水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷解剣客商売・58」

2011-06-27 18:55:59 | Weblog


「言葉に出すと、人の真実(まこと)が却って通じなくなる」
確かに、その一面がある。
気を読み、気を配り、気を遣えるなら言葉に出さずともいい。
安心と信頼の関係が成り立つ。

だが、言葉に出さずに理解し合える人達は一部だ。
ほとんどは、言葉に出さねば、より誤解を生む。
といって、言葉で真意は伝わらない。
あるいは、一部しか、伝わらない。
近代、そして現代になるほど、言葉に頼る関係になった。

気配を読み、気配りをし、気遣いをして生活していた頃があった。
お互いを認めようとしていた、優しい生き方の時代だ。
言葉は、楽しむ為に使ったが、理解する為ではなかった。
言葉に重きをおくようになってから、理解から遠くなった。
話せば解るのではなく、放せば解るだったのに・・・
ワシも言葉遊びを意識しているが、まだまだ硬いなぁ・・・

        
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します)

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