Justice! 社会正義の実現!所得充実政策!ワクチンより検査を積極的に推奨! / 薬剤師・元参議院議員・消防団
ひらがな5文字の「はたともこ」ブログ
「不都合な真実」:政治家アル・ゴアのメッセージ
ノーベル平和賞受賞者のアル・ゴア氏(元米国副大統領・上院議員)が出演するドキュメンタリー映画「不都合な真実」を、かねがね映画館で観たいと思っていたところ、念願が叶いました。「こんなに明快にメッセージを発信する政治家が、日本にいるだろうか・・・」、鑑賞後の私の強い印象です。地球温暖化に警鐘を鳴らし、特に米国政府が自国の圧倒的世界最大のCO2排出量から目をそらす現状を鋭く指摘する内容もさることながら、これほどまでにゆるぎない信念を持って、強力なメッセージを発信する政治家が現に存在することを、私は心から誇りに思います。日常生活の小さなことからCO2排出量を減らす努力をしようと、世界各地で1,000回を超える講座を開催するアル・ゴア氏の行動力は、あらゆる政治家が目指すべき姿です。
アル・ゴア氏の発信力がいろいろな意味で優れている理由のひとつは、上院議員であった父が肺ガンを誘発するタバコ農場を経営していたことや、アル・ゴア氏自身がワシントンセレブの世襲議員であることなど、批判の余地のない生活を送っているわけではない現実を、決して隠してはいないところにあります。私たちは、朝起きてから夜寝るまでのすべての時間を、江戸時代の生活様式に戻そうとしても、そんなことは基本的には無理です。
しかし、技術革新とCO2排出量とは、単純に比例関係にあるわけではありません。むしろこれからは、技術革新によって、CO2排出量を抑制することができるのです。そのフロントランナーがハイブリッド車です。更に技術革新をして、近い将来、燃料電池車や水素自動車が開発されれば、CO2を排出しない車社会が実現するのです。TOYOTAやHONDAやMAZDAなどのたゆまぬ努力によって、そんな社会は、もうすぐそこまで来ています。
アル・ゴア氏は、決して人々の危機感をあおっているわけではありませんが、淡々としかし全身全霊で訴えるその姿には、鬼気迫るものを感じずにはいられません。京都議定書を批准しなかった米国を憂い、地球温暖化とCO2排出量とがパラレルであることを「不都合な真実」だと認識する人々が、「金の延べ棒」と「地球」とを天秤にかけて見せることに対して、地球が破壊されてしまったら、金の延べ棒も手に入らないのだと、諭します。近視眼的・刹那的に生きるのではなく、子々孫々がこの地球上で平和に暮らしていくためには、今この瞬間から、CO2排出量を抑え、地球温暖化にブレーキをかける以外に方法はないと、アル・ゴア氏は訴えています。ダルフール紛争もまた、干ばつなど地球温暖化がもたらした悲劇だとも・・・。
どこかの自称エコ議員が、浴衣姿で打ち水イベントに参加したり、風呂敷のPRイベントに参加して見せたりしても、国民には何もメッセージは伝わってきません。何故なら、心がこもっていないからです。パフォーマンスにすぎないことが、透けて見えるからです。アル・ゴア氏の姿に、政治家としての本懐を見たような気がします。映画の中でアル・ゴア氏は、地球環境に問題意識を持った議員(候補者)に投票しようと呼びかけています。そして、もし、それにふさわしい議員(候補者)がいなければ、あなたが立候補させてくださいと、更に呼びかけているのです。
マイお箸やマイバッグは、誰でもが、今から直ちに取り組めるエコ活動です。無添加・無農薬に限りなくこだわる私は、外食を殆どしませんが、日常の買い物には、マイバッグを心がけています。たまに時間がなく、ランニングの帰り道に買い物をする際には、レジの方から「バッグは?」と問われるほどです。包装もできる限りお断りしています。お店の袋に入っていないぶん、万引きと間違われぬよう、変に気を回すこともあるのですが、例えば、毎日ミネラルウォーターを買う度にレジ袋をもらっていたのでは、こちらも処分に困ります。
エアコンは、あると思うからつい使ってしまいますが、なければないで、衣服の脱着で調整できるものです。一駅歩く、残り物で十分!お弁当を持参する、水筒も忘れないetc、意外にすぐに取り組めることは多いものです。そんな些細なことができる人間でありたいと、あらためて痛感した、映画「不都合な真実」でした。
アル・ゴア氏の発信力がいろいろな意味で優れている理由のひとつは、上院議員であった父が肺ガンを誘発するタバコ農場を経営していたことや、アル・ゴア氏自身がワシントンセレブの世襲議員であることなど、批判の余地のない生活を送っているわけではない現実を、決して隠してはいないところにあります。私たちは、朝起きてから夜寝るまでのすべての時間を、江戸時代の生活様式に戻そうとしても、そんなことは基本的には無理です。
しかし、技術革新とCO2排出量とは、単純に比例関係にあるわけではありません。むしろこれからは、技術革新によって、CO2排出量を抑制することができるのです。そのフロントランナーがハイブリッド車です。更に技術革新をして、近い将来、燃料電池車や水素自動車が開発されれば、CO2を排出しない車社会が実現するのです。TOYOTAやHONDAやMAZDAなどのたゆまぬ努力によって、そんな社会は、もうすぐそこまで来ています。
アル・ゴア氏は、決して人々の危機感をあおっているわけではありませんが、淡々としかし全身全霊で訴えるその姿には、鬼気迫るものを感じずにはいられません。京都議定書を批准しなかった米国を憂い、地球温暖化とCO2排出量とがパラレルであることを「不都合な真実」だと認識する人々が、「金の延べ棒」と「地球」とを天秤にかけて見せることに対して、地球が破壊されてしまったら、金の延べ棒も手に入らないのだと、諭します。近視眼的・刹那的に生きるのではなく、子々孫々がこの地球上で平和に暮らしていくためには、今この瞬間から、CO2排出量を抑え、地球温暖化にブレーキをかける以外に方法はないと、アル・ゴア氏は訴えています。ダルフール紛争もまた、干ばつなど地球温暖化がもたらした悲劇だとも・・・。
どこかの自称エコ議員が、浴衣姿で打ち水イベントに参加したり、風呂敷のPRイベントに参加して見せたりしても、国民には何もメッセージは伝わってきません。何故なら、心がこもっていないからです。パフォーマンスにすぎないことが、透けて見えるからです。アル・ゴア氏の姿に、政治家としての本懐を見たような気がします。映画の中でアル・ゴア氏は、地球環境に問題意識を持った議員(候補者)に投票しようと呼びかけています。そして、もし、それにふさわしい議員(候補者)がいなければ、あなたが立候補させてくださいと、更に呼びかけているのです。
マイお箸やマイバッグは、誰でもが、今から直ちに取り組めるエコ活動です。無添加・無農薬に限りなくこだわる私は、外食を殆どしませんが、日常の買い物には、マイバッグを心がけています。たまに時間がなく、ランニングの帰り道に買い物をする際には、レジの方から「バッグは?」と問われるほどです。包装もできる限りお断りしています。お店の袋に入っていないぶん、万引きと間違われぬよう、変に気を回すこともあるのですが、例えば、毎日ミネラルウォーターを買う度にレジ袋をもらっていたのでは、こちらも処分に困ります。
エアコンは、あると思うからつい使ってしまいますが、なければないで、衣服の脱着で調整できるものです。一駅歩く、残り物で十分!お弁当を持参する、水筒も忘れないetc、意外にすぐに取り組めることは多いものです。そんな些細なことができる人間でありたいと、あらためて痛感した、映画「不都合な真実」でした。
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