思うまま

考え中。

この人の生き方に憧れます。

2010年10月30日 | 趣味
只今、この人の追っかけをしています。

といってもこの人の出ているテレビ番組を番組表で捜して見ているだけのことですが。

その人の名はベニシア・スタンリー・スミス ハーブ研究家です。

イギリス生まれなのですが京都大原をこよなく愛して在住している人です。

猫のしっぽ蛙の手という番組で登場します。こんなにテレビに出ていない頃に本屋さんの

店頭で何気なく見つけた本を読んで彼女の生き方に憧れました。それが次の本です。



英国貴族出身でありながら身分の格差優先の生き方に疑問を抱いて各国を廻りたどり着いた

日本に自分の居場所を見つけるまでの過程が本に纏められてあります。その中にはハーブや

ガーデニング、古民家の素晴らしさ、諸々が書かれていてチョット夢中になりました。

そうしたところ、昨夜この番組の特集で故郷の英国に里帰りして自分の育ってきた地を想い

出とともに辿るというのをやっていたのです。

本で読んでいた事がいろいろな人の登場で、よりリアルに感じて更に憧れてしまいました。

穏やかに見えている中に母親との葛藤、子供の頃のいじめなどを淡々と語っていましたが

一人の女性の60歳(ベニシアさんのお歳です。)までの歴史、大袈裟かもしれませんが

重みを自分に重ねながら見た内容のある90分でした。



感動ついでにもうひとつ。

もう一冊の本を紹介します。次の本です。



著作者は明治生まれの女性です。人事院総裁佐藤達夫氏夫人、佐藤雅子さんです。

買い求めたのはもう30年以上前になります。私の料理のバイブルでした。

当時の女性なら当然としてこなしていた家事全般を丁寧な語り口(本だからこのような表現

はおかしいですね。)で書かれています。載せてある随筆がまた素晴らしく大切な本です。

因みに毎年作る夏みかんの砂糖煮はここから教えていただきました。

ベニシアさんを見てなんとなく共通点があるように感じて載せてみました。

今、色々自分の生活を整理していますが衣類、写真、本と整理するもの一杯あるのでが、

捨てられない本の1冊です。











ポインセチア

2010年10月27日 | 
ポインセチアの短日処理進行中です。

このところ日中と夜の温度差が開いてきたこともあって、ポインセチアの短日処理も順調

にいっています。この写真は35日目になったところです。昨日のぐっと来た寒さが拍車を

掛けたようで色も深みを増してきました。昨年に比べると葉の大きさが若干小さいように思

いますがそこは失敗を重ねた4年目余裕を持って見守れます。

時には朝出すのを忘れて一日中物置の暗い中というドジもしましたが頑張ってくれていま

す。12月までにあと一息、晴れの舞台は近いよ。(一人ではしゃいでどうする)



芸術の秋

2010年10月25日 | 趣味
秋たけなわというのは今頃のシーズンをいうのでしょうか。

この芸術の秋に2つの作品展のご案内をもらいました。どちらも私にはこなせそうもない

作品展です。



会場一杯に皆さんの作品が並んでいます。花の持つ特徴を生かして活けられています。

私は庭に咲く花しか扱えないけれどこの会場に並んでいる花は正装をしているように見られ

ます。師範の方は友人のお姑様で高齢にもかかわらず力強い作品でした。事を極めると年齢

などものともせず魂があるのですね。着物を素敵に着こなされていて格好良い。



次は油絵展です。今回27回を迎えるほど長く続いている絵のサークルです。





毎年楽しみに訪れています。長く続いている会員の皆さんの作品もそれぞれ個性がはっきり

してきて絵の持つ主張性が感じられます。友人も4点出ていてゆっくり鑑賞してきました。

指導されているのがこの会もやはり高齢な先生です。真ん中の絵が先生の作品です。

色が洗練されてとてもお年を感じさせません。ここでも積み重ねの強さを教えられました。


自分にはどちらも手の届かないものですが、一生懸命に仕上げている心は充分に受け止める

事が出来ました。頭も心も充実感一杯。

集中してみて来た会場の外は秋の陽射しで開放感一杯、私も芸術の秋を満喫して来ました。















力強い花達

2010年10月19日 | 
愛犬の散歩から帰ってくると一通りに花に水を遣ります。夏ほどではありませんがやはり

水を求める声がします。(あくまでも心の耳にですが)

秋の気配を彩る花達に目を楽しませてもらっています。

盛りをすぎたメドーセージを思い切って切り戻しをしたのが20日前ごろでしたか、何気無

いうちにこのように元気を取り戻して勢い良く咲き始めました。




同じように花付が悪くなってきたものを葉挿しにしておいたのも甦りました。



百日草は前よりもやや、色褪せはしていますが、葉っぱは勢いがあります。

季節になれば自然に咲きだす花達も少し人の手を添えてあげるとお礼の気持ちで咲いてくれ

るのでしょうか?愛おしく感じます。


此処のところすぐ風邪をひいたり、疲れが抜けにくくなってきた自分を振り返ってみて

花達のように身体のどこかを切り戻したり入れ替えて見たり出来れば良いななどとお馬鹿な

ことを考えてしまいました。

人に出来る再生法は休養、気分転換でしょうか、過ごしやすい季節になって来るのですから

さあー私もリフレッシュして頑張るぞー。 

沖縄料理

2010年10月16日 | 料理
久しぶりに会えた友人とランチに出掛けました。

かつてパッチワークを一緒にやっていたお仲間です。教えていただいた先生も一緒です。

私はとうに止めてしまったのですが先生はズーット続けておられます。

使い込んだ布を配色を考えながらコツコツと大きいものを作り上げる事。オリジナルなもの

をね。これが教えていただいた原点でした。

じみちに継続する事がからきし駄目な私ですがそれでもその頃の楽しかった事に話が弾んで

嬉しいひと時でした。

友人が見つけておいてくれた沖縄料理のお店です。



沖縄出身の親娘さんで経営しているということで、玄関先には沖縄に住んでいる弟さんの

作品のシーサーが出迎えてくれました。予約の時間より早めに行ったものですから庭を

見ていて待っていてくださいという何とも家庭的な迎え方でした。

ガーデニングが趣味という事でしたから見てもらいたいとの思いもあるのでしょうね。

ランチメニューは沖縄の定番料理です。ソーキ蕎麦、ゴーヤチャンプルー、モズクの酢の物

炊き込みご飯、アンダーサーギーも付いています。

材料は実家から取り寄せていますとの説明どおり豆腐、モズク、ゴーヤと本場の味がしま

した。といってもそう言われるとあっそうですかと納得してしまう私なのですが豆腐は

とても美味しく感じました。(こういう褒め方いけないですよね。)

オーナーの人柄もあるのでしょうが肩のこらない家庭料理をいただいてきたという感じの

お店でした。








我が家の酔芙蓉

2010年10月14日 | 
10月も中旬近くなると朝晩の気温もしっかりと秋を感じるようになってきました。

いつもならとうに咲いてもいい酔芙蓉が今年は不発に終わってしまいました。蕾は沢山

付けたのに咲かないうちにぽろぽろと落ちてしまいます。

真っ白に咲いて、翌朝はピンクになりそしてそれ以降は臙脂色になっていくという過程を

辿らず儚いというか悔しい終わり方をしてしまいました。



いくつか咲いた花も白とピンクが一緒といった状態です。

はじめっからこのような花と思えばそれなりに見られるのですが酔芙蓉を待ち焦がれていた

私としましては残念なりといったところです。

夏の気候の所為ばかりではありませんでした。よく見てみたら、害虫に芯を食べられていた

ようです。若葉の頃はせっせと虫をとっていたのですが芯をやられていては・・・・・



大きく繁っている柿の木の(これも今年は全然実をつけていません)隣で害虫にやられて

可愛そうな事をしました。

その年に咲かずに失敗したら次の年を楽しみにしましょうが私的な花への思いなのですが

今年はチョッピリ悔しいなー。




孫の運動会

2010年10月09日 | 家族
お天気が危ぶまれる中、保育園の孫の運動会に行ってきました。



園庭を使っての小さなフィールド、園児達よりも応援家族の方が多いという何とも和やかな

運動会です。入園してから一年、こんな小さいうちから預けられてと老婆心ばかり先にたっ

てハラハラした一年でしたが、子供の逞しさというのでしょうかお友達の中に入って楽しそ

うに参加(?)しています。ばあばの一方的な杞憂でした。

ブログに撮りたくて覗くカメラのレンズが曇ってしまいます。Tくん、しっかり成長してい

るね。ばあばもずっと見守っていくからね。

親の立場とはまた違う何ともジーンとくる温かい感動でした。










酔芙蓉

2010年10月02日 | 
昨年、車で出かけた時に通りかかった道に一杯に咲いていた酔芙蓉にまた出会う事が出来ま

した。我が家の庭に植えてみようのきっかけになった酔芙蓉です。

今年も見事に咲いていました。



距離にしたらどのくらいでしょうか?100メートルいやもう少しあるかな?

高さも十分、密集度も立派。時間は朝の9時少し過ぎでした。

夜のうちに咲いた花の色がまだ白く残っています。時間が経つとともに薄ピンクから

濃いえんじ色に変わります。花が酔って色が変わる、一夜花なんという艶っぽい花でしょ

う。我が家の花はまだ蕾状態。開花を待ち焦がれています。


そういえば去年手入れをしていたおばさんがこれはビックリするくらい大きくなっからねー

といっていた通り小さな苗木だったのがビックリするくらい大きくなりました。




蔵の街で人形展

2010年10月01日 | お出かけ
人形作家の福田朝子さんの作品展が蔵の街川越で開かれるとの案内をいただいたので

友人を誘って出掛けてきました。

5月にあった小川町の埼玉伝統工芸館の時と違って川越の蔵をギャラリーにしてのこじんま

りとしたところでしたが作品の一つ一つが身近に見られて(彼女の言う後姿もみて欲しい)

とても満足のいく作品展でした。人形作りに興味のある友人は福田さんの作成工程の説明を

熱心に聞いていました。お家の中は作品に囲まれているのでしょうね、との友人の問いに

いいえ、作り終わったらそこで私の手は離れているのでそのまま包装して箱にしまいます

家の中には一体も飾ってありませんの言葉に彼女の人形作成に込めた30年続いてきた人形

作家としての気概を感じました。そんな強さを微塵にも見せない穏やかな表情、人形の一つ

一つに彼女の心が入っています。

福田さんすごい、友人として端くれにおいていただいてとても誇りに思います。




生憎の雨の川越散策になってしまいましたが、しっとりとした蔵の街の風情も良いもので

す。満足感一杯の一日でした。