貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

ポール・モーリア

2006-12-26 01:09:44 | 訃報
年の瀬になると「今年亡くなられた著名人」が放送されます。
特に印象に残っている人は都度ブログにも書きましたが、「大御所」を忘れてました。
タイトルに書いた「ポール・モーリア氏」、11月に世を去っていました。

小学校に入る前から「電蓄」をおもちゃにしていた(らしい)私の好きなジャンルが
「イージーリスニング」とも称されるムードミュージック。
ベルトケンプフェルトやマントバーニー、ビリーヴォーンやレーモン・ルフェーブルなど
誰でもどこかで耳にした数々の曲の中でも、ポール・モーリアは№1でしょう。

私の一番印象に残っている年「昭和43年」に「恋はみずいろ」で一躍有名になり、
そのあと「エーゲ海の真珠」「オリーブの首飾り」などが大ヒット。
度々来日、私も確か2回ほど公演を聴きに行きました。
私の一番好きな曲は「蒼いノクターン」ですね。

サラリーマン時代、長年勤めた音響メーカーで退職前の最後の仕事は、レコード会社の
「情報システム」担当でした。
フィリップスレコードもあり、そこの担当者から餞別にもらった何枚かのレコードの中に
ポール・モーリアのもありました。
そんな想い出にもつながる音楽家の一人です。

ウラ話をひとつ。
レコード会社で年に一度か二度「特別社内販売」と称して、レコード店からの「返品」を
関係者限定!で販売(確か半値)、当然私も「関係者」ですから買いに行きました。
ジャケットの隅に「パンチ穴」を空けて分かるようにしてあるものの新品同様。

入社してすぐ、配属先の工場であった社内販売で、以前書いたラジオ大阪の深夜番組
「アナウンサーコーナー」のテーマ曲のひとつだった「モア/クレバノフストリングス」のLPを
見つけたときは小躍りしましたっけ…
今も押入れの中にあり、大事なレコードの一枚です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
思い出と・・ (YUKI-arch)
2006-12-26 08:28:24
知りませんでした。
ポール・モーリアがなくなっていた。
今年も多くの人が逝きましたね。
思い出と一体になっているので、
さみしくなるのでしょうかね。
他にも… (讃岐の団塊オヤジ)
2006-12-27 01:09:49
丹波哲郎さんも、去年亡くなられた野村芳太郎監督に続き、鬼籍に入られましたね。
(参考)去年の記事↓
http://blog.goo.ne.jp/himekou43-e/d/20051219

丹波さんが出演した「砂の器」も原作ともども感動した(TVドラマは駄作!)映画でしたが、ヘンな役どころとはいえ「007は二度死ぬ」の冒頭、姫路城の空撮でチラッと母校の高校が映ったのが自慢(笑)
丹波さんが何かに出ると連想し「あぁ、あんな映画もあったな」と思い出します。

仰るように誰かが亡くなられると「忘れかけていた想い出」が蘇りますね。
我々の年齢になると「そういうの」がどんどん増えていくのでしょう…

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