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で、昨日、お正月の夜は今年1本目の映画、再び「1ヶ月フリーパスポート」ゲットを目指すので、鑑賞マイルを貯めるのは今年からリスタートしたかったために、封切りしてからも年が変わるのを待っていた「アバター」を観に行った。
映画の日で1000円の日だからか、それとも元旦の夜、特に行くところもすることもなくてなのか、20時40分という遅い時間でさらに終映が23時40分という終電車際どい時間にもかかわらず(うちなんて最終電車しか選択肢が残っていないもん)、TOHOシネマズ梅田で一番キャパ大きいシアター1ながらかなり満席だったのには驚いた。
元海兵隊員のジェイクは、遥か彼方の衛星パンドラで実行される“アバター・プログラム”への参加を要請された。パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体に意識を送り込むことで、息をのむほどに美しいその星に入り込むことができるのだ。そこで様ざまな発見と思いがけない愛を経験した彼は、やがて一つの文明を救うための戦いに身を投じていく…。
初めて予告編を見た頃には、「ジェームズ・キャメロン監督が構想14年、製作4年、監督のイマジネーションに、ようやく映像テクノロジーが追いついての満を持した作品」がなんでこんなに変てこなややもすれば目も背けたくなるような奇っ怪な生物の物語なん!
で、なんでこんなんがラブ~♪って感じを醸し出しているのん!ありえん!ってな悪印象やったけど、しかしDisney'sクリスマス・キャロル 3Dを鑑賞したときのちょっと長めの3D版予告編を見たときに急に見たくて見たくて堪らなくなった!

シンプルで超わかりやすい定番的なストーリーなのだが、しかし非常に丁寧に丁寧に物語が紡ぎ出されていく。
パンドラという星の特異の環境や雄大な自然美、そこで生命を育む独創的で幻想的でなぜか愛くるしい動物や植物、そして先住民のナヴィの自然と共生する生き方が織りなす壮大な世界観。
「おーなんて素晴らしいんだ!」とどんどんのめり込んでいくうちに、いつのまにやら最初は「o( ̄ー ̄;)ゞううむ」だった青い人たちが美しく魅力的に見えてくるから不思議、「かれらこそ人間としての正しい生き方なのではないのか!
俺たち地球人のこの醜さはなんなんだ!ΣΣ┗(|||`□´|||;;)┛ガーン!!」

ナヴィの族長の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ←この場合、パフォーマンス・キャプチャーのモデルとして)、元兵士ジェイク(サム・ワーシントン)が恋に落ちるのだって最初はありえね~って思っていたが、ネイティリの魅力に俺もいつしかどっぷり

さらにナヴィ族のなかでも次第にイケメン・ぶ男・美女・美女じゃないの4つに区別できるようにもなってきた、「あっあの子めっちゃかわいいっ!」ジェイクが部族の一員として認められていく過程で絡んでくる、一族の男達のジェイクに対する反応も共感がもてるし、その後の変化も潔くてかっこいい、しかも彼らの身体能力と勇気はすばらしい。
戦闘による負傷で下半身が麻痺、車椅子の生活を送っていた元兵士のジェイクが、アバターによって自由な肉体を手に入れて喜んでいたときの彼の態度には違和感を感じていたが、しかしそのアバターとなったときの肉体を酷使しながら肉体的にも精神的にも成長して行くにつれ、彼が自分の両方の身体への対峙しかたが変化していくことにも唸った(バーチャルなアバターの身体が逞しくなっていくのに、リアルの方の彼の脚はどんどん細く衰えていく。)

生きるためをいつのまにか通り越して自己の娯楽や快楽のために自然を壊し殺してきた人間、自国の利益のために戦争を繰り返してきた人間、地球温暖化を食い止め地球環境を守る究極の方法は人間がこの地球からお暇することが最善の存在となってしまった人間・・・
この美しい星パンドラに持ち込まれた科学技術、武器や兵器がこっけいで、そして人間の醜悪さが際だつように描かれていて、まさに旧政権までのどっかの大きな国そのもの。
スケール感たっぷりの、そしていろいろなメッセージが込められたいい映画だったと思う。
162分間の長尺、実はイビキの大合唱だったけど、元旦のしかもレイトショーということでそれは映画のせいではないのです、ヽ`アセ(;~▼~;)アセ、ヽ`
また今年もよろしくお願いいたします。
で、新年一発目はこれでしたか!!
いい年の初めでしたね。
いびきの大合唱というのは、なかなかですねえ。
ちょっと長かったですもんね。
いやーーー、迫力の映像を堪能しました。
あの世界観を作るのは、キャメロンならではですよね。
ちょっとストーリーが凡百だったもんで、少々不満なんですが、後発の監督は、どうしたらいいんでしょう。
いい映画を見ることが出来るいい兆候ですd(*-*)b イエーイ
ストーリーがありがちでも、しかしそこを小細工で破綻させないところが
さすがです、みなうっかり駄目にしがちな部分じゃないですか。
宮崎アニメへの大がかりなオマージュ、やっぱここですかね?
建国そのものが、侵略と切り離せないアメリカ。
まして、バカブッシュが驕るアメリカをつくって、世界の警察官ならぬ世界の恐喝屋になっちゃてます。
そんな、アメリカへのメッセージですね、この映画は。
ただ、そういう批判がこういう風に出来るアメリカは好きですが。
本年も何とぞ宜しくお願い致します。
フリーパスポート、終了しました。
私もまたパスポートゲットに頑張ります!
アバター、ストーリーはシンプルでしたが。
映像は凄かったですね。
3時間弱という長さでしたが。。。。
それなりに楽しめました。
たしかにここまでストレートなメッセージを描けるアメリカって自由だなと思います。
ところで昨年1年間のスライドショー、素敵ですね。
お嬢さん達、相変わらず愛くるしい!
僕もまた来年の秋くらいにゲットできるよう頑張ります。
そのためこのアバターの162マイルはおいしいですよ(笑)
いろいろ言いた過ぎて結局何言いたかったのかわからんという映画もよくありますから
この映画のようにストレートに描いて、後は観た方で考えろってのが
潔くて大好きです。
労基法中心のブログと思えば、
たくさん映画、見ておられますね(笑)
>ネイティリの魅力に俺もいつしかどっぷり
どうしたってキモい印象の族だったのですが、
不思議と慣れてきましたね。
時代にドンピシャの、分かりやすいストーリーも良かったと思います。
最近、社労士ネタが少なくて・・・(;^_^A アセアセ…
ほんとうに時流にぴったり合った映画でした。
子供たちにも是非見て欲しいですね、そう思いました。
「でも、最終的にはアバターとして一生生き続けることは出来ないし...
どうするの!?」と思っているうちに一気にエンディングまで引っ張られて行きました。
いろいろなメッセージが織り込まれていてただの娯楽映画ではありませんでしたね。すごい見応えでした。
ほんとうに幸先よかったなあって思いませんか。
映像も構成もそしてファンタジー度も最高でしたよ。
映画の表現方法の手段としての3D、まずそこがよかったですね。