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大富豪と3度の結婚・離婚を経て“億り人”になった女性が説く「本物のお金持ちの投資行動」の破壊力

2023年08月15日 08時04分45秒 | お金持ちの思考
資産家と3回結婚し、3回離婚したのちに、億り人になったという戸塚真由子さん
資産家と3回結婚し、3回離婚したのちに、億り人になったという戸塚真由子さん© マネーポストWEB 提供

 投資ではさまざまなトレンドが現れては消え、めまぐるしい変化を見せている。そんな中で、意外な角度から「お金を増やす方法」を提唱しているのはの著者、戸塚真由子さん。それは「本物の大富豪」が持っているマインドセットを完全に真似して、「億り人」を目指すというものだという。戸塚さんが、月収800万円の生活を捨てることで自身も億り人になった経験を交えながら、億り人の思考法について解説する。

 

「お金の呪い」に振り回された女の半生

「いつか絶対に、お金持ちになってやる」。それが、超ど貧乏な家庭で育った私の、たったひとつの夢でした。

 現在、私はコンサルタントとして顧客や生徒さんの資産構築をお手伝いしています。それ以前は、世界38カ国を渡り歩いて、「本物の大富豪」100人以上と会ってきました。

 なかには文字どおり、資産のケタが違うお金持ちが大勢いました。女性の大富豪とも会いました。そして彼らに「あなたのような大富豪になるには、どうしたらいいのですか?」と、直接教えを請うてきたのです。

 意外かもしれませんが、大富豪たちは相手が信頼できる人間だと判断すると、「お金持ちしか知らない真理」を、惜しげもなく披露してくれました。そうして彼らの生態を直接学びながら、大富豪に共通する思考や習慣を習得してきました。

 そんな私ですが、社会人になったばかりのころは、昼は真面目に働きながら、夜は水商売をしてたくさん稼いでいました。その後、転職して営業職として働いていたときには、歩合制でトップセールスになり月収800万円だった時期もあります。

 その頃の生活は荒れ果てていました。お金を必死に稼ぐことでストレスが溜まり続けて、お金があればあるだけ浪費してしまっていたのです。「お金持ちになりたい」「お金をたくさん使いたい」というコンプレックスに振り回され、心身ともにボロボロの状態でした。

 そうして、自ら稼ぐことをいったんやめて、大富豪との婚活に精を出していた時期もあります。大富豪のなかには実際に交際した人もいますし、なかには結婚まで至った人もいます。その結果、私は資産家と3回結婚し、3回離婚しました。

 そもそも玉の輿が目的でしたので、結婚生活は大変なことの連続でした。けれどおかげで、資産家たちが「お金を増やす極意」を間近で見られました。また、2回目の結婚相手はアメリカ人だったので、アメリカの大富豪ともたくさん接する機会を得られたのです。

「本物のお金持ち」が絶対にしないこと

 みなさんは、「本物のお金持ち」といえる存在に、どれくらい会ったことがあるでしょうか?

「私は年収3000万円もらっている」

「うちの会社は年商10億円も稼いでいる」

 そんな発言で、やんわりとマウンティングしてくる自称・お金持ちに出会ったことはありませんか?

 断言しますが、そんな人は決して「本物のお金持ち」ではありません。なぜなら“本物”は、「自分がいくら稼いでいるか」なんて絶対に公言しないからです。そもそも、「高収入=お金持ち」という感覚こそ、まさに日本人ならではのマネーリテラシー。お金についての教育が、世界標準から遅れていることの証左です。

 

 大富豪たちを見ていて気付いたのは、単に収入が多い人を「お金持ち」とは言わないことです。本物のお金持ちというのは、「働かなくても収入を得られる仕組み」を持っている人のこと。彼らの言葉で例えるなら、「金の卵を産む金のニワトリ」を飼っている人こそが、お金持ちなのです。

「軍資金を稼ごう」とするのは貧者の発想

 それだけでなく、大富豪と私たちとでは、「お金を増やすための発想」がまったく違います。

 一般的に言われている資産構築では、お金を「まずは稼ぐ、その次に増やす」という順番になっています。はじめに元手となる軍資金を稼いでから、それを投資や運用によって増やしていくというわけです。それがごくごく一般的な常識でしょう。

 しかし大富豪は、そうは考えません。「どうやって元手を稼ごうか」なんて、1ミリも考えていないのです。

 では、彼らは何を考えているか。「どうやって元手を集めようか」「どうやって借りようか」と考えるのです。つまり、資産構築をするための元手は、働いて稼ぐのではなく、「集める、借りる」という発想になるわけです。

 私も最初は半信半疑でした。しかし、彼らと長く接して「大富豪になるほど、お金を外から集めている」という光景を目撃するうちに、考えを改めました。

 不動産のデベロッパーとして知られた、地元のある大富豪が言っていました。「お金があったとしても、私は“借金”をします。たとえば100億円自分が持っていたとしても、100億円の借金をするのです。安い金利で借りられるし、信用を積み重ねることで、もっと借りられるようになりますから」

 大富豪や資産家ほど、大きなお金を持っているほうが人生は有利に働くことを知っているのです。

 経営に詳しい人ならわかるかもしれませんが、企業で言う「バランスシート(貸借対照表)」で考えると、納得がいきます。たとえば銀行から1000万円を「借金(負債)」したとしても、バランスシート上ではその1000万円は「資産」としてカウントされます。

 ですから、お金を持っている大富豪が、あえて借金をして、さらに大きな利益を生み出すのです。

お金持ちだけが知っている「現物投資」の破壊力

 では、彼ら大富豪が実際にやっていた投資は、どんなものだったのでしょうか。株? FX? 仮想通貨? いえ、そのようなギャンブル性の高い投資に手を出していた大富豪は、ほとんどいませんでした。そういった、ゼロか100かのスリリングなものは「投機」であって、不確実性の高い投資です。

 では、私が見てきた大富豪たちのお金づくりはどんなものかというと、「現物投資」という、シンプルにしてとんでもない破壊力を持った投資法です。

「現物投資」とは、実際に「ブツ(実物)」が存在していて、そのブツを売買する投資のこと。安く買って、高く売る。その売買で得られる「売却益(キャピタルゲイン)」が1回のケースもあれば、「定期的な利益(インカムゲイン)」が得られるケースもあります。中身は多様で、決まったやり方というのはありません。

 唯一の絶対的なルールは「ブツが存在する」ということだけ。決まりはないので、アイデア次第では、今日いきなり「現物投資」を始めることだって夢ではないのです。

 本物のブツがある投資がなぜ良いかと言えば、ずばり、元本を毀損しにくいからです。それが株式やFX、仮想通貨といった投資と全く異なる点です。株価や為替は、景気や予測できない事態に左右されます。元本を大きく毀損して破滅の道をたどった人は少なくありません。

 一方、「現物投資」はその危険が少ないのです。代表的な「不動産」や「超高級腕時計」をイメージしてみましょう。不動産は、家賃収入がいきなり暴落して0円になるような事態はありませんし、ブツがあるから不動産価値が極端に減ることも少ないのです。超高級腕時計も、基本的には値段は下がらず、ほとんどの場合はプレミアが付いて上がっていくのです。

億り人になるには「現物投資1年」で十分

「現物投資」は主に富裕層がやっているため、それほど世の中に知られてはいません。書店に並んでいる投資の本をいくつも確認しましたが、「現物投資」の本質について触れているものはほぼ見かけませんでした。それだけ大富豪たちが口外してこなかったという証でもあり、秘密のままにしておきたいわけです。

 私自身、現在の投資の師匠・オリバーに出会うまで、「現物投資」を知ってはいても、その本当の破壊力を知りませんでした。師匠のオリバーは資産数億ドル、世界でも指折りの「ケタ違いの資産家」です。彼の「現物投資」の教えを素直に実行していっただけで、私の人生は激変しました。

 資産が1億円を超え、わずか3カ月であっという間にFIRE(ファイア/経済的自立と早期リタイア)を達成できたのです。

 ですから、「億り人」を真剣に目指す人ならば、1 年以内に資産を「億」にすることは、まったく夢なんかではありません。まずは頭のなかの「常識」や「先入観」という固定観念のリミッターを外してみましょう。この世には見たことがない資産構築の世界も、たくさんあるのですから。

【プロフィール】

戸塚真由子(とつか・まゆこ)/資産構築コンサルタント。超倹約家の家庭で育った反動で、「お金持ちになる」が小さい時からの夢になる。公務員として勤務した後、民間に転職し、月収800万円を稼ぐ凄腕営業となる。その後、婚活もかねて世界38カ国を行き来し、世界中の大富豪やVIPとの太いパイプを作る。現在の投資の師匠に出会い、資産・収入ゼロから3ヶ月でFIRE達成、4ヶ月で資産1億円になる。2022年末に発売された、著書(サンマーク出版)は13万部を突破するベストセラーに。

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「時給や月給で働く人」が貧困化する理由とは

2023年02月18日 07時27分35秒 | お金持ちの思考

どうやったら価値を生み出せるかを考えることが「仕事」

時給で単純労働をしてくれる人がいるからこそ、世の中の便利なサービスが受けられることも事実です。

しかし、世の中に何事かを成したいと思うなら、時給でお金がもらえるラクな仕事から真っ先に足を洗ったほうがよいと私は考えています。

時給制の問題点は、あなたの仕事のクオリティや成果にあまり関係なく、賃金が支払われるということです。

多少の差はあるにしろ、少しくらいサボったとしても、たとえばコンビニで5時間働けば、5時間分の賃金が支払われます。忙しい店でも、ヒマな店でも、時給800円と決まっていれば、5時間で4000円が支払われます。

これでは、「どうやったら価値を出せるかを考えて、一生懸命働くこと」がバカバカしくなります。

とりあえずその時間が過ぎればお金がもらえるのですから、どうせならラクなほうがいいに決まっています。

極端な話、何もしなくても(とりあえず出社して仕事をするフリをしているだけで)お金がもらえるとなれば、誰でもヌルくなるでしょう。そうすれば、与えられた仕事をきちんとやる人なら、時給がより安い人にスイッチされます。雇う側からすれば当然です。

その人件費すら非効率となれば、機械を導入して自動化します。そして人は不要になります。

 

労働時間に関係なく成果でお金がもらえる人になろう

しかし、クリエイター、自営業者や起業家は、いくら長時間働いても、それが売れなければ収入はゼロです。

逆に、1日1時間しか働かなくても、売れれば収入は天井知らずです。つまり、目に見える労働時間には関係なく、より付加価値のあるアウトプットを出せたか、人の役に立てたかどうかが問われます。これは恐怖であると同時に、醍醐味でもあります。

そして、この厳しさは、個人を鍛えてくれます。「何が売れるか?」「どうすれば売れるか?」という工夫と発想を、つねに問い続ける習慣ができます。

すると、残業とか、休日出勤とか、有休などはどうでもよく、自分が出すべき価値にフォーカスできるようになります。

月給の良いところは、日々の労働時間や生活のことを気にせず、じっくり仕事に取り組めることです。さらに年俸制なら、残業という概念からも解放されます。

しかし半面、「しがみついていれば、とりあえず25日には給料が振り込まれる」という甘えにもつながりやすいのです。

「時間でお金をもらう」という働き方からは1日も早く足を洗い、「自分が働いた成果でお金をもらう」という働き方にシフトしなければなりません。

文:午堂 登紀雄(米国公認会計士)

大学卒業後、会計事務所などを経て、米国コンサルティングファームで経営コンサルタントとして経営戦略立案や企業変革に従事。貯金70万円を1年で3億円の資産に成長させた経験をもとに、お金持ちになる方法や考え方を伝授。

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CAが感動!エグゼクティブは「呼び出しボタン」を押した後も一流だった

2023年02月15日 08時02分08秒 | お金持ちの思考

ビジネスシーンにおいて、経験と実績を重ねていくとそれに応じた役職や地位が与えられます。役職が上がってくると責任が課せられ、プレッシャーも大きくなりますが、これまでの実績や成果を認められたという喜びと新たな仕事のやりがいを感じることができるものです。役職が与えられ、部下も出来、仕事に対する自信が大きくなっていくと、知らず知らずのうちに失われていくものがあります。それが「謙虚さ」です。今日は一流の人にみる「謙虚さ」についてです。(CCI代表取締役・元国際線チーフパーサー 山本洋子)

写真はイメージです Photo:tongpatong/gettyimages
写真はイメージです Photo:tongpatong/gettyimages© ダイヤモンド・オンライン

ファーストクラスに乗る謙虚な人と横柄な人の違い

 ファーストクラスにお乗りになるお客様は、社会的な地位や役職があり、経済力も伴っている人です。企業の代表者、指導者としてご活躍されている方が多く、大企業の経営者ともなれば、スケジュールは秘書が管理し、移動も運転手付きの車で送り迎えされ、こまごました身の回りの雑務はすべてお付きの人が行います。

 日々人を使うことに慣れ、それが当たり前になってくると、本人も気が付かないうちに人に対する接し方が変わってくることがあります。それが、謙虚か横柄かという人柄になって表れるのです。

 あるお客様が「乗務員呼び出しボタン」を押した時のことです。無意識な振る舞いに”真のエグゼクティブ”を感じたケースがありました。一体どんな振る舞いだったのか、ご紹介しましょう。

 

乗務員呼び出しボタンが点灯した時の出来事

 「謙虚な人だなあ」と思う要素の一つに、「言葉遣い」があります。

「お水、持ってきて!」「和食、頂戴!」「ワイン、お代わり!」「ビール!」などは、CAがミールサービス中によく耳にするフレーズです。強い口調で命令しているのではありませんが、謙虚なお客様の言葉遣いは少し違います。

「お水をください」「和食をお願いします」「ワインのお代わり、いただけますか?」なのです。さらに、「手の空いた時でいいですから」という相手をねぎらう一言があります。

 これはCAに気を使っているのではありません。カッコつけて、いい顔をしているわけでもありません。誰に対しても分け隔てなく、無意識に相手を尊重した丁寧な言葉遣いが身に付いているのです。丁寧な言葉を使っているからといって、決して慇懃(いんぎん)無礼でもありません。冷たい印象を与えず、礼儀正しい謙虚さが浮き立っています。

 人の謙虚さに触れると、おのずとこちらも謙虚になるものです。一流のビジネスパーソンは、普段の何げない会話でも、周りに影響を与えているのです。

 そして、謙虚な人と印象付けることに、「譲る」という行為があります。

 あるフライトのファーストクラスでの出来事です。サービスが終わりお客様がお休みになり始めた頃、客室の2席のお座席に乗務員呼び出しボタンが点灯していました。CAが全員ギャレーと呼ばれる機内のキッチンに入っており、どちらのお客様が先にお呼びになったのか、現場を見ていないCAにはわかりません。取り急ぎ、ご用をうかがいに乗務員呼び出しボタンが点灯している2席のうちの一番近くの座席のお客様のところへ近づくと、「あちらの方が先に呼ばれていたので、あちらの方を先にうかがってください」とおっしゃったのです。

 乗務員呼び出しボタンを押すということは、何かご用があるということです。普通であれば、このような状況ではご自身のご用件をまず先に伝えるというお客様が多いです。

 しかし、このお客様は律儀にも、ご自分より先に乗務員呼び出しボタンを押された他のお客様を、先に対応するよう申し出られたのです。誰も見ていない中、先に用件を伝えることができたにもかかわらず、当然のこととして順番を譲られました。どういう状況であれ、真のエグゼクティブは、謙虚な態度が普段の無意識な振る舞いに出るものだと感じた瞬間でした。

 ファーストクラスに限らず、日常生活においても「自分が、自分が」と主張したり、我先にと他を押しのけたりする振る舞いを目にすることが多い中、人に先を譲る、順番を譲るという謙虚な振る舞いを目にするとその人の優しさを感じると同時に、人としての器の大きさと品性を感じます。

 

「譲る」お客様はあらゆる行動がスマート

 また、他のフライトでも同様のシーンに遭遇することがありました。

 機内の狭い通路でお客様同士がすれ違うとき、少し立ち止まって座席と座席の間に入り、人に先を譲るお客様がいらっしゃいます。一方、狭い通路でお互いが背を向け、お尻を引っ付けながらも同時に、無理やり通ろうとする光景をよく目にすることもあります。お互いが譲らない場合に起こる光景です。

 通路は互いに譲りましょう!と呼びかけているわけではありませんが、ほんの一瞬相手に先を譲れば、その場が和み、良い雰囲気が生まれます。心地良さは少しの思いやりと謙虚さがあればできることなのです。

 これは、お客様同士のときだけではありません。CAに対しても通路を譲ってくださるお客様がいらっしゃいます。そのようなお客様は、会話にしても、他の振る舞いにしてもとてもスマートなのです。

 たったそれだけのささいなことですが、印象は大きく違います。相手を立てる、尊重するという振る舞いには、その人の心の余裕と人格が表れていて、その場の雰囲気も心地の良い空気に変わるのです。

 

謙虚な人は人の話をよく聞く人

 そして、謙虚な人は人の話をよく聞きます。

 自分の話ばかりをしたり、自分の主張を押し通したりする人は、度を越すと人が離れていきます。言い換えれば、嫌われる、信頼されないということです。ビジネスシーンにおいては、人から信頼されないということは致命傷です。上司であれば、部下がついてこないということになるのです。

 CAは長時間のフライトで、時間を持て余していらっしゃるお客様とお話しするときがあります。そんなときCAは、できるだけお客様のお話を聞く側に回るのですが、謙虚なお客様と会話をしていると、自然と話題が振られ、いつのまにかお客様の話を聞くよりも、こちらが話し過ぎてしまったという経験があります。

 人は誰しも、自分の話を聞いてもらいたいと思うものです。人の話を聞くよりも、自分の話をすることを好むのは人間の承認欲求ですから仕方ありません。役職が上がり、経験も武勇伝も増えていくと、自分でも気が付かないうちに自己評価が上がり、自意識も過剰になってくる人も少なくはありません。

 どんな立場や役職にあっても、謙虚な人はさえぎることなく最後まで人の話をよく聞き、自分の意見や価値観を押し付けません。自分のすごさをひけらかさなくても、自然と際立ってしまうのです。

 ここで注意しておきたいことは、謙虚な人とは、消極的でおとなしい人とは違うということです。自分の立場や役職、能力におごらず、自分の価値観や考えはきちんと持ちながらもそれを主張することなく、控えめで慎ましい振る舞いができる人です。あくまでもさりげなく相手本位に振る舞うことができる人なのです。それによって人から信頼され、協力者が多く集まります。ビジネスシーンにおいては、結果として仕事ができる人と評価されるのです。

 ファーストクラスに乗るエグゼクティブは、謙虚で慎ましく、相手を立てることがごく自然に、恩着せがましくなくできる人だと感じます。言葉が少なくても、人格がにじみ出るのです。

 昔から「実るほど頭の下がる稲穂かな」「能あるタカは爪を隠す」と言われますが、これは現在にも通用する本質を見抜いたことわざなのかもしれません。

 

山本 洋子

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「昔の金持ち」と「今の金持ち」、決定的な思考の違い

2023年01月28日 12時40分42秒 | お金持ちの思考

昔のお金持ちと今のお金持ちでは、努力に対する考え方が決定的に異なります。

旧タイプの富裕層は「努力」という言葉が大好きです。だから若者に対しても叱咤激励します。一方、新タイプの富裕層はそういう「熱さ」を持っておらず、持っていても内に秘めている人が少なくありません。
旧タイプの富裕層は「努力」という言葉が大好きです。だから若者に対しても叱咤激励します。一方、新タイプの富裕層はそういう「熱さ」を持っておらず、持っていても内に秘めている人が少なくありません。© All About, Inc.

 

旧タイプのお金持ちは努力がすべて

「努力は尊い」と思っている人は少なくないと思います。旧タイプのお金持ちは「努力」という言葉が大好きです。だから若者に対しても叱咤激励します。たとえば「死に物狂いで努力しろ」「がむしゃらにやれ」「今はしんどくても耐えろ」などです。

書店でそういう自己啓発本を見かけたら、著者のほとんどは旧世代です。そうやって成り上がってきた成功体験を持っているから当然でもあります。むろん現代でもある程度当てはまるので否定されるものではありません。

 

新タイプのお金持ちは、努力という感覚を持たない

一方、新タイプのお金持ちは、そういう「熱さ」を持っておらず、持っていても内に秘めている人が少なくありません。

では新世代の1億円プレーヤーは「努力」をしないのでしょうか。

はたから見るとやっていることは努力そのものなのですが、本人たちに「努力している」とか「がんばっている」という感覚がない、という方が正確でしょう。なぜかというと、彼らは自分がやりたいこと、自分がワクワクすること、使命感を感じることを仕事にしていて、その仕事に没頭しているからです。

夢中になって取り組んでいるので、仮に長時間労働になっても苦にならない。「モチベーションが上がらない」といった悩みもないのです。だから「がんばろう」とか「努力しよう」などと自分からは言わないし、他人にも言いません。

「自分だってがんばってます」などとアピールする発想は微塵もなく、「がんばっているのに報われない」などと嘆くことなど、さらにありえないのです。

 

 

やりたいことだけに全集中する

一方で、彼らは「ガマンする」とか「やりたくないこと」は徹底的に避けます。やりたいことだけをやり、「やりたくないこと」は他人に任せたり、外注に出したりします。自分がやるのは「やりたいこと」だけ。だからこそ常に仕事に没頭でき、仕事にワクワクし続けていられるのです。 

そもそも、高いパフォーマンスを発揮するために、必要な要素とは何かというと、それはやはり、「やりたい」「自分がやるんだ」という強い衝動でしょう。それが強烈な集中力を生むのですから。

そういう状態にあるとき、「自分はがんばっている」とか「努力している」などとは感じません。いわゆる「フロー」とか、スポーツでいうところの「ゾーン」という状態です。そして、その集中力が切れた後にやってくるのが「充足感」なのです。

文:午堂 登紀雄(米国公認会計士)

大学卒業後、会計事務所などを経て、米国コンサルティングファームで経営コンサルタントとして経営戦略立案や企業変革に従事。貯金70万円を1年で3億円の資産に成長させた経験をもとに、お金持ちになる方法や考え方を伝授。

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「お金持ちの口癖」って何? 貯金にも、幸福にもつながる!?

2022年12月24日 07時50分05秒 | お金持ちの思考

以前、経済学者であるキース・チェン氏の講義を取り上げて、「未来と現在の距離感を近く感じる人ほど、お金を貯めやすい」という話をしました。それ以来、「もっとお金持ちの口癖を教えて欲しい!」というご要望をいただくようになりました。

言葉遣いを変えることで、僕らは自分自身の性格や習慣を変えることができます。そこで、お金持ちの口癖である「あの言葉」をご紹介します。
言葉遣いを変えることで、僕らは自分自身の性格や習慣を変えることができます。そこで、お金持ちの口癖である「あの言葉」をご紹介します。© All About, Inc.

言葉遣い(=アウトプット)を変えることで、僕らは自分自身の性格や習慣を変えることができます。お金持ちの言葉遣いを真似るだけでも、人生を好転させるきっかけとなるでしょう。

そこで、お金持ちの口癖である「あの言葉」をご紹介しましょう。

 

お金持ちの口癖「ありがとう」

お金持ちの口癖は「ありがとう」です。感謝を示すことのメリットは多数の研究によって報告されています。

ゴディバジャパン株式会社の調査によると、「ありがとう」と声に出して伝える人ほど幸福で、年収が高いことが分かりました。

調査によると、1日平均4回以上「ありがとう」と声に出す人は、4回未満の人と比べて年収が20万円以上高いという結果が得られました。

 

「ありがとう」が貯金につながる?

感謝を示すメリットは他にもあります。たとえば、とある研究によると、「感謝の気持ちを持つと貯金できる!」ということが判明しています。

感謝の気持ちは「幸福感を高める効果がある」といわれています。そして、幸福感が高い人は貯金をしやすいなんて研究もあります。だから、「感謝の気持ちを持つ=貯金できる」というのは、個人的にも納得の理屈であります。

 

 

「ありがとう」が健康につながる?

感謝を示すメリットはまだまだあります。ある研究によると、感謝を示すことによって、不眠症が治ったのだとか。睡眠不足はタバコよりも身体に悪いうえ、貧乏につながりますから、このメリットは見過ごせません。

もともと不眠症の原因は「幸福感の欠如」が原因とも考えられています。というのも、眠気をもたらすホルモンである「メラトニン」は、幸福感を感じたときに分泌される「セロトニン」というホルモンを原料としているからです。

「感謝を示す」→「幸福感が高まる(セロトニン分泌)」→「睡眠の質が向上する(メラトニンが作られる)」という流れを考えると、「感謝を示すことが睡眠の質を高める」というロジックも自然です。

 

 

まとめ:感謝の気持ちにはポジティブな効果が多い

ここまで「ありがとう」という言葉を口にすることで、幸福感が高まり、年収も上がり、貯金できるようになり、睡眠不足が解消され、健康になるんじゃないか?という話でした。

感謝の気持ちにはポジティブな効果が多いので、嬉しいことがあったらガンガン感謝を示すのがよいでしょう。

参考文献:金持ちの口癖って何?5文字のアノ言葉(https://allabout.co.jp/gm/gc/478873/)

文:中原 良太(個人投資家・トレーダー)

18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。主に株式投資とマネー(お金)についての情報をSNSやYouTube、メルマガなどで発信。IQ上位2%のMENSA会員。

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