北アルプス・唐松岳後編2014・9・28
長野県・白馬連山 標高2696m唐松岳
山頂付近にはコマクサなどの高山植物が豊富だそう
唐松頂上山荘から右の方へ行くと人気の五竜岳があります
山頂からの登山道は
北アルプスの山々を縦走できるよう整備されている
谷間から湧きあがって来る雲の動きは
時を忘れる不思議な変化を繰り返します
山荘の高台からは 日の出と雲海が楽しめます
カメラマンのいる場所は
白馬の山々と深い谷を撮るスポットです
雲上は標高2814mの五竜岳
山荘から眺めた唐松岳・山頂
五竜岳登山道から眺めた光景
左が唐松岳 右奥が白馬の山々
山荘は眺めの良い場所に建てられています
このため風当たりは想像以上なのでしょう
屋根を守る重しは 単純なものですが効果満点のよう
山荘泊まりの魅力は 夕陽と朝日を楽しめること
夕陽に染まる白馬鑓ケ岳
雲上は五竜岳
唐松山荘は標高2620mに建っています
山頂との標高差は わずか76m
山頂へは15~20分で到着できます
私が初めて山荘泊まりする理由は
北アルプスの夕陽と朝日を眺めるためです
山荘からは富士山も見えました
日の出は5時40分頃らしい
しかし 5時前から いまか いまか と待っている
ここは山荘の裏手の山です
ここにするか 山頂にするか迷います
私は朝日が出てから山頂へ向かうことにしました
富士山 私のデジカメでは この程度の写真しか撮れません
五竜岳
唐松岳・山頂 右が岩場の難所・Ⅲ峰
雲海
山頂をパスしたカメラマンの狙いは
朝日が赤で染める白馬三山や鹿島槍ヶ岳
山頂組
日の出 午前5時40分
この山には八方屋根を通ってきました
私が登った時は 半袖シャツだけでOKでした
その八方屋根
今は積雪が20cmを超え 吹き溜まりは40~50cmあるそう
あっという間に冬景色になったよう
朝日に染まる白馬の山々
唐松岳山頂から白馬鑓ケ岳間には
険しい岩場が連続するという
縦走してきた方の話によれば
体力の要る岩場で 一歩間違えれば・・・・・
油断できないコースのようです
朝日に染まる左・白馬鑓ケ岳と右・白馬岳(しろうまだけ)
はくば村 なのに しろうま岳 不思議
五竜岳
山頂にいる登山者の眺めているのは 剱岳が多そう
北アルプス・立山連峰 剱岳
標高2999m 上級者でないと無理なよう
五竜岳の左に富士山が見えます
スッキリハッキリは 運次第
昨日に続き 山頂へ
山荘から山頂まで15分ほどなので とても便利です
右の五竜岳へは山荘から牛首を超え そして下ります
鎖場や岩場があり 油断禁物だそう
泊まりの登山者で私のように山荘から引き返す人は少ない
引き返しますと言ったら 「もったいない」と言われました
立山連峰方向
白馬鑓ケ岳へ向かう青年
岩峰の上り下りが待ち構えています
トントントン 若者の足は軽快
「若いうちにたくさんの山を経験したい」
休みを有効利用して登っているという
下山開始
AM 7:00
チングルマ
生きる ガンバル
白馬鑓ケ岳などを眺めながら下山
天気が良いと 気分爽快
悪天候だと 悪戦苦闘
前方 丸山ケルン
丸山ケルン通過
AM 7:30
AM 7:30
たくさんの山が目に入ってきますが
山の名は チンプンカンプン
山頂から1,4km下りました
振り返る 丸山ケルン方向
山頂の周りは岩峰ばかりでしたが
八方尾根まで下がると 紅葉を楽しめます
小さなお子さん連れの家族は
丸山ケルンや雪渓から戻られ方も多いという
八方池付近は湿原などの自然散策路が整備され
丸一日楽しめる広大な面積です
白馬鑓ケ岳は 目の前に雄姿を見せてくれます
まもなく八方池に到着します
水面に映る白馬三山が人気のスポットです
AM 8:16
白馬三山 左から鑓ケ岳・杓子岳・白馬岳
「白馬の山々は一日中眺めていても飽きることはない」
とも言われているそう
AM 8:16
標高2903m白馬鑓ケ岳
登山道には高山植物が咲く誇るそう
下りには名物の鑓温泉があります
登ってみたいが 山荘泊まりをしないと行けないので
私には無理なよう
標高2812m杓子岳
白馬三山の中央の山は巻いて通過する登山者が多いという
標高2932m白馬岳
今回 大雪渓を登り この山の山荘に泊まる予定でした
しかしタイミング悪く 目的の大雪渓はほとんど解けていました
このため変更して唐松岳に登りました
でも 大正解と思ってます
白馬三山の雄姿を思う存分目に焼き付けることができました
今回 山頂に立つのは周りの山々を眺めるため
という登山者が多いことを教えられました
白馬岳(しろうまだけ)山頂には
大勢の宿泊者を収容できる山荘が二つあるそう
人気の山は 容姿も好い
八方池を眺めながら下山
八方池分岐通過
AM 8:24
登りは尾根コースを利用
下りは八方池に挨拶することにしました
水面に映る三山は美しく
絵を見ているような気分にさせられました
ここにいると 時間が止まる
そんな感じがしました
年齢もストップしてくれれば・・・言うことなしなんですが
水面に映えるグループの列は
日本人の礼儀作法を守る律儀な光景にも見えました
人が見える場所 そこが白馬三山を眺める絶好スポットです
天候に恵まれると 足取りも軽くなります
元気の源は 晴天
登山口到着 まもなく
登山口到着 下り2時間10分
AM 9:10
リフト乗り場