巡らせながら飾り付けをするとほっこりとした気分になります。

先ずは寒風の中でも頑張って咲いてくれている和水仙を摘んできて小さな花かごに挿してみました。玄関が柔らかな香りに包まれます。

                

ミニ雛も今年は新顔がお目見えしました。友人の作品展で買ってきたちりめんで作られたお雛様です。しっとりとした感触がたまりません。

          

飾る場所はいつもと同じ3箇所。おひな祭りが終わって片付けるまで優しい気持ちにしてもらえます。

        

私なりに区分けして玄関のミニ雛コーナー、和布コーナー、思い出コーナーなあんてね。

内裏様、明日はひなあられ、ひし餅、桃の花を買ってきて賑やかにお供えしますね。あなたの前に座るとやっぱり、ほろにがく

切ない想いになってしまいます。優しいお顔に支えられてきたのに駄目ですね。

 


夢衣展

2012年02月19日 | 趣味

この季節になると和布を使っての作品展の案内状が届きます。

学生時代の友人が入っているサークルです。何度も水を潜って柔らかくなった布、反物のままでねむっていたもの、大切な人の思い出の布

それぞれを丁寧にほどいたり、布に合わせたデザインを考えたりして全く違うものに甦らせるという、縫い物はまるで苦手な私には何とも

羨ましい限りの世界です。

同行した友人もすっかりファンになってこの作品展を楽しみにしていてくれます。

           

このサークルが始まって今年で9年目との事、こういう作品はデパートなどで買うとちょっと手が出ないものですが破格のお値段で

買えるところも魅力です。お馴染みのファンもいて初日のせいもあり大層な賑わいでした。

私も布の何とも言えぬ懐かしさに惹かれていつも何点か買ってきます。

       

今年はこの2枚です。右側の作品は種類の違うかすりを接ぎ合わせたギャザースカートです。何年も前にも同じスカートを買いました。

何度も洗濯をして洗うたびに馴染んでくる軽さにひかれてまた買ってしまいました。

左側のは、ジャンバースカートにしてもチュニック風にして着ても使い回しがききそうです。

どちらも木綿です。若い頃はよそ行き、普段着と使い分けてきましたが今はそんな区別もせずに着易いもの、身体に馴染んでくれるもの

に自然に手が出ます。気に入ったものをトコトン着る、自然体に生きたい、そう願う気持ちが着るものにも出てきているような気がします。

 

 

         

         

この作品は小物コーナーに置かれている物を買いました。

山形に住む85歳のおばあちゃまとそのお仲間が正絹にこだわって作って出品しています。

余りの可愛さについ手が出てしまいました。残念な事に昨年おばあちゃま亡くなられたそうです。

この貝合せの作品が最後と聞いてなお更大切にしようと思ってしまいました。

小さな針目で丁寧に作られています。お年寄りの温もりが伝わってくるようで、宝物をもらったような気がします。

近づくひな祭りに是非飾ろうと思います。

                                           

 

 

 


テーブルウェア・フェスティバル2012

2012年02月11日 | お出かけ

今年もまた東京ドームで開催されるテーブルウェアフェスティバルに友人と出かけてきました。

毎回の事ながら気分わくわくのお出かけです。全国各地から窯元集合の大イベントです。雰囲気にのまれて衝動買いしないように予め

頭にイメージしていきます。

     

外は冬真っ盛りの寒さなのですがドームの中は熱気ムンムン、11時に着いたのですがもうブースには大変な人だかりでした。

コートをロッカーに預けて身軽になって私達も入っていきます。殆んどが女性、何処から集まるのでしょうね。

時間十分掛けて全部まわろうね、毎年ながら元気全開の友人です。

入ってすぐ魅了させられました。

     

日本の切子、ベネチァンガラス、スワロスキーのガラス製品。繊細な細工にうっとり。

 

昼食までに各ブースをまわって下見をします。

各地からの窯元のお店の他にテーブルウェア関係の品もあるのですから、目移りがして大変。

ついつい一軒ごとに時間を使ってしまいます。これは女性ならではの技ですね。

     

お昼は観覧席で出張販売のお弁当を、テーブルウェアにまつわる話をしてくれる講師の話を聞きながらいただきます。

休憩を兼ねてこれも楽しい。今度はあそことあそこをまわろうね。まだまだ時間はたっぷりあります。

元気が出たところで今度はテーブルウェア大賞参加作品を見ます。現実離れを感じるけれど夢の空間です。

     

これは、ホンの一部です。

因みに今年のコーディネート部門の大賞は次の作品です。

     

毎年のように参加している有名人の作品もありました。

     

 

さあ、今度は買い物コーナーの番です。デパートなどで見かける品が破格の値段で売っています。これがお目当てなのです。

でも今年はお財布のひもはしっかり締めました。それでなくても少しずつ増えていく器、日常食器、目を肥やすために来ているんだからね

なんて、良い訳をしながらも何点か買って気分は満足、有名窯元のお店を見たり、素敵なコーディネートにうっとりしたり、楽しいトークショウ

を聞いたり、友人との楽しいお喋りにと頑張って歩き通した一日でした。 

     

     

     

 

        

 


料理ノート

2012年02月07日 | 料理

少々お見苦しいものを載せて見ました。

          

もう何十年使ってきたでしょうか。私流に使い込んできた料理ノートです。(それ程でもないか溜め込んだがあっているかな)

パソコンサークルのカリキュラムで料理レシピを作る事になったのでこの中からいくつかひろってみることにしました。

友人に教えてもらったのをメモしたり、新聞の切抜きを貼ったり、母から教えてもらったものを思い出しながらのメモだったりとか

それはそれは、思いでの詰まったものです。

         

大学ノートにベタベタと貼り付けただけのものですから見やすいようにとか使いやすいようにとかの配慮も何もありません。

それでも私だけに判る使い良さです。今更整理するにもテープが劣化してしまってとても無理。

最初に載っているのはバナナケーキ、アップルケーキです。子供のオヤツにとせっせとよく作りました。

中華ちまきもあります。白菜の上手な漬けかた、ピンチの時の献立などとノートをめくるとその頃の事まで思い出されます。

メモにシミが一杯ついているのはそれだけ何回も作ったんだなーと主婦の歴史ですね。

 

今はパソコンで簡単に拾い出せます。材料がこれだけで何が出来るかと聞けば即回答してくれます。

私もよく利用しています。それを思えばこんな古びたノート、ポイしても何の不自由もないことです。

それが捨てられないんですよね。思い出したように浮かんでくるときには、これでなくっちゃ。あのページのあそこに出ているなんて

字も薄くなってしまったメモを見ながら作ったりしています。

便利も良いけれど手書きのメモに頼っていた頃の事も大切にしておきたいそんなことをふっと感じてしまいました。

 


頑張っています、シクラメン。

2012年02月01日 | 

昨年の12月はじめにシクラメンを買ってきました。

花付きも葉もしっかりと選んで、今回は白いシクラメンにしてみました。育てているポインセチアと並べたら良いかなと思ったからです。

置いてあるのは玄関で、少々陽不足かもしれないのですがそれでも1月の中ごろまでは清々しい色で楽しませて

くれていました。それが葉も花も元気がなくなってきて黄色くなって全体に萎れてきたのです。

水やりも陽に当てるのもやり過ぎないように十分注意したつもりなのに・・・・・・

葉を広げて根元を見てみました。真ん中の球根の一部にとけ掛かっているところがあります。これかな?

荒療治をしてみました。花も葉も一本、一本抜いていきます。ごめんね、ごめんねといいながら。

全体に小さくなってしまいました。花も数本になってしまいました。そして置き場所を障子越しに日が当たるところにしてみました。

       

2週間ほど経ちました。少し元気に立ち上がりはじめました。蕾も見えています。

     

これは、葉挿しにしたポインセチアです。12月頃にはこうでした。

     

      

それが今では殆んどの葉が色ずいています。

     

二つ寄り添うようにして咲いています。

 

花は、人の心を癒すといいます。精一杯に咲いて、それは見事な咲きっぷりにああ、良いものだと、見惚れて癒される気分になります。

萎れたり、病気になったりで駄目になりそうになっても花本来の立ち直る姿を見て頑張っているんだなと愛おしく思うのも花の持っている

癒し方の一つだとおもいます。

 

どちらかといえば私は後者の方が好き。買った時に比べて二回りも小さくなってしまったけれど頑張って咲いてくれているこのコーナー。

私がほつと、癒されている場所です。