平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い870 長崎原爆記念日に思う「狂気の世界」

2017-08-09 10:31:27 | 日記
     平和への希い870 戦後72年 
長崎原爆記念日に思う「狂気の世界」 2017.8.9.
今日8月9日は、72年前の11時過ぎに長崎が原爆を投下された日。
そして、72年前のこの日の未明、ソ連が「日ソ中立条約」を一方的に破り参戦、満州、樺太などを急襲。
8月15日の「玉音放送」まで、「無条件降伏」のポツダム宣言受諾については、外務大臣と陸海大臣
との見解が分かれ、政府は大混乱していたようです。

玉音放送の半月ほど前の7月27日、日本に「無条件降伏を受け入れるようポツダム宣言」が届く。
政府は「無視」、マスコミは、「笑止、対日降伏条件、聖戦あくまで完遂」など、軍部の恫喝に慣らされ過ぎ
ていたのでしょう、東京はじめ各都市の大空襲や悲惨な沖縄戦などによる国民の窮状よりも、軍部の鼻息を
伺って、「ちょうちん持ち」をしていたのです。

スウェーデン大使などからの冷静な情報を握り潰し、政府もマスコミも完全に冷静な判断力を失い、国民を
欺き続け、「狂気の世界」を繰り広げていたのです。

7月中にポツダム宣言を受け入れていれば、広島も、長崎も、ソ連の参戦も無かった、と結果論ですが。
一端、「戦い」となると、「狂気の世界」になってしまうのです。
「狂気の世界」を体験して「平和」の尊さを骨身に感じている私達日本人からみると、世界各地の紛争やテロ、
武力を背景にした北朝鮮とアメリカの威嚇戦などはまさに「狂気の世界」です。
ヤッパリ「戦う前に冷静に話し合う」ことでしか、「狂気の世界」から逃れる術は無いのです。
ウォーキング中に出会った花々です。

8月9日「今日は何の日カレンダー」より
長崎原爆記念日、野球の日(ミズノ)、ハリ・灸の日
▲ラクダ、日本に初登場(1821)▲士農工商四民の斬髪勝手たるべき事」の太政官布告発布。チョンマゲから
 ザンギリ頭へ。始めなかなか実行されず、東京でも断髪が完全に実施されるのは10年後(1871)
▲歌舞伎、最初の夜芝居(1878)▲イギリスの推理作家コナン・ドイルにサーの称号が贈られる(1902)
▲11時2分、長崎に原爆投下。死者6~7万人。翌日、政府はポツダム宣言の受諾を決定(1945)
▲第一回国体夏季大会開く(1946)▲古橋広之進、水泳400m自由形で世界新記録達成(1947)
▲国産ジェット機F86-F,初飛行(1956)▲シンガポール、マレーシア連邦より分離独立(1965)
▲三木首相、首相として初めて長崎原爆記念式典に出席(1976)▲形状記憶合金についての研究報告(1982)
▲細川内閣発足(1993)