HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

Movie I watched many times

2021年07月02日 | 映画
7月2日(金)

あっという間の一週間、という言葉を何回使ったか(笑)。
で、今年ももう折り返し。

漸く、梅雨らしい日が続いています。
風がない雨の日を家の中で過ごすのは、
晴れた日より静かな気がして嫌いではありません。

『サウンド・オブ・ミュージック』 ※クリックしてリンクに移動
原題:the Sound of Music


1965年の作品ですから、私と同い年。
この映画は大人になってから何度も見返してる映画です。

ひとことで言って、心がきれいになる映画、なのだと思います。
有難いことに、仕事で何度もザルツブルグに足を運ぶ機会もあり、
とは言っても仕事なので、バスに乗って、
サウンドオブミュージックツアー、に行く事は出来ませんが、
そもそもザルツブルグは小さな街なので、
ウォーキングしながら、ああ、ここはあのシーンの場所だ、
というところが沢山あって、それも好きな理由ではあるのですが、
やはり何より、心の浄化作用がある映画のような気がします。
時代背景的には、ナチスの侵略に対して、最終的には一家で
国外へ亡命するというなかなか難しい設定ではあります。
国を愛して家族を愛するトラップ大佐と、マリアと子供たちの
一連のシーンと、挿入される全ての音楽がマッチして素晴らしいと思います。
やはり元々はミュージカルだからでしょうか。

でも、この映画はアメリカの映画で、私の知っているドイツ人や
オーストリア人でこの映画を観た人がほとんどいなかったのは衝撃でした。
物事は見る角度は一つではないんだなあ、と知ったのもこの映画です。

でもそれを差し引いて観ても、修道院から大佐の家で住み込みで働く
マリアの純真さと、時間が経つにつれてそのことに気づき心を開いている
子供たち、そして一人で家族を守っていた大佐も最終的にはこのマリアに
惹かれていくさま。この映画のラストシーンは逃亡中のシーンで終わりますが、
マリアのいるこの家族であれば苦難を乗り切れるであろうと素直に思わせてくれて
マリアが子供たちと大佐の心を浄化させ、それを観ている私が浄化される、
そんな映画です。

心が荒んだら、また観る事になりそうです(笑)。
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