わたしの随筆  雪  地  風

心に浮かんだことを気ままに

映画ポスター展

2016年05月30日 | 随筆

 先日、「懐かしの映画ポスター展~スクリーンに集いし、あの日あの頃~」と題した特別展を青梅市立美術館で見た。大好きな映画、「七人の侍」のポスターは良かった。絵巻物のように、グーンと横に細長いそのポスターには、あの七人の侍たちが思い思いの格好で立って並んでいる。その映画が封切られた当時、自分は小学3年だった。いつもの東映チャンバラ映画だろうと思った。騒がれていたからその映画を見たかった。父は、ねだる自分に「駄目だ」と遠まわしに言った。武士たちが切り合ったりするのが本当みたいで、子どもにはちょっと見せたくないと危惧したのだ。

 

 小津安二郎の映画には、父はよく連れて行ってくれた。自転車の荷台に乗せて度々行ったことは、以前ブログを始めた頃に書いた。で、小津安映画へついては行ったけど、ゆっくりした画面に退屈して、うとうとと居眠りしてたり。でも、父の大好きな映画だから「もう帰ろう」とは言わなかった。「ダンボ」を初めて見た時は、楽しくてたまらなかった。ドナルドダックの声も面白かったなー。幼稚園にも行かない子どもとして育ったし、そういう時代だったんだ。

 

 そんなことを、思い出しながら、「東京物語」や「二十四の瞳」、「喜びも悲しみも幾年月」、「生きる」などのポスターを眺めていた。

 ♪ 俺(おーい)ら岬の  灯台守は  妻と二人で  沖行く船の  無事を祈って   灯をかざす  灯をかざす ・・ ♪  ませていた訳ではないが、映画・「喜びも悲しみも・・」のテーマソングを当時よく唄っていた。    ♪  いーのーちー   短じーかーし  こーいーせー    おーとーめー・・ ♪ という映画「生きる」。その<ゴンドラの唄>も当時、ちょっと耳にしたが、殆んど大きくなってからが聴いたもの。映画好きだったから、高校時代、数人で映研を作り、ただただ映画鑑賞と言っては洋画などをよく見に行った。

 

 そんな訳で、映画音楽を ♪ フーン フーン フーンと小さく口ずさみながら、隣りの洋画ポスター会場へと廻った。「エデンの東」(米)、「野いちご」(スウェーデン)、「自転車泥棒」(伊)、そして「禁じられた遊び」(仏)などの懐かしい映画ポスターが並んでいる。ギター奏でる、どこか哀しいメロディーや映像が浮かんくる。「 ミシェル  ミシェル 」と駅の雑踏の中を駆けていく幼い女の子・・。「太陽がいっぱい」のルネ・クレマン監督の名作である。 あどけない戦災孤児の話は、いつまでも哀しくて。

 

 二か月近く開催していて、終わりに近かかったので、ポスターをゆっくり見れた。脚本や監督、俳優名などを見ていると時代がつかめる。50年、60年代の映画全盛の頃のが多く、文芸、社会派、青春、時代劇、サスペンス、喜劇などと分類されていた。きちんとした数少ない貴重なポスターの数々。こういう庶民的なものは、かえって残りにくいものだ。 「 あー  当時 そんな映画があったなー  」と懐かしく思い出されるひと時だった。 過ぎ去ったものは、どこか儚く、また美しく見えるようで・・。

 

         

                 時は流れて・・

                                                             

                                            

 

                               DATA

                                  FUJIFILM  X-E1

                                           elmar-c 90mm  f4   下段写真4枚

                                          CANON EOS kiss X7

                                           canon zoom lens 18~55mm   映画ポスター写真(パソコン画面複写)

                                          撮影日  2016.5.30   


核なき世界を

2016年05月28日 | 随筆

 日射しの強い暑い日かと思うとまた、そよ風の吹く爽やかな日だったり。そんな五月下旬。でも、梅雨入りも近いのだろう、今日は過ごしやすい曇り日である。

 昨日は、オバマ大統領の広島訪問をテレビでずっと見ていた。原爆投下71年にして、初めての原爆投下地広島への、初めての米大統領の訪問。なんと長い道のり・・と。日米安全保障上のセレモニーでは決してないだろうということを念じながら。

 現在、世界に1万5千発を超える核兵器があるという。世界情勢に見るように、核廃絶への道は険しさを増すばかりである。テロ、戦争、核実験、難民、貧困、格差・・。非人道極まりない紛争の中で、多くの犠牲者が次々と出てくる悲惨な状況の昨今である。そして、いろいろな地域で不条理な暴力支配が依然続いている。

 09年のプラハ演説を思う。イラクやアフガニスタンでの戦争終結、中東和平への努力、友好国キューバに、国内での銃規制、皆保険への取り組み等々。オバマ大統領なりの希望への信念や誠実さが見えもした。だが未だ、あの「核なき世界」へは、遠い遠い道のりである。

 

 たとえ、その道は遥かであったとしても、前へ前へと勇気をもって我々は進んで行かねばない。ただただ、抑圧や貧困からの解放、平和と自由と真理をめざし、少しでも速く。   <過ちを二度と繰り返してはならない!!>という永遠の決意の下に。

 

 被爆地、広島から戦後71年、新たなスタートと確信し、現・米大統領の広島平和公園到着など、中継テレビ画面をスナップした。核なき世界を願って。

 

 

  あの日(イメージ)と 新たな一歩へ

                  

                   ①              ②               ③              ④               ⑤

                           

                        ⑥                 ⑦                 ⑧                 ⑨ 

                                     DATA

                                            FUJIFILM  X-E1

                                              zoom-nikkor-c  43~86mm f3.5  (古いレンズ、五枚はモノクロ撮影)

                                                  写真  ①~⑥  ⑨

                                            CANON  EOS kiss X7

                                              canon zoom lens 18~55mm

                                                  写真  ⑦  ⑧

                                            撮影日   2016、5、25   写真  ③ ④ ⑤ ⑨

                                                     〃  5、26   写真   ① ②

                                                     〃  5、27   写真   ⑥ ⑦ ⑧

 

 

 


花も鳥も・・

2016年05月22日 | 随筆

 今の季節は、生命がこれから少しずつ満ち溢れていくという24節気、小満。花も木も、鳥も虫も、生き物全てが元気いっぱいになるという。それにあやかって、少しでも元気でいたいものだ。

 

  耕された田には水が張られ、早くもカルガモたちが集まってきた。田植えも近い。

 

  花鳥風月、メモ風にいろんな自然のものを写していると、本当に気持ち良い季節である。草木の緑は目にやさしく、鳥の囀りは耳に元気よく、そよ風は肌に柔らかく、花の香りはほの甘く、一粒の山椒の実は程良く舌を痺れさせて。

 

  世の中、いろんな事が起こるが、自然だけは穏やかであって欲しいとただ祈る。

 

 

   * 庭の同じ柿の木に、キジバトがまた巣を作り始めた。この前のキジバトとは違うのだろう。やはり、静かに見守っていることにしよう。  

    

     INOCHI  AFURETE

                                          

                   ①                    ②                 ③                   ④

                                

                       ⑤                 ⑥                 ⑦                   ⑧

                                     DATA

                                          CANON  IXY    写真 ① ② 

                                          CANON EOS kiss  X7

                                             canon zoom lens  55~250mm  写真 ④ ⑤ ⑧

                                          FUJIFILM  X-E1  

                                             zoom-nikkor-c  43~86mm   f3.5  写真 ③ ⑥ ⑦

                                          撮影日  2016.5.19  写真 ① ②  ⑧

                                                  〃  5.21  写真 ③ ⑥ ⑦ 

                                                  〃  5.22  写真 ④ ⑤      

    

           


巣立ち

2016年05月19日 | 随筆

 グッグー   グッグー    グッグー   グッグー  朝の五時頃、キジバトが低い声で鳴いている。暫くして障子を開け、すぐ傍の庭の柿の木を見る。十日程前にキジバトが巣を作っているのに気付く。2メートルちょっとの高さの所に巣があるようなのだが、怖がらせたくないので殆んど気にしないようにしていた。

 雨の日には、卵かヒナかは知らないが、大丈夫かなとふと思うこともあった。営巣を知らなかった頃、窓の近くまで茂っていたので、剪定してしまったのだ。きっと、そんな雨の日、親鳥は羽を広げて葉の間から滴る雨を防いでいたのかも知れない。

 

  そんなことで、キジバトの鳴き声は朝、夕とよく耳にしていた。で、最初に書いたように、今日は朝早くからの鳴き声とか鳥の動きが普段とちょっと違った感じなのだ。バタバタと風を起こすような大きな音をたて、柿の木から出たかと思うとせわしく直ぐまた戻ってくる。そんな繰り返し。今迄、写真に撮ろうと思わなかったが、今朝は机の上にカメラを置いといた。五月晴れの日だし、キジバトを一度は撮っておこうと思ったから。

 

  朝、いろいろとやってる間にも柿の木が何となく気になる。そんな折り、バタバタとミミズを咥えた親鳥が飛んで来て、葉の間に入った。「あ あ」と初めて巣の上のヒナ鳥に気付く。随分大きいが、羽毛やクルクルした目つきから雛らしい。親鳥がいなくなった後、何枚か写す。

 

  また、バタバタバタと音をたてて少し離れた所の物干し竿に飛んできた。二羽のキジバトである。どうも親鳥のようだ。一羽は嘴には枝をくわえている。巣を補強するのだろうか。と、また自分もヒナ鳥の方を見る。その時突然、バタッとヒナ鳥が音を立てて下の地面の方に落ちたかと思うやもう見えない。何処かへ転げ落ちるように飛んでいったのだが・・。

 

  窓から1メートルも離れていない所でのキジバトの子育て。よく観察をしたのは今日一日だけ。普段、一生懸命、卵、ヒナと育てているだろうに気を使わせたら良くない。でも、一途でけなげなものだとつくづく思った今朝のひと時。親鳥はヒナがどうにか飛びたったのを見ていたのだろう。雨の日も、風の日も本当にご苦労さん!ちょっとだけ、じーんとした気持ちになり、また、ほっとした気分にも。温かい春の日の巣立ちという小さな出来事。

 

    春の日の 旅立ち

 

                             

                                            ①                   ②                   ③                   ④

                             

                    ⑤                   ⑥                      ⑦                   ⑧

                                          DATA

                                              CANON  EOS  kiss  X7

                                                canon zoom lens 18~55mm  写真 ⑤

                                                      〃      55~250mm  写真 ①~④

                                               CANON  IXY    写真 ⑧

                                               FUJIFILM  X-E1 

                                                 elmar-c  90mm  f4  写真 ⑥ ⑦

                                               撮影日  2016.5.19  写真 ①~④

                                                       〃  5.18  写真 ⑥~⑧

                                                       〃  5.16  写真  ⑤

                                       

 


爽やかに(2)

2016年05月14日 | 随筆

 森や林の緑は鮮やか。川や農業用水の水が滔々と流れる。その清らかな水は、この町で浄水場へと取り込まていく。空には白い雲がぽっかりと浮いている。

 桜並木の土手を歩いていたら、アオサギが空高く一羽飛んできた。頭上に向けて見当でシャッターを切る。その時、たまたまレンズのピントがアオサギにほぼ合っていた。マニュアルレンズだから運が良かった。桜の葉の間に下から面白く写る。

 今日、久し振りに川向うの山を歩く。林の中はひんやりとして気持ちよい。野鳥を撮るカメラマンが数名、三脚に大きな望遠レンズで静かに構えている。なるほど、全身黒装束なので鳥も気付きにくいのだろう。

 6月の梅雨入りまで、しばらくは五月晴れの日も続く。春の日を浴び、多くの生き物が生き生きと輝いている爽やかな季節である。そよ風が畳の部屋に静かに流れてきた。

 

        生き生きと

                            

                     ①        てっせん   ②                  ③                ④                                   

         

                        

            アオサギ    ⑤                 ⑥                 ⑦                ⑧

 

                                                DATA

                                                   CANON EOS kiss X7

                                                     canon zoom lens  55~250mm  写真 ①

                                                   FUJIFILM X-E1

                                                     zoom-nikkor-c  43~86mm  f3.5  写真 ②~⑧

                                                   撮影日   2016、5、13   写真 ①~⑥ 

                                                             〃 5、14   写真 ⑦~⑧

 


爽やかに(1)

2016年05月13日 | 随筆

 森を歩き、そのまま川の方へ出る。風も涼しい。新緑の木立、茂る草、水の流れが澄んで見える。

 爽やかな季節になった。

 

   

                   

                              しゃくやく

                   

 

                             DATA

                                          camera 

                                                       CANON  IXY

                                                    撮影日

                                                       2016.5.12

                                                   


学校再開へ

2016年05月09日 | 随筆

 熊本地震のため休校が続いていたが、今日から62校が再開された。残る111校も11日迄には全て再開される予定だという。4月22日の時点で、県内の小中高生約20万人のうち75%に当たる約15万人が、地震被害で授業が受けられないでいた。

 4月14日夜から5月7日深夜迄に、震度1以上の地震が1300回を超えたと気象庁が発表した。家屋倒壊、避難所生活、そして、これからの生活再建へ向け、本当に大変だろうと思う。子どもたちも授業再開で、苦労していることや、様々な工夫などを共有することで、お互い少しでも励みになっていければいいのだが。震災による精神的なストレスもあるだろう・・。日々の学校生活の中で、元気な笑い声が戻り、「どうにかやっていくけん」という気持ちになっていけたらいいなと思う。

 これまでの厳しい経験や粘り強さ、そして前向きな気持ちが、若さという情熱によって、多くの課題を克服していくだろうと信じたい。

 

  天気に恵まれたゴールデンウィークも終わった。近くの田んぼでは、水張りの前の田起こし作業も始まったようだ。いろいろな草花が咲き、木立が青々と茂り、虫や鳥も騒がしい。空がいつの間にか霞んで、ぽつぽつと春雨が落ちてきたかと思うと、次の日は朝から五月晴れ。青空やこんもりとした山々の緑も爽やかで。目の前を時が流れていく。

 

     花と木

                          

                  ①        みやこわすれ  ②                  ③                  ④

                       

          マーガレット  ⑤               ⑥          しゃくやく   ⑦                  ⑧    

 

                                    DATA

                                         CANON IXY    写真 ③ ④ ⑤ ⑦ ⑧ 

                                         FUJIFILM  X-E1

                                             elmar-c 90mm f4  (leitz)    写真 ② ⑥

                                             fujinon super ebc xc 16~50mm    写真 ①

                                         撮影日  2016、5、7     写真 ① ③ ④ ⑤

                                                  〃  5、8     写真 ② ⑥

                                                  〃  5、9     写真 ⑦ ⑧   


こどもの日に

2016年05月05日 | 随筆

 今日、五月五日はこどもの日。立夏でもある。昨日は、早朝までの雨も止み、強い日射しとなった。青梅では30、6度という高い気温に。

 三日の憲法記念日には、バーベキューをするというので五日市の十里木へ出かけた。川沿いにある用具など整った施設だから、材料など持参すれば簡単であった。網や竿で魚を捕ったりと川遊びに夢中になっている孫たち。向かいの河原には行楽客のテントがいっぱい。夏のような感じ。家に帰れば、夕方まで近所の遊び山でわんぱくに。

 みどりの日の昨日、四日は、里山民家などがある武蔵村山の野山北・六道山公園へ行った。茅葺き屋根の民家の近くでは鯉のぼりが風に泳いでいる。暑い日だが、風があるので木陰は気持ち良い。田んぼや小川からゲロゲロというカエルの合唱が聞こえる。長閑な風景である。里山でザリガニやドジョウ捕りなどをしていると、水辺にやまかがしや牛蛙を見つけたり。

 里山民家の座敷にあがった後、独楽回しやめんこ、竹馬など昔遊びをする。ポンプ井戸から溢れる水に、「これ、アニメに出ていたよ」と言う。そう、この辺りはあの「トトロの森」の舞台、七国山(東村山の八国山緑地)の続きと思えばいい。

 青空に白い雲が浮かぶ。ザワザワと緑の木々が揺れている。森は小鳥たちの囀りで賑やか。春と夏が織り重なったようなこの爽やかな季節。滝を登って龍になるという鯉。そよ風に泳ぐ鯉のぼりのように、元気いっぱいの子どもたち。子どもの世界もいろいろと悩みもあるだろう。こだわらず、なるようになるという、おおらかな気持ちも時には大切かもね。子どもだもん。

  

    ♪ 屋根より 高い 鯉のぼり~                                                  

    ♪ いらかの 波と 雲の波~      

                           昔、よくこの二曲は学校で歌ったものである・・ 。

  

           そよ風が吹いて

                                            

                       ①                  ②                    ③

                                              

                     ④                 ⑤                  ⑥                 

                                             

                      ⑧                  ⑨                 ⑩                 ⑪

 

                                  DATA

                                    CANON EOS kiss X7

                                              canon zoom lens 18~55mm  

                                                   〃      55~250mm  

                                                                   写真 ⑤を除く、①~⑪まで

                                                                                                     FUJIFILM  X-E1

                                                fujinon super ebc xc 16~50mm  写真 ⑤

                                           

                                                                                                撮影日  2016、5、3  写真 ①~③

                                                     〃  5、4  写真 ④~⑪

           

                                                                                               *   トトロの時計(カット)は、EOS kiss X7で撮影(5/5写)

 

 

            


五月の連休

2016年05月01日 | 随筆

 今日はメーデー。そして、夏も近づく八十八夜である。茶摘みの季節。香りよい新茶は体にほーっと浸みていくようで。目にする若葉も一斉に葉を広げてきた。野には白い冠毛を付けたタンポポがいっぱい。チューリップ畑は花を散らして青い。片隅に華やかな牡丹が咲いている。桜の木を見上げたら、おくての桜花がサクランボの隣りにいくつか咲いていた。

 昨日、<高円寺びっくり大道芸>へ行ってきた。JR高円寺駅北口、南口を中心とする28ヵ所の演舞場で土、日の二日間開催。ゾンビなどでコメディの芸をするファニーボーンズを見るのが目当て。

 校庭が会場になってるせいか、子ども連れの観客が次第に集まり始めた。小学校の校舎などを眺めていると何となく懐かしい気持ちになる。そのうち、子どもも一緒に芸に入らされ、てれたり笑ったりと実に賑やかになった。ラップ調の音楽と踊り、面白い顔と声、手品や曲芸などが織り混じり、テンポよく次々と進んで行く。通りがかりの人までがコメディアンにさせられて愉快。笑い声が起きる。海外でベストコメディ賞を受賞しているのはバラエティに富み、即興が面白い点もあるんだろう。

 日に三回の公演。二回目は駅前北口広場に移動。凄い人だかり。ちょっとだけまた覗いてみるつもりが、つい面白いので引き込まれ、そのままずっと見てしまった。不思議で、可笑しく、愉快。そのリズムに乗っちゃうのかな・・。楽器演奏や絵描きなど、他のパフォーマーの大道芸もいくつか見た楽しい時間だった。

 

 五月の連休。そんな中での様々な催し。近場で親子楽しく過ごそうという人もいる。都会だけでなく、地方だって近頃はネット社会のため、遊びも随分変わってきただろう。でも、やっぱり子どもだけは、普段から外で元気よく遊んだ方がよいと思う。スコップや鍬やバットやボールなど様々な道具や遊具に慣れて育つ子。スマホやネットゲーム、あるいはバーチャルみたいな環境の中でばかり育ってたら・・。  

 いつも、ニコニコと笑っていたお爺さんの手がごつごつと逞しく見えていた。いつも、ニコニコ顔のお婆ちゃんの手はしわくちゃ。でも温かく見えていた。不便な時代の中で、どんな風に小さい頃から育ち、優しく強く生きてきたんだろう・・。そんなかつての時代の流れの尊さを忘れてならないような、そんな時代になってしまったようで・・。・・もうすぐ、こどもの日である。

 

     五月雨と五月晴れの日に

                                         

                      ①                     ②                     ③

                            

                       ④                  ⑤                   ⑥                   ⑦

                              

                  ⑧                   ⑨                  ⑩                                     ⑪

 

                                       DATA

                                           CANON  IXY    写真 ①②④⑤⑨⑩

                                           FUJIFILM  X-E1

                                             fujinon super ebc xc 16~50mm   写真 ③⑥⑦⑧

                                             zoom-nikkor-c  43~86mm   写真 ⑪

                                           撮影日   2016.4.25   写真 ① ②

                                                                                                                〃   4.28   写真 ④ ⑤

                                                   〃   4.29   写真 ③ ⑥ ⑦

                                                   〃   4.30   写真 ⑧ ⑨ ⑩

                                                   〃   5.1    写真  ⑪