わたしの随筆  雪  地  風

心に浮かんだことを気ままに

さくら

2017年04月12日 | 随筆

 日曜日で、町のさくら祭りは終わった。本祭りのその日は折あしく雨模様の天気だった。翌日の月曜日には雨も上がって店なども手早く片付けられた。その頃、(すさのおのみこと)と書かれた祭り半纏を羽織った町衆たちもご慰労会を終えたようで上機嫌。ご苦労さんでした。

 

 そして、昨日火曜日は冬に逆戻りしたような寒い一日だった。冷たい雨がしとしと降り続いた。新年度の勉強が始まったので都内に出たが、時々車窓から見える桜並木も雨に霞んでいた。車内では、新しい学校で新学期を迎えたばかりといった感じの学生たちを見かけた。スマホはしていない。いつもの4月上旬の光景なのだが、雨にびっしょり濡れた傘を下げて持っているのも厄介そう。でも、若い今なのだから。ガンバッテ行け。

 

 川の流れに枝垂れるように咲いている桜。土手沿いに咲いている桜。道路の両側に並木となって咲いている桜。山や丘陵の中にぽつんぽつんと咲いている桜。赤い門を飾るように咲いている桜。民家や店の近くで立派に咲いている桜。校庭を囲むように咲いている桜。公園に咲いている桜。いろんな桜がいろんな風に咲いている。町の桜は今年はちょうど今が満開のようである。

 

   

  さくら祭りは終わったが       

                           

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   桜人  見て帰り来むや  そよや  明日帰り来むや  そよや~

                             

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   紅   枝垂れ   染井吉野や   江戸彼岸    大島桜    まだ散る勿れ

                              

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                                        DATA

                                            FUJIFILM   X-E1

                                               fujinon super ebc xc 16~50mm  f 印の写真

                                               leitz elmar-c  90mm f4   le 印の写真

                                            CANON  ixy      印の写真                     

                                            CANON EOS kiss x7

                                               canon zoom lens 55~250mm  E 印の写真

                                           

                                            撮影日   2017、4、10 

                                                                * 最後の二枚は4/12に写す

 

 

       * ペギー葉山が亡くなった。彼女の歌う「南国土佐を後にして」に励まされるような時もあったような。良い歌だと思う。