除夜の鐘と水垢離
大晦日 除夜の鐘を聞きに出かけた
ゴーン ゴーン ゴーン
おかしいな まだ除夜の鐘としては早すぎるなあ
PM 11:40
函館夜景を眺めながらの鐘突き
風情が最高
心身ともスッキリしそう
この寺の仕来たりは 午後11時から鐘を突き始め
年の変わる零時までに終え 水垢離をして新年を迎える
AM 0:00
この日は 気温が高かった
このため水垢離する方は 余裕綽々に見えました
被る水は 氷りの針のよう
AM 0:04
水修行 長く感じたが 時間は短かった
AM 0:08
除夜の鐘の慣わし 寺によりいろいろなんですね
AM 0:10
昨年2月3日に行われた水垢離の記録です
毎年 豆まきの日に行われます
水垢離(水ごり)・妙心寺
函館市・谷地頭町 日蓮宗臥牛山妙心寺
函館山(臥牛山)の麓の高台にあります
写真 真ん中やや右の寺院
函館地方の3日は 冬型気圧配置で氷点下3.4度
準備する檀家さんは 寒さの中奮闘
桶の水をのぞいたら スガ(薄氷)が張ってた
冷水というより 凍水のようでした
法華経の行事は 太鼓の響きが開始の合図
毎年 節分の日に水垢離行事が行われ
豆まきも人気 高齢者は持ち抱えられないほど拾えます
たのもしい7人 修業で慣れているよう
寒さのほうが驚いているように感じます
水垢離の場所からは 谷地頭町・青柳町・住吉町が眼下にあり
遠くには湯の川温泉街が眺望できます
法華経の修業開始
凍る冷たさの水は
氷のように落ちてくる
修業の水は 舞い上がるから不思議
舞い上がり 踊ったあとに 落水
修業道場の水垢離 今年は男性7人
檀家以外の見学者は 私を含め指折り数えるだけでした
伝統行事として長く続いてほしいと願うひとりですが・・・・・
今年の水垢離は終わった
念じた 無病息災の年になることでしょう
後片付けに精を出す檀家さん
この鐘突き堂から徒歩2分先は 函館八幡宮です