貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

薬石効なく…

2012-10-26 22:26:11 | 訃報
9月20日付で書いた、同じメール便の仕事をしている女性のご主人が亡くなられました。
私と同い年、63歳の早世でした。ご冥福をお祈りいたします。

夕方仕事を終えヤマトのセンターに戻ったら「しばらく休むそうです」とのことで、
『ご主人また入院したの?』と訊くと「亡くなられたそうです」。
通夜・葬儀の日取りを知っている人がおらず、自宅まで行けば分かるかも?と出かけました。
 ※葬儀屋の札がかかっていることがよくある
配達に使っている車があり、灯りもついていたのでドアホンを押しました。
「よく来てくれました、顔を見てやって…」と奥さんが招き入れて下さいました。
どちらかのお母さんと子供さんしかいらっしゃらず、ひょっとして私が最初の弔問客だったかも。

『ご苦労さんでした。よく頑張られました』
「今朝、トイレで倒れたの。いきなりもたれかかってきたのでびっくりしたけど、結局そのまま…」
『それなら、最期に一番愛する人に抱きつけたのだから良かったんじゃぁ…』
不謹慎なようですが、奥さんや子供さんは覚悟ができていたようだし時々笑顔も出てたので。
前にも書いたとおり他人事とは思えず、本人の苦しみ、奥さんの心労を思うとつい私もホロリ。
『私らの世代の男って、感謝の気持ちを態度や言葉で表すのが下手だけど、
 きっとご家族には感謝してると思う。そう信じたい…』

葬儀は「家族葬で」とのこと。改めての弔問は遠慮させてもらうことにしました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿