わたしの随筆  雪  地  風

心に浮かんだことを気ままに

十五夜

2017年10月04日 | 随筆

   彼岸花は散ったが、可憐なコスモスはまだ咲いている。良かった。

 

                                                       

 

  ♪  十五夜お月さん  ごきげんさん   婆やは おいとま  とりました

     十五夜お月さん    妹は        田舎へ貰られて   ゆきました

     十五夜お月さん  かかさんに       も一度わたしは    逢いたいな

                                                           童謡・唱歌   「十五夜お月さん」

                                                           作詞 野口雨情 / 作曲 本居長世    から 

 

   貧しく哀しいけど優しい時代でもあった<いにしえ>。今日は十五夜。残念だが今のところ曇っていて見えない。下の写真は昨夜の月。夜遅くには見え始めるかな。陰暦8月15日の十五夜、明日は十六夜(いざよい)。ちなみに、やはり名月、お月見の十三夜は陰暦9月13日。

  

   仲秋の名月の今夜、酒宴をしながら月を愛で、詩歌を詠んだりしたという。また、ススキや稲穂など、秋の草花などを飾り、芋やだんごなど収穫した物を供えたりもし始めたと。古く中国から伝わった習わし。こんな時代だからこそ、風情があっていい。心を平和(おだやかでやすらかに変わりなく)にして。生活と遊びが自然につながってもいた・・。  

 

 

 

                                             10/3写  

                     f                                E 

                               DATA

                                  CANON EOS kiss X7 

                                            canon zoom lens  18~55mm             無印の写真

                                                〃        55~250mm      E 印の写真1枚

                                          FUJIFILM X-E1

                                            fujinon super ebc xc 16~50mm      f 印の写真1枚

 

                                          撮影日  2017、10、4