平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い955 テロの対症療法と根治療法

2017-11-02 10:34:03 | 日記
     平和への希い955 戦後73年  
   テロの対症療法と根治療法  2017.11.2.
10月31日、ニューヨークでトラックを使ったテロが発生し、8人が死亡、11人が負傷した。
昨年から、欧州各地で車両を使ったテロが頻発。
 2016年7月、仏ニースで、トラックが群衆に突入、86人死亡。
 2016年12月、独ベルリンのクリスマス市(いち)にトラック突入、12人死亡。
 今年3月、英ロンドンの国会議事堂周辺で自動車が通行人をはね、5人死亡。
   4月、スウェーデンストックホルムでトラックが群衆に突入、5人死亡。
   6月、英ロンドンで自動車が歩行者をはね、刃物で飲食店など襲い、7人死亡。
   8月、スペイン・バルセロナでワゴン車が観光客らに突入、13人死亡。
IS(「イスラム国」)が首都としていた「ラッカ」の攻防で劣勢に立ち、10月には陥落したことで、
ISに加わった外国人戦闘員4万人超のうち、5600人が出身国に帰ったらしいという推計もあるようだ。

9月末には、ISの指導者バグダディは、「あらゆる場所で敵を襲え」との肉声テープを公表している。
欧米各国や世界の国は、治安当局の強化で、テロ封じ込めに躍起になっているが、網からこぼれてしまう。
治安当局の未然防止に対するご苦労は感謝しますが、「根本を絶つ」ことが無い限り、テロは無くならない。
治安当局が泥沼のご苦労をされているが、「対症療法」でしかないのです。
欧州各国では、難民流入で、難民流入反対の大衆迎合主義(ポピュリズム)が台頭して混乱していますが、
「難民流入の根本を絶つ」ことをしない限り、混乱が増し、第二・第三のヒトラーが出て来ます。
「根本を絶つ」ためには、頭から「話し合いの相手ではない」と武力で抑え込もうとするのではなく、
どんなに難しくとも、壁は高くても、「話し合いで決着する」ことしかないのです。

「難民流入の根本を絶つ」ためには、武力で解決しようとして空爆などで住む場所を奪わないことです。
この難民問題も、どんなに難しくとも、壁は高くても、「話し合いで決着する」ことしかないのです。
武力での解決には、必ず「ウラミ」が残るのです。ウラミがテロの連鎖になるのです。
日本の平和憲法の精神、『武力による紛争解決をしない』ことこそ、テロ撲滅にも難民問題にも解決の最善策
と教えているのです。

ウォーキング中に出会った花々です。白い芙蓉に蟻がいます。わかりますか?

11月2日、「今日は何の日カレンダー」より
タイガース記念日(タイガース後援会など)
▲後醍醐天皇、光明天皇に神器を渡し、南北朝分裂(1336)▲織田信長、弟・信行を殺害(1557)
▲読売新聞創刊(1874)▲米大リーグ選抜野球チームのベーブルース、ルーゲリックら17人が来日(1934)
▲北原白秋没57歳(1942)▲日本社会党結成(1945)▲オイルショックでトイレットペーパー買い占め騒動(1973)
▲掛布・バース・岡田の3連続ホームランなどで西武ライオンズを破り、球団創設以来初めて日本一に(1985)