半化粧

この花が咲き始めるとああもう夏が来たのだなと思います。

いつから庭に咲き始めたのか憶えていないのですが、その時は名前もしらなかったのです。

友人に葉が化粧をしているように見えるでしょう？それが由来とも。

また半夏生（夏至の頃に咲き始める）ともいうそうです。

調べてみました。この様に出ていました。


長文でしたが團伊玖磨さんのいわれるように私も半化粧のほうが趣があって良いなー。

この花があるだけでなんとなく夏の庭が涼やかに感じられます。

中宿歴史公園に咲く蓮の花

地元にある道の駅に時々野菜の買いだしに行きます。

道を挟んだところに中宿歴史公園があります。道の駅の買い物のあとチョット休憩するオア

シス的な公園です。（それにしては何時行っても空いていますが）

ここには四季折々の花が咲いていてちょっとした穴場です。

私も去年蓮の花が見事に咲いているのにであって嬉しい発見でした。車で通り過ごしてしま

うので地元にいながらの遅い出合いでした。去年のブログを振り返って見たらチョット早い

かもしれないのですがパステルカラーのピンクを撮りに行ってみました。

盛りはこれからですがでも見事に咲いていました。知人が蓮の花を撮るのなら午前１０時

までが勝負と教えてくれたのを思い出して曇り空の中撮ったのが次の写真です。








蓮の花はイコールお釈迦様に通じますが（私だけの解釈かな？）そのせいか何とも気品が

あって、咲いている池側から慌しく行き交っている我々を見守っているように見えました。

是非お奨めのところです。

蓼科 バラクライングリッシュガーデン

蓼科にあるバラクライングリッシュガーデンが２０周年を迎えるバスツァーに友人と出掛け

て来ました。午後から雨になるという心配しいしいの出発です。

メンバーの殆んどが女性、男性は一人っきり、何だかお気の毒。

白樺リゾート池の平ホテルでランチバイキング。もうこの頃から雨が降り出してきました。

夏になると賑わうところですがシーズン前なのでしょうか閑散としています。

ゴールデンアカシアの若芽が目に鮮やかに映ります。



メインのバラクライングリッシュガーデンはこの直ぐ先です。やっぱり雨が恨めしい。













予想通り薔薇の時期にはもう暫くというところで、肝心の薔薇の写真が撮れませんでしたが

薔薇を引き立たせるためのそのほかの花を楽しむ事が出来ました。ガーデン全体を少し

抑えた色使いで、ピンクでも葉でも大人の色というのでしょうか葉の茶色をブロンズカラー

というのだそうです。とても気に入りました。雨のせいにする訳ではないのですが写真は

諦めてその分あちこちに設けられたグッズコーナーでショッピングを楽しみました。

まあ女性が好みそうなローズティー、パウンドケーキ、ハーブ製品、バラクラカラーの

ウエアー、ガーデニンググッズ見るもの欲しくなるものばかり。

大きな袋に満足そうな人達（モチロン私もその一人）人が手に持つと欲しくなるどんな

心理なのでしょうね。雨にたたれて生憎でしたがそれでも楽しい一日でした。

写真を整理してデジブックに纏めて見ようかなーと思っています。



後記

このバラクライングリッシュガーデンを始めて訪れたのはもう何年前になるでしょうか？

あのシンボルツリーのゴールデンアカシアがまだ細かったのですから、今回あのように逞し

くなっているのを見て月日のたつのを思ってしまいました。

夫とドライブで白樺湖に来た時に立ち寄ったのです。今ではイングリッシュガーデンも

あちこちに出来ていてもっと規模の大きいのもありますがその当時の見た感激は大きいもの

でした。私がガーデニングに惹かれたきっかけになったのも此処でした。

それから季節を変えて何度か夫を誘って出掛けました。

その時に買い求めたテラコッタを今でもラベンダーを植えて使っています。

もう一つ花の種、アサリーナという品種です。こぼれ種で今も咲き続けています。

こだわりというには大袈裟かもしれませんが想い出として残そうと思います。

紫陽花と百合

朝方はなるほど入梅になったかと思わせる程の大振りな雨模様でした。

愛犬の散歩も諦めていたのですがそのうち雲の切れ間から陽が射し始めてあっという間の

強い陽射しの晴天。

我が家の額紫陽花も咲き始めました。去年の剪定が余り良くなかったのか花付きはいまいち

ですがそれでもこの季節は私が主役とばかりに存在感を示してくれています。





同じ枝に付いているのに微妙に色が違います。七変化といって色が変わっていくのも

特徴なのですが始めから色が違うと言うのも面白いですね。



この強い陽射しに刺激されたのでしょうか？

百合の花も一気に咲きだしました。これは去年パティオの百合が終わって球根の掘り起こし

のときにご自由にお持ちくださいの知らせで貰って来て植えたものです。

真っ盛りに咲いていた時に友人と写真を撮りに行ったあの炎天下の暑さを思い出しました。

広場一面、夏の空にむかって咲き誇る強さをもらって来ました。

この小さな庭でも結構インパクトがあります。

赤堀花菖蒲園

関東地方も今日から梅雨入り宣言になりました。

この時季に相応しい赤堀花菖蒲園に友人の運転で出掛けてきました。

その前に美味しいと評判のお蕎麦屋さんに寄って腹ごしらえ。チョット寒かったけれど

楽しい会話に弾みながら美味しくいただきました。






天気を気にしながらの菖蒲園でしたが、小雨も又一役買っての良い散策になりました。




こんなに沢山の花菖蒲を見るのは始めてです。いつもながらもう少し写真の技術があったら

と思いながらも撮り捲くってしまいました。

菖蒲の引き立て役のようにひっそり咲いている紫陽花にも風情を感じてしまいました。


　　　


若い時は花の好みも鮮やかに咲くものに惹かれていたように思います。例えばひまわり、

大輪のバラ、カサブランカ等それだけ自分もエネルギッシュだったのでしょうか。

今は？ですか我が家の庭を浮かべても可憐に、ひっそり、とか色もブルーや白とかに

心癒されるものを感じます。今日の紫陽花、菖蒲の色もそうです。

元気が無くなったとは思いません。年齢を重ねていって何に心癒されるのかが判ってきた

のだと思いたい。変わっていく自分も好きだなー。

この頼もしきすぐれもの

梅雨に入る前に庭の芝刈りをしなければと気になっておりました。

２０年来使い続けていた電動芝刈り機がいよいよ動かなくなってしまいました。

毎年油を挿したり、刃を取り替えたりと愛着はあるのですが、どうしても動かないので

この際エイヤット買い換える事にしました。



手動式のもあるのですが、時間が掛かるのと疲労感を考えるともったいながり屋の私と

しては結構英断でした。





一時間もかからずこの様なさっぱりとした庭を前にするとこの選択は間違ってなかったと

満足感に浸る私です。

本音を言いますともう手動式で頑張る気力も勇気もありません。年々苦痛になってきている

芝刈りに目下のところ頼もしき優れものの芝刈り機様様です。

芝も雑草も一緒くたの庭なのですがこの様に一見芝だけの庭にしてしまうのですから

たいしたものですね。

マイガーデン

今年はカンパニューラで、目も心も充分楽しませてもらいました。

庭のあちこちに植えたものですから垣根越しにご近所の方が嬉しい声を掛けてくださって

育てた親としましては何とも心嬉しい気分になりました。

片付ける前にまだ元気な花達を切花として差し上げる事にしました。最後の力を今度は

皆さんのお部屋で楽しんでいただければと、有難うねと言いながら小さな花束を作りまし

た。我が家も何箇所にか飾りました。



本当に小さな粒状の種がこのように育つのですから植物の生命力の強さを感じました。



お隣さんとの境のブロック塀越しに植えたクレマチスが今度は私の出番とばかりに

可愛い花が開き始めました。去年はようやくついたばかりの蕾が、虫の被害にあって

可愛そうな事をしてしまいましたが、３年目になる今年は元気に沢山の蕾をつけてくれ

ました。クレマチスは沢山の品種がありますがこれはプリンセス・ダイアナといいます。

名前と花の可愛さに惹かれて植えたものです。




小さな庭ですがそれでも次々に色々な花が私の心を癒してくれます。

焦らず、大きな期待を掛けすぎずに、それぞれの花の性格をみて、丁寧に手入れをして

あげよう。


あら、これって子育てと同じじゃないの、振り返って私、そうして来たでしょうか？反省しきりです。