田舎都会からの便り

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ウペペサンケ山・糠平富士・後編

2014年08月18日 03時15分15秒 | 山登り・散策の話

ウペペサンケ山・糠平富士・後編

昨年秋2013年に2013mのニペソツ山に登った

山頂から目の前に見えたウペペサンケ山・約2kmの頂稜は

私を招いているように見えたので初挑戦した

9回連載で紹介します

来年登山を予定されている方の参考になれば幸いです 

稜線歩きは気分爽快

天気が良く 無風だから

ガスったり 強風の場合は大変そう

AM 9:05

糠平湖の眺望 回復せず

期待できそうにない

上り下りの繰り返しはきつくはない

上りあり下りありは 筋肉への負担が少なく 助かります

生きる 何としても生きる

そんな思いが伝わってきます

背丈を低くしたりなど 知恵の遺伝が

厳しい気象条件に耐えられるようにしたのでしょう

風が無いと 進みやすい

それに体力消耗が少なく 助かります

昨日は強風だったという 運も味方してくれました

AM 9:18

ハイマツが縄張りにできない場所は

山野草が陣取りしています

雑草も降参する土質に咲く花は 強し

後続の一人登山者が見えました

今日は私たちだけかな と思ってましたが ホッ

AM 9:20

AM 9:35

追い抜いた方は 函館からの来た高齢者でした

同じ道南のよしみ 登山談義に花が咲きました

私たちは今回の目標は糠平富士なので

ゆっくり登山です

大先輩は健脚 走るようにして前進してます

目指すは本峰だそう

私たちの得意は 休憩

AM 9:45

 

この山は 想像していたより登りがきつかった

1600mピークに着くまでエネルギーが要る

気温高く 太陽の笑う日は 要注意の山に思えた 

そのピークを振り返る

高低差はさほどないが 距離が長い

山頂到着 登山口から4時間40分

写真を撮ったり 休憩を長くとったが

それにしても時間がかかり過ぎました

AM 9:50

安全登山を祀る社が 迎えてくれました

小さくても 錆びていていても 

キラリと輝いて見えました

タウシュベツ川橋梁 残念 見えず

お隣のニペソツ山も 残念 ぼんやり

本峰方向

峰を2時間ほどで往復できそう

そこから西峰までは すぐ

ニペソツ山を加工した写真です

2013年の記録 興味のある方はご覧下さい

ニペソツ山・前篇 登山口から山頂

ニペソツ山・後編 山頂から登山口

本峰・西峰方向

何度見ても 見飽きない光景です

本峰の道は ニペソツ山を右手に見ながら前進します

タウシュベツ川橋梁方向

加工してみましたが 残念 見えず

 

下山開始

AM 10:05

晴れているのですが 遠景がイマイチ

まずは トンガリ帽子のピークが目標です

山頂の両サイドの斜面は きつい傾斜

樹木を生えさせない寒風が 

下から突き上げてくるのでしょう

自然の為す厳寒は 想像以上なのでしょう

尾根歩きの無風はいいね

この日 私は半袖シャツ1枚でOKでした

何回も 振り返った

山並みの光景が印象に残る山です

願わくば 空気の澄み切った日に登りたい

AM 10:31

山頂からここまで33分

AM 10:38

年配者の方が登ってきました

以前・糠平富士で戻ったので 

今回は本峰と西峰に登るという

暗くなる前に登山口に戻りたいらしい

AM 10:33

健脚の男性は早足

アッという間に 次のピークに到着

AM 10:40

健脚者の歩き トントントン

私たちの歩きは トボトボトボ

違いのわかるビールに似ています

菅野温泉分岐まど戻りました

今は通行禁止のようです

13種類の源泉かけ流しのかんの温泉は

今月19日に日帰り入浴から営業再開するという

9月には宿泊棟も再開するようなので

登山道の禁止解除も近いのかも知れない

2007年の記録

   かんの温泉 

       十勝管内・鹿追町  かんの温泉

          然別峡谷にある一軒宿

    

 昭和20年建築の木造湯治棟が秘湯をイメージさせる

      

    当主が2年がかりで造った露天風呂が自慢

         湯舟の材料はイチイの木

      

         ランプの笠が情緒を誘う

      

    源泉が7ケ所というのもファンにはたまらない

      

    洞窟風の風呂には3種類の源泉  

      

        バラエティーな内湯 楽しさ倍増

      

      効能ありそうだが 鹿追町は遠いねえ

 AM 10:50

菅野温泉コースの登山道跡はハッキリわかります

踏み跡が残っているうちに復活してほしい

2008年の記録

      鹿の湯  

  十勝管内・鹿追町 かんの温泉の近くにある「鹿の湯

          鹿追の街から25km

    管理棟と駐車場に隣接してキャンプ場がある

     キャンプ場を抜けると あと100mの入口

      

     ユウヤンベツ川を見ながら平坦な道を進む

       

           川にせり出した鹿の湯

       

         石積みの風呂 41度位の適温

       

       川沿いには 10ほどの源泉が湧き出ている

        手前が岩盤をくりぬいた「夫婦の湯」   

        

     峡谷の流れを見ていると 時間の経つのも忘れる  

        

       湯舟の上流は静かな流れ 下流は荒々しい

        

振り返る

山頂からここまで55分 人間の歩きも早いなあ

AM 11:00

標高1600mピークに前進

見た目は急登ですが やさしい上りです

ピーク到着 振り返る 山頂から1時間5分

ウペペサンケ山は台地のような形

この形と360度のパノラマが魅力なのでしょう

1700m小ピークあたりで 

運が良ければナキウサギに合えるらしい 私は残念賞でした

AM 11:10

糠平湖とタウシュベツ川橋梁跡 

ボヤッとした光景はスッキリせず 運に見放されました

中央右・標高1400mピークへ向かいます

下りて 上る もったいない歩きです

振り返る 

下りは早い テッペンからここまで30分

AM 11:40

倒木の下を潜ると 思いがけなく難儀します

超えるのは簡単そうに見えますが ・・・

丸太の上にも3年でしょうか 

何を考えているのか 動かず 驚かず ひたすら静止

PM 12:07

水場到着

PM 12:30

登山口到着 下りに要した時間2時間45分

この日出会ったのは2人 いずれも男性のひとり登山でした

この山は 気温の高い夏場は敬遠されるのかも知れない

1600mピークまで上れば あとはスイスイスイです

夏場 そして体力を考え 

今回は無理せず一等三角点の糠平富士を目指しました

PM 12:50


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