田舎都会からの便り

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赤倉岳②・樹氷かんじき散策2014・4・1

2014年04月04日 03時35分38秒 | 山登り・散策の話

赤倉岳・樹氷かんじき散策2014・4・1

青森県北八甲田・標高1548m赤倉岳

山頂中腹の樹氷を見るために登った

高齢の方がスキーで登ってましたが

急傾斜になると かんじきは近道ができ早い

下りは反対に 大差がつく 

 

山登り初級者の私は 天気がよければ前進

荒れたら戻る方式

安全第一の物見遊山登山は 私にはピッタシカンカン

真冬期は ゴジラのような怪物が揃い踏みなのでしょうが

樹氷の見頃は過ぎたよう

 よく耐えた 感心させられる光景です

太陽の光が雲で遮られると

風雪で荒れた地は 怖さを教えてくれる光景に変身します

写真では捉えることはできないが

強風の冷たさは想像以上です

標高1000mを超えてからの風は

肌を針で刺されているような痛さを感じました

この日は 普通の帽子だけでは大変でした

山頂まもなくですが 

登山初級者の私はここで退散することにしました

追いぬいた山スキーの高齢者が登って来ました

山を知り尽くしたベテランの方ですが 

強風には苦戦のよう

風の通り道

吹き付ける風の演奏は

心地よいそよ風のとは程遠いメロディーでした 

晴れてたのでスイスイ下山できラッキー

吹雪だと方角も不明になり 経験不足の私には無理

山を甘く見るな 教えられました 

ガイドさんが案内する8人パーティーが登って行った

赤倉岳から箒場岱スキールートを下るのでしょう 

風の創るスキー跡

私の登りでつけたかんじきの跡は 

消されている部分も多く 風は消しゴムのよう

かんじきの跡に頼り過ぎるのもダメですね

出会った高齢者が地図を読めれば大丈夫なんですよ

でも私は地図の読み方をマスターしてないので・・・ギャフン

パーティーが登っていく しかし距離がマバラになりつつ・・・

翌日 登った方からお話を聞くと 

風が強く ガイドさんは中腹で引き返す決断を下したそう

その方は 「天気が良いのに 残念で残念で残念で・・・」

遠くから来ているのか 落胆している気持ちは大きそう 

仲間に私のような初級者がいたのでしょう

安全第一のツアーガイドさんの決断も 辛いことでしょう

宿の情報によれば 当日は風速30mだったらしい

諦めのつく風速です

かんじきを履いての山登りは ゼロ

山スキーを楽しむ方ばかりです

オッ かんじき登山?NO 写真を撮る人

南八甲田 標高1339m横岳

峰を左に下がった辺りに酸ケ湯温泉があります

岩木山

私はまもなくロープウエイ山頂駅に着きます

赤倉岳の山頂を見ると 

山スキーを楽しむ高齢の方が到着したよう

夏山登山だと簡単に登れますが 

強風の影響で難儀されたよう  

冬山を楽しむことは 天候次第

油断大敵 あらためて知らされました

それと デストロイヤー帽も必要品 

 

明日は厳寒の八甲田ロープウエイ山頂駅付近を紹介します 


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