東松島市ファシリテーション講座第３回

２月２８日、東松島市で３週連続のファシリテーション講座の

３回目・・・最終回を実施しました。

今回は、「全員の意見を聞く会議運営」の方法をメインに、

ファシリテーションのエッセンスとも言える

お話をさせて頂きました。


○△□のゲームを行うことの意味や、

うまく行う方法など・・・・（普段は話さないのですが・・・）

今後も受講してくださる方には、

本来、ご自身で学んで欲しいので、

講師が「こうすると良い。」という話は、

ほとんどしません。


ただ、これがお逢いできる最後になるかも知れないという思いで、

多少種明かし的なお話もさせて頂きました。

また、今後に活用して頂くためにテキストも配布させて頂きました。

これも、普段は行っておりません。

テキストや、本を読んで学ぶと、

頭だけでわかった気になってしまう方が多いからです。


私の講座には、私以上にファシリテーション関連の書物を

お読みになってから、参加される方もいらっしゃるのですが、

皆さん一様に仰るのは、

「本を読んでもわからない。本とは違う。」ということです。


ですので、頭でわかるような資料はなるべく配布致しません。

受講者ご自身が、『どう感じて、どう行動すべきか？！』

を自ら気付いて行動することが大切だからです。


東松島での３回目の講座では、

コーチングの手法を使ったコミュニケーションを行って頂き、

そこからナニを感じたか？ということを体感して頂きました。


おおよそ、出てくる感想は予測できますし、

こちらで答えを用意することもできるのですが、

それは、あえて行いません。


受講生の口から出てくる言葉に価値があるからです。

そして、それらを受講生同士で共有することが大切なのです。


今回も素晴らしい言葉がいろいろと出てまいりました。

○聞かれて初めて、自分の想いに気がついた。

○モヤッ！としていたものが、論理的思考になり、答えが出てくる。

○自問自答　⇒　どん底　⇒　希望の光

他にも沢山の言葉があり、

それらをホワイトボードに書き綴ることで、

想いを共有できるのがいいですね。


受講者の皆さんの中には、

仙台にも受講しに来てくださる方もいらっしゃるようですので、

またお逢いできるのを楽しみにしております。


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