貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

CM天気図

2006-02-28 09:33:37 | よもやま話
昨年末からのあれやこれやで、溜まってしまった新聞をちょっとずつ読んでますが、
「おやじのせなか」と並び朝日(昔は読売)に替えて良かったと思うコラム「CM天気図」から。
1/5付では、以下のご意見が…

『…ことしは、マスメディアにもっとぼくらの視界を広くひらいてくれるような、そんな仕事をしてほしいと思う。
放送の「公共性」とは、何よりもまず、地球上の出来事のあれこれを360度の視野でとらえ、
そのなかの見過ごしてはならないものをさまざまな形式を通してぼくらに見せてくれることだ。
いまのように、視聴率が安易にとれる(カネになる)方角だけに視野を限定していて、公共性もへったくれもないもんだ…』

天野祐吉氏の辛口コラムで毎週楽しみに読んでいますが、先日やはり朝日の投稿欄に
どこかの大学の先生?が、視聴者は「民放はタダなのに、NHKは有料だから…」と錯覚している、
という寄稿をされていました。
NHKの予算6,700億円ほどに対し、企業のTV広告費(=民放の収入の大部分)は3兆円超!なので、
単純に比較しても今のチャンネルがNHKの3倍ないと「同等」とはいえないそう。
その3兆円はもちろん商品価格の中に含まれている、ということを知ってか知らずか、
NHKの受信料を払わないというのは、子どもの「紙芝居のタダ見」と同じだ、とか。
あれ?どっかで見たフレーズや…私が去年の6/13付※で書いてました
 ※元ネタは5/20付

マスメディアの「偏りや腰砕け論」は私の専門外ですからあえてコメントはしませんが、
放送の「公共性」を謳うなら、これでもか!というようなくだらないお笑い番組や、
グルメやセレブだかなんだか知りませんが金持ち崇拝みたいなアホ番組の垂れ流しは、
えーかげんにしてもらいたい
それでなくても前述の通り「割高!」の番組を見せられてるんだから。

花粉症の川柳

2006-02-27 22:38:56 | よもやま話
今年は去年よりマシとか報道されてますが、私の仕事仲間の女性3人が花粉症で、
先日「第一陣?」にやられた!とかで、またユーウツな季節がやってきたと嘆いてました。

2/26付「天声人語」に花粉症を題材にした川柳が。
サラリーマン川柳同様、切実な思いが伝わり、心からご同情申し上げます。
自作か、何かで見たか分かりませんが、私も一句…
「できるなら 目と鼻はずして 洗いたい」

… … … … … … … … … … … … … … 

前回の「男の寿命…」の1週間前には、また別の観点から「1分」の長さの感覚を分析、
75歳以上のお年寄りの生存率のデータが。
時計を見ずに1分を計ってもらい、45秒未満で1分と答えた人と、75秒以上の人では、
5年後生存率が20ポイントも差があったそうです。*45秒未満の人の方が長生き
75秒以上たって1分と答えた人は、のんびりしているようで意外と「せかせか組」で、
結果的に時間に追われる(=ストレスの一因?)ことになるから、とか。

ちなみに私の場合、65秒というビミョーな時間でした
サラリーマン時代はしょっちゅう「時間に追われていた」という記憶がありますので、
これでも短くなったのかなぁ…

最近の数字から(3)

2006-02-26 01:00:59 | 季節の話題
先週の朝日・日曜版に「男やもめの寿命いろいろ」という記事が掲載されていました。
国立社会保障・人口問題研究所という長い名前の研究機関による統計調査で、
「40歳男性の平均余命」の比較データです。
それによると、「配偶者あり」>「死別」>「未婚」>「離別」の順だそう。
それぞれ、40年・35年・30年・28年位ということで、離別した人は60代で死んじゃう計算…
'85年ころ未婚と離別が逆転したそうです。
ちなみに、配偶者ありの人は全体の平均より長寿(アタリマエかぁ

離別(ほとんど離婚)の場合、健康問題を含め「本人」が何らかの問題を抱えているからか?
との分析ですが、'70年頃までは死別の人とほとんど差がなく、何が原因なのかは不明とか。

「男やもめにウジがわく」なんてのが死語になるほど「元気」な未婚男性が増えて長生き、
「バツイチ男」は早死にする、ということのようで…
妻に見捨てられないよう、お互い気をつけましょう

保険金詐欺すっぞ!

2006-02-24 00:29:16 | よもやま話
おだやかでないタイトルですが、すこしヘンじゃないの?と思ったので…

以前書いた通り、1月下旬突然の腰痛に襲われ、歩行すら困難になって1週間ほど仕事を休む破目になりました。
接骨医に毎日通って鍼とマッサージをしてもらい、普通の生活に戻るまでほぼ2週間
なんとか治ったので、20年近く加入している全労済に通院給付を請求したところ、いわゆる「外的要因による偶発的な事故」によるケガではないので給付されない、と言われました。

正直に「椅子から立ち上がろうとしたとき、何の前ぶれもなく急に(腰が)痛くなった」と書いたのがいけなかった(?)そうです。
何か重い物を持ち上げようとしたときのギックリ腰なら給付されるそうですが、症状は全く同じ!で、最初の頃は寝返りすらうてなかったのに…
接骨医に通ったのも、毎日診てくれるし、まん前に駐車場があり数m歩くだけでいいからです。
もよりの総合病院の整形外科は休診が多く待ち時間が長いし、駐車場が常に満車状態。

ということは、
(1)原因を「外的要因による偶発的な事故」ということにして請求する
(2)どうせ歩くのすら困難なら、整形外科に入院して治療(入院給付は通院の2.5倍)
という気になります。
まぁ(2)はともかく(1)はいわゆる保険金詐欺になりますが、一度でもこんなふうに(保険屋から)あしらわれた経験がある人は、結構やってたりして

今月はかなりの減収で、また生活が苦しい

カーリング

2006-02-22 01:30:22 | よもやま話
健闘むなしく日本チームが予選敗退した「女子カーリング」が人気急上昇
合併で名前が消える「常呂町」出身の小野寺・林両選手など、競技中の選手のストーンを見つめる「真剣な眼差し」が、ファンが増えた一因かも…
若い女性のああいう眼差しをみることがあまりない、という現状の裏返しなのかな?
常呂町のホームページも5千人足らずの町なのに16万アクセス突破!という賑わい。

まぁ単純にいうと、ビー玉遊び+ビリヤードの複合みたいな氷上競技という感がしますが、解説の方のていねいな説明(専門用語が難しかったですが)も人気に寄与したかな?
さすがに前回金メダルのイギリスを破ったときは興奮なさってましたが

競技をなさっている方には酷な言い方かも知れませんが、人気のあるフィギアスケートやシンクロは、審判の「判定」といういわば非合理的な部分で順位を決めるとか、発展途上国では設備などを含め競技そのものをやるカネがない(=金持ちの国のスポーツ?)という気がするのであまり熱が入りません。
やっぱりどんな貧困国でも参加できる競技(記録はともかく)の方が、オリンピックにはふさわしい、というアベベを知っている世代のつぶやき。

もっともローマ大会のとき「はだし」で走ったのは、靴がなかったからではなくコースの形状(石畳があったとか)を考えてそうした、というのを何かで見ました。
事実その次の東京大会では靴を履いて優勝。
今みたいな「ハイテク運動用具」が開発される前の話です。

祝・神戸空港開港?

2006-02-16 23:37:24 | 季節の話題
今日ニュースで報道されたように、関西3番目の空港「神戸空港」が運用開始され、
「祝!開港」と言いたいところですが、正直なところ「また、いらんもんを…」。

報道されているように、いっぱい「問題点」をかかえた空港で、先行きが心配。
分かってるだろ?ってことでほとんど報道されてない根本的なことを少し…

(1)新幹線がある
ご承知のとおり、神戸には新幹線の「新神戸」駅があり「のぞみ」も停車しています。
500系「のぞみ」なら東京まで2時間52分、しかも中心部の三宮から地下鉄でたったの2分!
おまけに輸送力(便数・乗客数)はケタ違い。
中心部⇔空港のロスタイムを考えると、ビジネス客の誘致など「絵に書いた餅」?

(2)伊丹・関空には勝てない
観光客誘致についても、京都・奈良なら新幹線や伊丹・関空のほうが、はるかに便利。
わざわざ他の観光地や便数の少ない神戸を起点のツアーなんぞ、まず考えられません。
それに人口からして、神戸⇔地方都市の直行便を誘致するにしても、採算が取れるほどの
需要があるとは思えません。

結果、年間300万人以上の利用客を見込む、という思惑がはずれることは99%確実!。
空港建設で名をあげたい政治家・役人や、便乗して儲けようと考えた連中がよってたかって
「空港なんか無くても、えーんちゃうん?」という声を封殺した、って感じです。

なんで神戸や関空の計画時に、西宮か尼崎沖を埋め立てた「新大阪空港」を建設して、
3,000m滑走路3本の24Hハブ空港にしよう、って案が出なかったのか?
伊丹の騒音問題が出だしたころ、私ですら考えてたのに…
そういえば震災のとき、大阪と神戸は実は「仲が悪い」って露呈されたっけ

ちなみに阪神・淡路大震災なみの地震が襲うと、すぐ隣りの「ポートアイランド」同様、
液状化現象にやられて、「使えない!」んじゃないのかなぁ…

春は大股で…?

2006-02-13 14:24:11 | 季節の話題
トリノオリンピック中継を視て「夜更かし」したせいで、昼まで
起きると日差しが眩しく、風もほとんどない「いい天気」
ちなみに当地の13時現在のデータは、気温10.4℃、西の風2m。
もっとも最低気温は、放射冷却のせいか-1.8℃まで下がっていたようですが、
今日の最高気温の予報は、13℃と嬉しい限り。

日差しに少しずつ春の気配が感じられ、よく挨拶に出る「日が長くなりましたねぇ」
について、ちょっと考察…

           日の出  日の入り  昼の時間  変化    
冬至         7:06   16:58     9:52 
〃 の2週間後   7:11   17:08     9:57   5分

現在         6:52   17:45    10:53
〃 の2週間前   7:03   17:31    10:28   25分

春分         5:55   18:23    12:28
〃 の2週間前   6:26   18:05    11:39   49分

時刻は、当地(高松市)で東日本ではこれより早くなります。

お気付きのとおり、冬至のころより現在、さらに春分のころ、というように
「日の長くなる」スピードが速くなっています。
この変化は中学の数学で習う「三角関数」のsinカーブに酷似しているはずで、
夏至のころも変化が少なく、秋分の日前後もハイピッチ!。
もちろん、日の出・日の入り時刻の変化が「均一」ではない、という疑問点も
ありますが、学校の勉強は役に立たない!というのは「ガセビア!」

そして晩秋になると「日が短くなりましたなぁ」と挨拶

:参考データ  国立天文台こよみの計算

続・プロジェクトX

2006-02-10 23:00:14 | よもやま話
2/4付けで紹介した「プロジェクトX」、今日からプログラムが変わりました。
次の2作を見て、思わず
そのうち一つが、間違いなくシリーズのBEST5に入ると思う「ホテル・ニュージャパン火災」。
東京消防庁レスキュー隊の皆さんが、燃え盛る炎にとび込んで救助に全力をあげた物語。
ちなみに、放映は2001.5.23です。

放映されたときはもちろん、ビデオに録画、再放送も視ましたが何度視ても頭が下がります。
火災は私が結婚した翌年(昭和57年)2月、翌日には日航機の羽田沖墜落事故も起こり、
特によく憶えています。

内容については、とにかく視て戴くとして、この二つの事件・事故がその後の我が国の
いわゆる「安全神話の崩壊」の端緒の出来事だったのかも…
ハリボテというか、砂上の楼閣というか、見かけ倒しの繁栄のウラの「ボロ」が出た格好で、
事件・事故から約四半世紀後の昨年には、福知山線事故・耐震強度偽装が明るみになり、
また「悔し涙」を流す人達を大量に出してしまいました。
ちょうど中間に阪神・淡路大震災という絶好のやり直しの機会があったのに、喉元過ぎれば、
ということなんでしょうか…

サラリーマン川柳

2006-02-06 23:56:09 | よもやま話
第一生命が毎年募集している「サラリーマン川柳」。

今年(第19回)も優秀作100句が選ばれ、読者?の投票で最優秀作が選ばれます。
サラリーマンではなくなって2年以上たちますが、毎年の優秀作には納得!

一番うなずいたのは、平成11年?の
「コストダウン さけぶあんたが コスト高」
やっぱり定番の「上司」「妻」への愚痴を詠み込んだ作品が毎年高得票
「まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる」
「『ゴハンよ』と 呼ばれて行けば タマだった」
なんてね…
もっとも「綾小路きみまろ」がパクッたといわれた、
「プロポーズ あの日にかえって ことわりたい」とか、
「オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る」
と逆襲されてますが

今年の優秀作にも「クールビズ」とか去年の流行語を詠み込んだ作品が多いようですが、
「『何食べたい?』 俺の言ったの 作れるか」とか、
「年金は いらない人が 制度決め」に一票!

プロジェクトX

2006-02-04 23:55:49 | よもやま話

昨年末で放送終了したNHKの「プロジェクトX」がパソコンで視られます
GyaO(USEN)の「ドキュメンタリー」で、現在は2作放映中。
そのうち一つは「セブンイレブン物語」。(2000.10.31放送)
ラストでアメリカの本家が経営危機に陥り、日本が逆に援けに行ったというエピソードが
紹介され、今のハゲタカファンドの連中に爪の垢を煎じて飲ませてやりたい

ログインが必要だし、CMが入りますが何といってもタダが魅力。

「光」ならなめらかに視れるでしょうが、ウチくらいの回線速度(平均3.5M強)でも
フルサイズならちょっとスピード不足?なのか、コマ落ちのような画像になります。
でもまぁ許容範囲。

今後「もう一度視たい」と思っている作品が、放映されるかどうかは?ですが楽しみ…