八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

ろうしょう ふじょう

2010年09月21日 11時53分09秒 | Weblog
新明解より。「人間の寿命がいつ尽きるかは老若にかかわりなく、老人が先に死に、若者が後から死ぬとは限らないこと」とある。徒然草を拾い読みしてると、「生。老。病。死の移り来る事」。「死はついでを待たず。死はまえよりしも来らず」。死は思いがけなくくる、とあった。昔は、人生五十年と云われたが、今は長寿になった。誕生日を境に、後期高齢者医療に、移行した。今は、病になれば、その苦痛を取り除いてもらえる。勿論負担する額も多い。個として生きているが、家族があり、仕事をしていれば、その関連に義務があり、その義務を背負っている。この歳になると、難しいことを、考えてもまとまらない。今、精神的には、肉体的には、物質的には、どんな苦痛があるのかと、自問している。
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