茨城県医師会長・原中勝征氏「民主党マニフェストは80点!」

茨城県医師会は、今回の総選挙で、あえて民主党支援を強力に打ち出しました。茨城県医師会長である原中勝征氏は、民主党マニフェストに対して「80点をあげてもいい」と、非常に高い評価をくだされました。栃木県医師会などでも民主党候補を推薦する動きが見られ、これまでの自民党の特に医療・社会保障政策への医療従事者からの不満が、ここへきて一気に噴出してきています。当然です。

医師会「地方の乱」他県に拡大(asahi.com)

民主党の医療政策マニフェストには、

・地域の保健師を増やして、健康啓発活動の一層の普及をはかる。

・新薬などの製造・輸入の承認過程の審議をオープンにする。

・医師以外のコメディカルスタッフの職能拡大と増員をはかり、医療事故を防止し、患者さんとのコミュニケーションの向上をはかる。

・助産師業務の見直しをはかり、共同体制を促進する。

・漢方・ハーブ療法・食餌療法・マッサージ・音楽療法など、相補・代替医療について科学的根拠を確立し、専門的医療従事者の養成をはかる。

など、注目すべき画期的な表現がいくつもあります。

ドクターヘリの強化にも言及しています。私は更に踏み込んで、羽田をはじめとする各地の空港の中に「ドクターヘリ基地」を設置して、救急医療の飛躍的向上を国家ビジョンの一つとしてとらえ、日本は救急医療先進国として世界のモデル地域になることを目指すべきではないかと考えています。

これまでのような「病気をつくる」医療から、必要なとき必要十分な医療を享受できるあるいは提供できる社会に転換していかなければ、憲法で保障された健康で文化的な生活は、結局いつまでたっても実現しません。

医師に偏重した医療から、医師をとりまくコメディカルの職能発揮とその自立を促進することが、患者利益の観点からも重要です。

民主党は、診療報酬を細かく見直しをして、患者さんの負担増にたよらない医療機関の経営向上をはかります。民主党は、既得権益の枠にとらわれない、公正で踏み込んだ発想の転換によって、医療の未来を拓きます。

民主党医療政策マニフェスト(PDF版)

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民主党の農林畜水産業への戸別所得補償政策が日本の農業を成長させる!

自民党が民主党の農業政策(特にFTAに関して)を誹謗中傷していますが、その言葉、自民党にそっくりそのままお返しします。日本の農林畜水産業をここまで過酷な環境に陥れた張本人は、まさに自民党そのものだからです。

民主党の農林畜水産業への戸別所得補償政策について、簡単明瞭に表現したプレス民主号外」ビラができあがりましたので、紹介します。*ニュース

FTA交渉を通して日本の農林畜水産物の競争力を高め、戸別所得補償をすることでその際のコストの差額分を国が補償する、それが民主党の政策です。

たとえば、ハリウッド女優がわざわざそれを食べるためだけに日本にやって来る、そう「桃」です。その他、ピオーネ・あまおう(いちご)・太陽のたまご(マンゴー)などフルーツだけでも多岐にわたる日本ならでは農産物は、すでに国際競争力を十二分に有しています。

これから更に日本の農林畜水産物の価値を高めていくために、民主党は全力で日本の農家を応援します。農家の努力なくして、農産物の品質や価値の向上はあり得ません。だからこそ民主党は、頑張る日本の農家を応援するのです。

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終戦の日の千鳥ケ淵墓苑

なんとか間に合って、閉園間際の千鳥ケ淵墓苑を参拝しました。連日、盛大に慰霊行事が行われていたとは思えないほど、いつもと変わらずひっそりとたたずむ千鳥ケ淵墓苑は、無心に不戦を誓うのにふさわしい穏やかで品格ある追悼施設です。

一心に読経する人のかたわらで、小さな子どもたちが楽しそうに走りまわっています。木陰のベンチで横になり読書をする人がいるかと思えば、何やら小声で歌いながら逍遥する高齢の男性もいます。現在の平和を享受する人々がここに集い、それぞれのやり方で戦没者を慰霊し心を寄せているのです。

ランニングで汗ビッショリの私も、白菊を献花し手を合せました。

後方が御遺骨が納められている六角堂です。
セルフなのでカメラワークはイマイチ・・・。
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築地本願寺の盆踊り


夜の本願寺はとても神秘的。盆踊りには、地元はもちろん大勢の築地ファンも訪れています。本願寺と市場とのセットで、築地のランドマークになっています。築地の歴史の過去にも未来にも、本願寺と市場とは欠かせません。
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市場と並ぶ築地のランドマーク


ライトアップされた本願寺ご本堂は幻想的!盆踊りが始まるの前には、全員による合掌礼拝が行われます。
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民主党の車も鎮座!


本願寺境内のど真ん中のど真ん中、民主党の宣伝カーがズラリと陣取っています。(邪魔をしているわけではありません。正式な駐車場です。)
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「8月6日原爆の日」民主党は遺骨収集にも全力を!

64年前というとはるか昔のようでもあり、しかし、人類の歴史からするとほんのわずか以前でしかなく、私が生まれる20年ちょっと前に、第二次世界大戦という壮絶なたたかいの歴史が刻まれていたなどと、いつなんどき考えても私には到底信じられません。

例えば、まだあどけない少年飛行兵たちは、二度と生きては帰れぬことを知りながら家族に思いを残しつつ大空に旅立っていきました。それは、本人や家族の意思とは別に、逃れようもない国家からの要求でした。

折に触れるたびに戦争の惨禍に思いを寄せますが、その事実は私にとって常ににわかには信じがたく、こらえきれない悲しみと切なさ、こみ上げる当時の指導者への憤り、そして現代を生きる私たちに託された「不戦の誓い」という未来へのバトンの重さに、いつも心が押しつぶされそうになるくらい緊張します。

戦禍に散った人々は、未来の私たちに何を託して逝かれたのだろうか。私たちは今、その思いに応えることができているのだろうか。

あの日あの時、少年飛行兵たちが書き残した家族への手紙を、知覧で見て以来私は忘れることはありません。68億人分の1でしかない非力な私ですが、それでも、生きている限り精一杯の責任感を振り絞って、未来を担う人々に「不戦の誓い」というバトンを手渡す努力を惜しまない覚悟です。

第二次世界大戦における日本人戦没者の数は、国内外に310万人あまりと言われています。しかし、戦後64年が経過した今も、海外戦没者240万人のうちまだ半数近くのご遺骨が、日本に帰還していません。犠牲になられた戦没者のご遺骨を、一刻も早く故国日本に帰還してさしあげることは、誰もが認める国家の至上命題です。

ところが現実には、厚労省の遺骨収集ミッションは非常に心もとなく、戦没者や遺族の期待に応えるものではありません。年間5億円の予算で、厚労省の職員が数人、民間の情報を頼りに各国を回るという、そのやる気さえ疑いたくなるような小規模かつ消極的な活動にとどまっているのです。

私は本来、今回の総選挙の民主党のマニフェストに、「遺骨収集ミッションの強化」について盛り込むべきだったと思いますが、たとえマニフェストに書かれなくとも、民主党政権は、遺骨収集に全力を注ぐべきだと思います。世界中の誰もが、迷うことなく参拝できる国立墓苑を創設することと同時に、そこにはすべての日本人無名戦士がまつられていなければなりません。

厚労省の資料によると、未送還遺骨115万柱のうち、海没遺骨は30万柱、相手国の事情により収集困難な遺骨は26万柱とされています。従ってそうではない約60万柱については早急に、民主党政権は全力で収集に努めなければならないのです。

遺骨収集に必要十分な予算を確保しミッションを強化していくことは、名実ともに英霊に哀悼の誠を捧げると同時に、国家の責任の在り方を示す一つの具体策になると確信します。そうなれば、たとえば現在求職中の若い人たちが、すすんでこのミッションに応募してくれるようになるかもしれません。

もとより戦後の総決算に終着点などあるはずもなく、私たちの平和への取り組みにゴールなどありませんが、戦争がもたらした様々な課題への取り組みの一環として、遺骨収集は非常に重要であり、最後の1柱まで探し出す気概が政府には求められるのです。

8月6日を迎えるにあたり、あの頃と同様の悲劇が今なお世界各地で繰り広げられていることへの、日本人としての責任の重さを痛感します。更に、戦争により解決されるものなど何もないことを人類の共通認識としていくために、世界中の人々が唯一の被爆国である日本に託そうとする使命の重さにも、心が震えます。

今日この日限りの2009年8月6日、米国オバマ大統領のプラハ演説も一隅とし、政権交代しても変わらず基軸となる日米関係の新たなる展望に思いをはせつつ、シビアな緊張感をもって私なりの不戦を誓い、平和への祈りを捧げます。

Remarks of Barack Hussein Obama, President of the United States of Americaオバマ大統領プラハ演説2009.4.5

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