HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

Mk.12w改

2019-01-27 20:54:11 | タクティカル


いつもそうなので、こうゆうのもなんてすが、久しぶりのMk.12です。
C.Q.Dの2番目のバリエーション(1番目はMk.11)。
C.Q.D-STDよりもシンプルなユーティリティモデルとしてデザインしてあります。
ユーティリティ/ファイティング比70/30。
野人的な使い方のみならず、都会的でスタイリッシュなイメージを目指します。
はぁ?都会的でスタイリッシュ?とか言わないように!



〈ブレード〉
●4.5mm厚、115mm長、SKD-11
●フラットグラインド
ユーティリティ性を重視してフラットグラインドを選択しました。
フルハイトフラットグラインドは、使い易くてスッキリなスタイルが気に入っています。
ただ、ブレードが軽くなってしまいバランスを取るのに苦労します→基本ブレードを重くしたい癖。
Mk.12ではニュートラルなバランスを維持しています(全長の真ん中くらい)。




〈ハンドル〉
●123mm長/G-10 フォリッヂグリーン
●6mmソングホール(オーダー)
ニュートラルなバランスを目指し、シンプルなハンドルデザインにしています。
もちろん、ブレードとのデザインバランスも考えていますが・・・
今回のオーダーは
●パラコードを2重で通せる穴サイズ
で、通常4.0mmくらい(パラコード1重)→6.0mmに変更しました。





〈シース〉
●カイデックス(O.D)/DOTSロック仕様
いつもの仕様ではなく、垂直な取り付け方にしてあります。
後で変更可能ですが・・・
●常に装着しているわけではなく、必要な時に目立たないように装着する。
●バッグや大きなポケットにシースごと入れる
時にコンパクトにまとまる利点があります。


〈あとがき〉
L.E.M.S.Sカンファレンスで忘れていた事を、ついでとして述べておきますと。
機能美は、機能を追求して自然に出来るものではないと考えています。
●狙った美しいラインと機能のバランスよい融合
が機能美ではないだろうか?
つまり、狙って作るモノである。
機能美はシンプルなモノほど解りやすい。
この考えからMk.12を作りました。
さらに機能美を追求していくには時間がかかると思います。
また、どう変わっていくかは私的にも楽しみであります。




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続・SINGLE TRACK

2019-01-20 21:07:57 | 製作


鉄板状態からしばらく時間が経ってしまいましたシングルトラック。
グラインドをしたところで2度目の紹介をしてみます。
私の使っているナイフ、トレイル(プロトタイプ 2)の打撃強化型として考えてみました。
最初は、トレイルのブレードデザインそのまま延長したモノにしようと考えていましたが、面白くない(違いが分からない)という事で却下。
そもそも、そのように作ったモノは狙ったバランスになりにくい場合が多いので、ずいぶん変えてみました。



デザインベースはマレーシアのパラン(PARANG)をベースに短小化しています。
グラインドは平面を残したホローグラインド。
これだけ変えれば、だいぶ違うだろう?くらいにしてみました。



ハンドル形状もパランを意識したモノに。
ハンドル長は115mm。
この6インチブレードに対して短い感もなくはないですが、親指をハンドル前のステッピングに掛ければ、それほど気にならないくらいにしてあります。
このハンドル設定は、全長を抑えたいとい考えからで、トレイルの長さから設定してみました。



一応シリーズなので対比してみました。
トレイルと同じハンドルデザインにしてみるのも悪くないかもとい気がしてきましたが・・・
ただ、和風ナタ的にしたくなかったので、今回はこんな感じです。
実は、このシングルトラック(ミニパラン)は昨年末に紹介したショートボロの原形です。
焼き入れ前の状態です。
原形が未完成の状態でありながら、バリエーション発展型モデルが完成発表済みという順番が逆の現象が起きています。
これは大人の事情というやつでありまして、よくある事です?
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まだ大丈夫

2019-01-13 20:57:55 | 日常




正月休みもほとんどダラダラで、特に何もしていなかったので、終わりがけではありますが、外コーヒーくらいはしようかと、いつもの川原に行きました。
夏に使う予定だったネイチャーストーブも今回初登場。
燃料はホームセンターのパイン材35mm×35mm。
自作ベッドの余りです。
今回のミッションは
●ネイチャーストーブで外コーヒー
●フォルダーの強度チェック
フォルダー製作の再開を視野に入れたチェックも兼ねています。

〈チョッピング〉


叩く前にライナーの入りはこんな感じ。
材料は420J2。
この個体は10年くらい前に製作し、以前にも紹介した事があるモノです。





ホームセンターのパイン材、乾いてるし、石かんでないので楽勝かと思いきや、結構硬い。
1ヶ所切断するのに5分ほどかかっています。
このような使い方ではクリップが手に痛いので、個人的にはいらないところですが・・・


ライナーロックで叩いて切断すると、構造上奥に入り込んでしまいますが、1回動かせば元通り。
まだ大丈夫。

〈バトニング〉



それほど太くない角材ですが、短時間で燃やすにはまだ太いので、タテ割りに。

コジったり。

3/1に切断しただけではストーブにはまだ長いという事で、ヨコからバトニング・・・すいません!途中から面倒くさくなって石で叩き折っちゃいました。
ソッチのほうが早いです。


まだ大丈夫。

〈コーヒー飲みながら〉

着火は枯れたススキの茎と穂。
ブッシュクラフターならフェザースティック!かと思いますが、乾いた木なのでそのままです。

昔、スティーブマックイーンがこんな話をしているのを思い出しながらコーヒーをすすります。
「建物の10階から落ちている男が途中の下の階で見ている連中にいったんだ・・・まだ大丈夫。」
・・・このフォルダーもまだ大丈夫。



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Mk.11Mod1

2019-01-06 20:57:42 | タクティカル


コレは昨年末に某〇下刃物店さんに納品したモノです。
STDモデルのバリエーションとして番号制を導入しましたた。
C.Q.Dは10番台で、その1種類目という事でMk.11となります。
さて、ショウモデル&プロトタイプとしてMod0を作ってから2年くらい経ったでしょうか?光陰矢のごとし、Mod0からの変更点を踏まえつつ



〈ブレード〉
●4.5mm厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ホローグラインド
ブレードでは、ほとんど変更点はありません。
スエッヂが太面取りから尖った仕様になったくらいです。
表面処理もレイデントとミクロデントの違いがあります。
C.Q.D-STDのユーティリティ:ファイティング比は50:50(のつもり)からMod1では65:35(イメージ)な感じに考えてみました。




〈ハンドル〉
●123mm長/O.D G-10
Mod0の板ハンドル材(F.G)と同じにする予定でしたが、時の経過で厚手のO.D G-10が入手出来るようになったので、このスタイルになった次第。
Mod0ではソングホールはハンドル材の中、Mod1ではハンドル材の外に変更してあります。
コレは当時から予定していました。
尻のスパイク形は同じです。




〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
基本的に前側装着からのクロスドローという設定が多い中、タテに装着するようにしてあります。
装着方法は変更出来ますが・・・
タテに装着すると横幅を取らないというメリットがあり、なんとなくコンシールドなイメージで選択しました。


〈あとがき〉
予定より時の経過がありましたが、材料やデザインも選ぶ猶予が出来たという事で、ゆくゆくこうなったであろう仕様から始まる事になりました。
また作ります・・・4月のサクラブレードとか?・・・とか?
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