SGホテル 12月15日

国交省が公表した姉歯氏が構造計算を担当した物件のリストの中に、興味深いホテルが7件存在する。いずれもホテル名(確認時)に「SG」とつく。

群馬県前橋市「SGホテル」(建築確認:前橋市、設計:平成設計、施工:小野里工業)

群馬県伊勢崎市「伊勢崎大手町SGホテル」(建築確認:伊勢崎市、設計:平成設計、施工:木村建設・鵜川興業)

東京都「羽村市駅前SGホテル」(建築確認:イーホームズ、設計:平成設計)

平塚市「平塚明石町SGホテル」(建築確認:平塚市、設計:平成設計、施工:窪田建設・丸山工務所)

愛知県岡崎市「岡崎伝馬SGホテル」(建築確認:岡崎市、設計:平成設計、施工:浅井工務店

京都府「舞鶴SGホテル」(建築確認:京都府、設計:平成設計、施工:鹿島建設)

奈良市「三条本町SGホテル」(建築確認:イーホームズ、設計:平成設計、施工:木村建設)

 国交省報道発表資料1215現在

建築確認は、自治体もしくはイーホームズ、設計はすべて平成設計が担当。木村建設は勿論のこと、大手の鹿島建設まで名を連ねている。建築主は、平塚が㈱アサヒプランナーズ、舞鶴が㈱NVFサービス、奈良が㈱増富で、あとの4件は不明(怪しい)。

ホテル名にある「SG」とは、いったい何を意味するのだろう。「総研グループ」の略という説もある。ホテル建設・運営を一貫してコンサルティングしていた総研だが、先日の証人喚問で、ホテルルートについては、総研を頂点(出発点)とし建築・販売を担当する企業に至る一連のピラミッド構造が明らかになったところだが、ホテルの名称として「総研グループ」を使用するのは不自然ではないか。

SGが「総研グループ」なのか、あるいは特定の宗教団体の略称なのか、議論のわかれるところだが、広く社会的にアピールするホテルの名称としては、営業戦略の点から考えると、後者のほうが疑わしい。公明党北側国交大臣は、被害者救済を優先して真相究明に二の足を踏んでいる。いち早く公的資金の投入を決め、住民への支援策は手厚い北側大臣だが、事態の解明となると煮え切らないのでは、疑いを益々深めるばかりだ。

12月14日の木村建設への立入検査の結果、木村建設が施工した物件は、全国に3,000件も存在することが明らかになった。国は、これら全てを調査の対象にすることを決めたが、偽装マンション・ホテルの「巨大シンジケート」の解明が、今後どこまで行われるかはまだまだ不透明だ。調査の手を緩めず、徹底的に悪を暴こうとする人間が、いったいどれほど存在するのか、不安をぬぐえない。証人喚問を見ても、与党にはまったく期待できない。今こそ民主党が、存在価値を発揮するときなのだ。

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