田舎都会からの便り

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冬の殿さま街道散策2013

2013年12月20日 03時01分17秒 | 山登り・散策の話

冬の殿様街道散策2013

北海道も最近 古道散策が静かなブームの感じを受けます

私の住む道南にも 楽しめるコースがたくさんありそう

写真の本は北海道函館開発建設部が

平成5年に監修した「道南の道ロマン」です

これに記されているひとつ松前街道を

山仲間の案内で歩かせていただきました

2013・12・19の記録を紹介します

福島町千軒地区から眺めた標高1071.6m大千軒岳

松前藩主が北斗市や箱館近辺の鷹場に通った道は

この麓にも殿様街道として残っています

散策は 大千軒岳登山道入口の国道から約1.5km地点

一周 4650m

AM 10:00 出発

 江戸時代の街道で松前から箱館まで27里

福島~知内が一番険しい難所だったという

AM 10:33 

街道は松前藩以前から和人が利用していたらしい

熊に襲われることもあって航路に頼る人も多かったのでしょう

この日は 鹿の足跡を多く目にしました

尾根に上がると 千軒の峰々が眺められます

枯れ葉の落ちた木々は 

素晴らしい光景をプレゼントしてくれます 

伊能忠敬や土方歳三も通った道には

幕軍勇士の激戦地砲台跡もあります

 AM 10:48 

砲台跡

晴れてるとやさしい顔を見せる大千軒岳

千軒平の咲き誇る山野草お花畑は 登山者の魅力スポット

AM 11:00  

旧国鉄・松前線跡への分岐

AM 10:10 

私の冬山歩きは 長靴にかんじき 昔風です

指導者さんたちに長靴姿は ゼロ

雪まくりや小さな雪崩に注意しながら前進

AM 11:15  

指導者の案内がなければ 初級者の私は迷ってしまいます

山仲間に連れてってもらうのが 一番の安心です

旧松前線跡 

茶屋1110m・茶屋沢170mのトンネル跡がありますが

写真のように頑丈に閉じられてます

 

松前線は 昭和17年開通 昭和63年廃止

茶屋沢鉄橋が二つ残り 街道歩きに利用されています

急峻な下りはロープ頼ります

AM 11:45 

 

近くには砂金山があり 

ゴールドラッシュに沸いた時代もあったそう

AM 11:53   

 

枯れ葉の積もった崖

こういう枯れ葉雪崩が あちこちで見られた 

峰への登り返しは きつい 

九十九折りの道

PM 0:24 

 

ブナの巨木に到着 

樹齢200年 高さ24m 

PM 0:30 

 PM 0:42 

天候に恵まれた

積雪も少ない

恵まれた散策は 気分良く歩けます

 

 茶屋峠

 

 PM 1:04 

小さな 川の流れのように を眺めながらゴールへ前進 

出発点到着 所要時間3時間20分

昔道には 苦節の歴史があり生活の知恵も隠されている

何回も繰り返し道を踏まないと 教えてもらえないよう

PM 1:20 


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