久しぶりのお出かけです。しかも気の合う友人との桜の名所巡りです。
家の回りにもこの時期は桜満開で一人で眺めていても声が出てしまうほど満足していましたが仲間で行けば楽しさはまた別です。
何回訪れても感動する長瀞の桜のトンネルです。いつもは桜の木と同じほど飾りつけられた提灯が今年は自粛のせいか見当たりません。
同じく屋台もありませんこちらは平日の事もあるのでしょうが、桜そのものを鑑賞できてこのままずっとしてほしいほどです。
並木に沿ってれんぎょう、ぼけ、はなもも、椿、水仙とこれも桜に負けじとばかりに咲いています。
近くに住む人に法善寺のしだれざくらが見ごろと教えてもらって寄って見ました。
桜を充分堪能して次に向かったのはこの時季だけ庭を公開しているという原三渓の別荘です。
知る人ぞ知る場所なのに皆さん良くご存知なのですね、結構の人達でした。
広い敷地に贅を尽くした庭の作り、自然と年数を重ねた木々の程良い佇まいに昔のお大尽の暮らしに思いを馳せます。
お金を遣うというのはこういうことかと一庶民の私はため息をつきます。
ここのところ被災地の方達の事が何となく心に残って出かける事を控えた生活を送っていましたが桜の花の一年じっと耐えて
この時季にいちどきに咲く力強さをもらったような気がしました。
やっぱり春は人に元気を与えてくれますね。嬉しい桜めぐりでした。