秋の雲

つい先日までの夏の陽気が思い出せないほどの涼しい秋の到来になりました。

冷たい雨に降り込められて散歩が出来なかった愛犬を連れて二日ぶりに雨上がりの夕方の散

歩です。恵みの雨です。道もしっとりと落ちついています。

何気なく見上げた空の雲の表情に一瞬圧倒されました。



実をいいますとこの写真は私が圧倒された雲と少々違うのです。あまりの素晴らしさに

散歩を途中で止めて家にカメラを取りに戻った１５分程の差があります。

見た時の雲には、薄紫と薄緑色のすじが入っていてとても幻想的でした。

それでも自然のもたらすスライドショウーに暫し見とれてしまいました。


嬉しくなって少し脚を延ばして田んぼの方に行ってみました。




稲が少し色ずいて遠くに赤城山が見えます。雨がもたらしたせいもあるのでしょうか

心落ち着くいい景色です。

満足感に浸っての帰り道、空を見上げたらもうすっかり先ほどとは違う優しい雲の表情に

なっていました。

いつの間にか秋の気配に

何かと忙しさに追われてすっかりブログご無沙汰してしまいました。

我が家の庭も手入れも何もせずほっぽりぱなし一つ何かがあるとそれだけにしか目がいかず

困った性分です。

ようやく一段落して庭を見ると何時の間にやら花達が秋の準備をしておりました。

ご近所の方にいただいたデュランタが秋の陽射しを受けて揺れていました。メドーセージに

似た深い紫色をしたお気に入りです。



こちらは去年買い求めた酔芙蓉ビックリするほど大きな背丈になりました。

あと何日か程で幽玄な花が見られそうです。



庭に出て花をゆっくり見ていると心が癒されます。



４月に剪定をしたポインセチアもしっかりと繁っていてくれます。

そうなんです、これから４０日～５０日ほど短日処理に入ります。３年ほど経つと色付けが

難しいと言われておりますがどうでしょうか？根気のいる作業に入ります。

といっても夕方５時ごろより翌朝の８時まで暗いところに置き日中、陽に当てるだけのこと

なのですが。（園芸家の方の単調な作業の成果に感動する日が来ます）のうたい文句に

勇気付けられて昨年はその感動をもらいました。今回はどうでしようか？

仕上げは御覧じろです。


９月２２日スタートです。皆さん応援してくださいね。

恵みの雨（えこ贔屓）

この夏の異常な暑さで我が家の花達はすっかり傷めつけられてしまいました。

朝、太陽があまり高くならないうちにと一応水遣りはするのですが、そんなのは、ほんの

付け焼刃のようで、カラカラになって喘いでいる声が聞こえるようです。



ほととぎす、千日紅、百日草、ドウダンつつじ、じっと一雨くるのを待っているようです。

それが台風が持ってきてくれた夕べからの雨、砂漠地となった地面に雨が吸い込んでいきま

す。手遅れかもしれませんが一息ついて欲しいそんな思いで庭を眺めておりました。

暫く眺めていた私の耳に花達のつぶやきが聞こえてきました。（あくまでも私の心の耳にで

すので）ご主人様は（これは私の事）我々よりもえこひいきしている花を見ているんだよ

ね。そうだそうだ？このこと？




なるほど、この花達は生き生きとしています。そうなんです。

水遣りをするときにこの子達にはチョット多めに水を遣っていました。歴然と差が出ていま

す。しかも３種類ともお気に入りときています。

同じ庭に咲く花達の小さな抵抗と読みました。ゴメンネいつも気にしながらの私の心に

花達の声が聞こえてきたのです。


涼しい秋の到来と恵みの雨が何度か来てくれますように願うばかりです。