震災より一週間が経った午後2時46分まだ見つけられない被災者の方々を思い黙祷を捧げる。
毎日のように流されるTVや新聞の情報に胸が傷みますが一週間経っても家族がばらばらのまま不自由な生活を送られている方達を思い
いまさらながらの被害の大きさになす術のない現状に心が重いままです。(救援隊の方達の必死の活動には感謝の気持ち一杯ですが)
自分に出来る事は何かと考えて、必要最小限度の生活を送る事と自分で決めてこの一週間を過ごしました。
計画停電で2度ほど電気のない夜を過ごしました。ローソクと電池だけの真っ暗な時間を心細くはありましたが被災者の方々を思えば
何のこれしきと過ごせます。待てば明るくなるのですから。
18日は彼岸の入りでもありましたのでお墓参りに何時も誘い合っている義妹に出かける日を決めようと電話をしましたらこの時期だから
電車を使ってくる事もないと言ってくれました。代表して行ってくるからとも。舅、夫、娘がねむっていますが心に残りますが今回はお仏壇
にお参りする事にしました。ここでもまだ見つからない家族のことをおもえばお仏壇にお供え物をしてお迎えできる有り難さを感じます。
お仏壇を綺麗にして花を飾りり入りのおはぎをお供えしました。
夫は非常時に備えていつも揃えている人でした。私はそれを見ているだけ。
さすがにのんきな私も改めて非常袋を見直してみました。揃え始めの頃は何回か入れ替えはしていましたが最近はトンとしていません。
この機会に夫に背中を押された気持ちで自分なりに揃えなおしました。これが役に立つと言うような事は遭って欲しくはありませんが
準備して置けば心強いものです。
近くに住む息子も今度の5月連休に我が家の点検をしてくれるとの事。無駄な家具を整理して何もない部屋を用意すると言うのです。そこ
に休むようにとのこと。大きなお世話と思うのですが今回の震災のあとでは素直に親切と受ける事にしました。
一人暮らしは心細い、不安、この言葉に甘えていました。家を守ると言う事は万全を期しておくということ。強くならなければいけませんね。
この震災で教えられました。そしていつも見守っていてくれる夫にも。