内田副総裁逮捕!! 7月25日

道路公団の内田副総裁が、独占禁止法違反(談合幇助)と背任罪で、ついに逮捕されたっ!内田副総裁といっても、ピンとこない人も多いと思うが、猪瀬直樹氏の「かずら会の存在を知らないなんて、嘘だ!」との追及に、「時間がないから」と言って、そそくさと会議の場を後にした、なんともしらじらしく軽々しいあの人だ。「なんと、無責任な・・・・」と思った人も多いと思うが、案の定、談合の“張本人”だったのだ。猪瀬氏から不正を指摘されても、嘘に嘘を塗り固めて逃れようとする態度は、道路公団ナンバーツー(実質ナンバーワン)の立場とは思えない、軽率極まりない人格だった。

道路公団は、この10月に民営化されることが決まっている。「民営化」と言うと、条件反射的に“改革”のイメージがあるが、このまま民営化されると、官製談合や天下りが、野放しになってしまうのではないかっ!!猪瀬氏は、いかにも私たち国民の立場に立って頑張っているように見えるが、なんのことはない、小泉総理の側近に違いなく、真の改革派ではないのだ。

道路公団は、「民営化」では駄目なのだ。民営化ののち、これまでの談合がそのまま引き継がれても、「官」ではなくなるのだからその談合を罪にはできないし、勿論、天下りもコントロールできなくなる。やっぱり最善の策は、民主党のマニフェストにあるように、「道路公団廃止」以外に、進むべき道はないのだ。

道路公団を廃止して、公団の借金40兆円(利息を含めて60兆円)は、道路特定財源から毎年2兆円ずつ返済すれば、30年で完済できる!政府は、「民営化」という言葉のマジックに頼り、それにより野放しになるデメリットの部分を、臭いものに蓋をするかのごとく隠そうと躍起になっている。私たち国民が、それに惑わされないようにするには、どうすれば良いのか???「道路公団廃止」を訴える、民主党が頑張るしかないではないか!!

小泉総理に負けるなっ!猪瀬氏の本質を見抜けっ!国民にとっての真の利益は、道路公団の民営化ではなく、「廃止」にあるのだ!郵政問題も、言うまでも無く、民営化すれば良いというものでは決してない。むしろ、自分の給料は自分で稼ぐ郵政公社の職員の特質を生かし、国民年金・国民年金基金の事務や行政の窓口サービスを公社に委託して、行財政改革を実現する道を選ぶべきで、それこそまさに最善の策なのだ。
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