平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い184   故ケネディ大統領の言葉       2015.11.23.

2015-11-23 10:06:13 | 日記
平和の希い184  戦後70年
 
      故ケネディ大統領の言葉       2015.11.23.

昨日11月22日は、1963年の同じ11月22日に、アメリカダラスでジョン・F・ケネディが暗殺された日。
ケネディは名言を数多く残しています。
そのうちの一つ、
『人類は戦争を終わらせなければならない。そうでなければ戦争が人類を終わらせるだろう』
人類を何回も全滅できる「核兵器」が、国連常任理事国中心に保有されているのです。
この状態で、世界戦争になれば、核兵器が確実に人類を滅亡させるでしょう。
ケネディの言葉の重みを、世界各国の首脳は噛みしめ、国連中心に武力によるいかなる抗争も無くす
ことです。

「テロと戦う」と団結した世界の有力首脳。憎しみの連鎖でますますテロがエスカレート。
テロ集団がいつ『核兵器』を手にすることになるか。
恨みに燃え、自暴自棄で自爆を「ものともしない」彼らが『核兵器』を持ったら、確実に人類は終わる。
世界警察のアメリカが、フセインの「大量破壊兵器」や北朝鮮・イランの「核開発」に神経をとがらせ、
ストップ掛けようと躍起になっているのは、ケネディの言葉を良く解っているからでしょう。


テロ集団を、有志連合に「同舟異夢のロシア」も加わって、武力で「根絶やし」しようとしています。
世界に散らばった、戦争や内戦などで恨みのテロ集団を、武力で「根絶やし」できる筈はありません。

今こそ、武力に依って物事を解決する方策を止めるべきです。人類滅亡を避けるために。
武力行使を止めて、困難はあるでしょうが、極悪非道のISでも「兎に角、話し合いの土俵」に乗せて、
話し合いで解決する努力をしない限り、抜本的解決にはなり得ないのです。
テロを無くす道は、国連を舞台に、話し合いで決着する努力しかないのです。

平和憲法を掲げている日本は、憤りに燃え上がって武力行使に加担するのではなく、冷静にテロを
引き起こしている根本である戦争(武力抗争)を無くすために、「話し合いの土俵」に関係国やテロ集団
を乗せることの重要性を主張し、実現へ努力を続けることです。

ケネディの言葉を、私達人類は肝に銘じなければいけないと思います。