ようこそ いらっしゃいました 
ピアノで 消耗する部品の 一つにバットスプリングコードが有ります
この部品は 糸なのです 糸を束ねていあますので 紐というべきかな？
私の概念ですと ピアノ部品屋さんで 購入するのが 当たり前です
国産の部品とか 海外有名ピアノが 採用している部品とか・・・
ところが ピアノ修理後の バットフレンジコードを見て
びっくりしました・・・
オシャレな 可愛い紐に 交換されていたのです
前述のとおり 私の中の概念が 吹き飛びました
スプリングの力に 対応する粗材であれば 問題ありません
ですから この修理をされた方は 機転が利いています
いろんな 紐を知っている方なのでしょう
修理跡から 女性の細やかさが 察せられました
そう言えば 初心の頃 男女二人の先輩が いらっしゃいまして
バットフレンジコードの 部品を 発注はどうしたら 良いか質問しました
その際 男性の先輩調律師は 即答で タコ糸でも なんでも いいんだよ！でして
それを 聞いていた 女性先輩調律師は 微妙な笑みを浮かべていました
微妙な笑み・・・翌日には 女性先輩調律師が 私の机の上に
メーカー製バットフレンジコードが 巻きつけられている物が ありまして
「これで ３台分は 用意できるから」と説明して頂きました
初心者に タコ糸では 駄目ですよね！
まずは オリジナルな純正品を 使わせて 後で応用は許されます
今回の修理後は 見る人の経験度で 判断が変わります
頑固な方には 受け入れ難い 状態かもしれません
でも 受け入れられる 自分でありたい。
ピアノは 調律と各種調整・点検が 必要です
部品の消耗・摩耗・劣化・破損等で 修理が行われます
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ピアノ調律師 疋田 学（ひきだ まなぶ）♪
