大江戸散策徒然噺 Introducing Japanese culture and history

豊かな歴史に彩られた日本の文化と歴史を紹介

漆黒の夜空に浮かび上がる東寺の塔と紅葉 A Dynamic Temple in The Nara-period Style, Toji Temple

2017年11月27日 16時17分44秒 | 行く秋の京都探訪
The trip to Kyoto this time is the end of November, the city's famous temples and shrines are crowded with people who love autumn leaves.
Toji, one of the famous places of autumn leaves, has gained explosive popularity with JR Tokai posters and TV commercials.

Let's introduce the beautiful light up of Toji Temple.
In particular, the five-story pagoda that appears in the dark of jet black is a masterpiece.

今回の京都旅行は11月下旬ということで、市内の名だたる寺社は紅葉を愛でる人たちでごったがえしています。そんな紅葉の名所の一つである東寺はJR東海のポスターやTVのCMで爆発的な人気を博しています。

その人気の理由が東寺のライトアップです。これまで何回も京都を訪れているのですが、どういうわけか東寺には訪れる機会がありませんでした。おそらく京都駅に近いので、いつでも行けると思い込んでいたふしがあります。
今回、前述のJR東海のポスターやTVのCMのお蔭で、やっと東寺を訪れてみようという気持ちになったのです。

本来であれば昼間の明るい時間帯に訪れて境内をゆっくり散策するほうがいいのですが、今回は東寺のライトアップを目的としての訪問です。ライトアップの時間帯が午後6時30分からということで、その時間に東寺に着いたのですが、すでに長蛇の列ができており、その列の長さは軽く400mを超えています。おそらく1000人以上がすでに並んでいる感じです。並ばなければ入れないので、仕方なく列の最後尾へと進んでいきました。行けども、行けども最後尾に到達しません。

さすがJR東海の宣伝の効果大といったところです。最後尾に並ぶと同時に、列は動きだし、それほど待つことなく入場することができました。入場前に塀の外から東寺の五重塔を写真に収めてみました。入場料は一人1000円です。

東寺のパンフレット
拝観券
東寺の五重塔

入場料を納めて境内へと入るや、そこはまったくの別世界が私たちを迎えてくれます。境内全体がライトアップされているといった感じです。電球のイルミネーションではないので点滅はしませんが、木々の紅葉に照射された光の色によって色合いが異なって見えます。
境内の池に光に照らされた紅葉が浮かびあがる様は幽玄そのものです。









そして圧巻は漆黒の闇に浮かび上がる黄金色に輝く五重塔です。雲一つない夜の空にひときわ光り輝く五重塔はイリュージョンの世界です。間近にみる光り輝く五重塔に一瞬、言葉を失います。現在の五重塔(国宝)は江戸時代の正保元年(1644)に三代将軍家光公の寄進によって建立されたものです。











この時期、京都市内の名だたる寺社ではライトアップが行われているようです。すべてを見て歩くにはいきませんが、ここ東寺のライトアップはおそらく一二を争うくらいの出来栄えではないでしょうか。





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