姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

やめることの方が難しい

2020年11月10日 | 保健室コーチング

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表

主体的人生を構築する人材育成トレーナー

桑原規歌です。


今日のテーマは


「やめることの方が難しい」です。


コロナ感染も増えたり減ったりで

まだまだ

道のりは長そうです。


この数カ月で

世の中はどんどん変化し

今までにない

新しいやり方に

変わってきています。


新しいことに慣れるのは

大変ですが

慣れてしまば

それが当たり前になってきます。


初めてのことが

習慣になるまでは

始めは意識してひとつひとつ

確認しながらやっていきます。


最初はぎこちなくても

続けているうちに

徐々に

意識しなくても

できるようになります。


体が覚えてくれるので、

こうなると

意識しなくても、自動的な動きになります

(つまり習慣化されるということです)


それよりも、厄介なのは

「やめること」

なのかもしれません。


長い間に体に染みついた

思考パターンや

嗜好品

行動パターン

口ぐせなど


悪い習慣、無意識の習慣を

手放したり

やめることは

時間がたっていればいるほど

やめようとすると

体の抵抗にあいます。


どんな悪いくせも

それによって何か得ているものが

あるし、

そもそも体は

変化を嫌い

同じことを続けることで

安定しようとします。

(たとえ、それが、

不健康なことであっても!)



では、体に染みついて

意識しなくてもやってしまうものを

手放していくにはどうしたら

よいのでしょう?



最初の段階は

そのパターンに

「気づく」=意識すること)です。



次に

「やめる」と決めること

しっかり宣言することです。

「やめたいな」ではなく

「やめる」という表現です。


ちなみに

やめるべき習慣とは

単に

飲酒をやめるとか

間食や食べ過ぎをやめるとか

そういうものだけではありません。


否定的な妄想をしてしまうとか

過去の事ばかりにとらわれるとか

そういう思考のくせも

同じです。


新しいことを

身につける時は

意識から体に落とし込むという

順番ですが


「やめる」時は

体にしみこんだものを

意志の力で

変えていくという

根気のいる作業が

長期にわたって続きます。


体(=松果体)はわがままですから

意志(=脳下垂体)で決めたことに

素直に従おうとはしません。


わがままな犬が

リールを持つ飼い主の言うことを

一切聞かず

好き勝手にやりたい放題

行きたいところに行こうとするのと

同じです。


意志(ご主人様)が決めたことを

受け取るのは「心」ですが

「犬(体)」があまりにも

いうことを聞かないと

その心が折れてしまいます。


そうなると

今度は

「やらないための言い訳」が

たくさん出てきます。


厄介ですね。


意志が弱いとか強いとか

言ってる場合ではなく

最後は

どれくらい本気で

決意するか。


本気で幸せになる

本気でこのことをやり遂げる

本気で健康を取り戻す


という強烈な

目的が必要となるのだと

思います。



それでは

今日も、今日も素敵な1日を!


この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」

2020年10月29日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 



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