田舎都会からの便り

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雄鉾岳・前編2011・10・26

2015年12月04日 02時58分44秒 | 山登り・散策の話

 雄鉾岳・前編2011・10・26

 

 北海道八雲町 標高999.3m 雄鉾岳(おぼこだけ)

10月26日に登った記録をシリーズで紹介します

八雲町中心街から15km山間に入ると「おぼこ荘」がある

そこから砂利の林道を約4kmの所に登山道入口があります

自宅を車で出発したのが午前5時 到着は午前7時過ぎ

リーダーの注意事項は 聞き逃せない

この山は中級向きで 比較的難しい山だそう

「慎重に歩く」「時間をかけて登る」「安全第一の登山」・・・

大勢を引率する気苦労は大変

案内するリーダーや指導者は 

責任を背負っての登山になります

準備運動を終え 出発

AM 7:30

きのこ 食べても大丈夫?談義に花を咲かせ 前進

縦に切れた断崖の紅葉は 壁画のよう 

落ち葉の道は フカフカ

道が狭いので 足元注意で前進

鉛川 谷底は深く 落ちたら大変です

前半は沢歩きです

初級者には苦手な道 

疲れないよう ゆっくり歩を進めます

リーダーは 参加者の一番劣る体力者に合わせたスピードで全員を引っ張ります

AM 7:47

指導者は ひとりひとりをエスコート

山仲間との登山は 安心安全です

こういう岩場は滑ります

滑らない靴底のありがたさが分かります

沢歩き 私は経験が少ない

転倒に注意しての歩きは 疲れます

雄鉾岳

北海道八雲町 標高999.3m 雄鉾岳(おぼこだけ)

10月26日に登った記録をシリーズで紹介しています

登山のベテランからは 

「沢歩きは面白い」と聞かされますが・・・

 

山仲間に同行する時は 道迷いの心配はしなくて良いので安心です

でも個人で行動するとなれば 不安がつきまとい 離れない

そういう時 赤テープや赤の塗料によるマークは助かります

川を渡渉する時の赤テープは 値千金の誘導をしてくれます

私は経験ありませんが 渡渉場所探しに難儀する山もあるという 

沢のきれいな流れには 

小魚やザリガニなどが生息している

AM 8:15 

 

沢沿いの登りは 結構なアップダウンの連続です

大きな岩石を動かす流れや岩盤を削り取る強さの水

ここは自然の美しさと怖さが同居しているように感じます

奥入瀬渓流の雰囲気に似ている場所もあります

広葉樹の森がプレゼントする自然水は ミネラルが豊富のよう

 

沢歩きは登り降りの高低が大きく 足の疲れは倍増

 

 

谷間は日当たりの悪い場所が結構多い

そういう場所は 岩に張り付いた苔の緑を楽しめます

 

運好く タイミングピッタシ 

紅葉 盛りの時節

AM 8:30

 

雄鉾岳

北海道八雲町 標高999.3m 雄鉾岳(おぼこだけ)

10月26日に登った記録をシリーズで紹介しています

リーダーが言う 「慎重に進む」 

この意味が分かります

AM 8:35 

浅そうに見えるが 思った以上に深いので油断大敵

たかが石くらいと思いますが つかまるところがなく 

危険 キケン 危険 手ごわい

渡り切ったあとの 「ホッ」とする達成感

これが疲れを消してくれる

全員が流れを渡り切るのに10分以上要しました

「安全第一の団体行動の場合は 時間が思いのほかかかりますよ」 

リーダーの教えの通りでした

靴の中に水が入ったら やっかい

登山は 装備をきちんとすることが基本 これを教えられます

流れ落ちる水は メロディーを奏でます

でも初級者の私は 前進することに集中し 聴く余裕な~~し

太陽の光が谷底にも届き始めた

水の流れは運送屋さんみたい

樹木や大きな石を 難なく運んで来ています

この日の未明に雨が降ったのでしょう

水嵩が多く 渡渉場所選びに引率者は気苦労したようです

ひとり一人 指導者が目配りして安全に渡渉させてくれます

山仲間と行く登山は 安心登山です

まだ まだ 道半ば

AM 9:00

雄鉾岳

北海道八雲町 標高999.3m 雄鉾岳(おぼこだけ)

10月26日に登った記録をシリーズで紹介しています

渡渉は 何かと気を使います

利用する置石の 滑ること滑ること

ストックを水の中に入れると 深かったり浅かったり

リーダーの注意「ゆっくり慎重に・・・」 頭では分かるが 

動作が伴わないこともあります

AM 9:00

 

巻いては下りる この繰り返しが続きます

ベテランだと簡単な沢登りなのでしょうが 

初級者は体力消耗プラス気疲れします

余裕のない動きは 普段の体力増強不足を要求されているよう

滑り落ちそうな場所は 

指導者が安全通過を手助けしてくれます

渡渉を繰り返した数は 

疲れとともに忘れてしまいました

沢歩きは疲れるが 

変化のある光景が次々と現れるので楽しい

ずいぶん遠くへ来た感じがする

しかしこの登山道は約4kmと距離は短く 

時間はかかってはいるが歩いた距離は短い

見えた 山頂が

こうなるとテッペンは近い 元気も出てくる

AM 9:30

雄鉾岳

北海道八雲町 標高999.3m 雄鉾岳(おぼこだけ)

10月26日に登った記録をシリーズで紹介しています

登山は麓にたどり着くまてが 時間を要します

AM 9:40

 

高さ100m 幅200mの岩壁

双耳峰で左が山頂 右が西峰

なぜか 西峰のほうが山頂より高い

黄葉が太陽に照らされて華やかですが 

観る余裕なく 黙々と進む

険しく見えるが 

反対側は優しい山肌と斜面

山頂が到着を待っているよう

早く来い と呼んでいるよう

優しそうな雰囲気の山頂です

何回も渡渉を繰り返すと 慣れてくる

油断の大敵は「慣れ」 これを肝に銘じて渡る

次々と現れるキノコは 

疲れを癒してくれる妙薬

笹の背丈の高いこと高いこと

登山道維持管理の大変さが伝わってきます 

感謝しながら前進

岩に種が落ちて生きる姿

ひとつひとつの顔は 芸術的です

AM 10:10


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