穴守稲荷の伝説

小網神社のお守りのおかげで、動けるようになった雲は、

かねてから御参りしたかった、羽田の穴守稲荷神社に行くことができました。

日本を守ってくださっている瀬織津姫命さまに、御使いのきつねさんに、

ただひたすらありがとうございますと、お礼を言いたくて。


戦後すぐに、米軍が軍用の航空基地建設のために、羽田の住民に立ち退き命令を出して、

居住地を接収したところ、穴守稲荷の赤い大鳥居が残りました。


罰あたりなことに、邪魔だと思った米軍が、大鳥居を撤去する工事に取り掛かると、

何度工事しても、事故が相継いだ。


そのうち噂がたち、滑走路で航空機と並走する狐を見た。

大鳥居から無数の狐が走り出てくるのを見たと・・・・・


おきつねさんたちは、ひたすらせおりつひめさまと共に、羽田を守っていただけなのに、

都市伝説などと言われています。

米軍さえ退ける強い姫神様。私たちの。


今日も東国一の水琴窟のきつねさんに、井戸のお水をかける人が絶えないのでしょう。

美しい音霊が、あたり一面を浄めてゆきます。


奥の院のお砂を、備え付けの封筒に頂いて持ち帰りましょう。

袋に入れたまま、色々な使い方ができます。

雲は浄化したいものを乗せて使っています。


日本をお守りくださって、どうもありがとうございます。

ありがとうございます　ありがとうございます。

ありがとうございます　ありがとうございます。


これからもどうか、日本をお守りください。

どうか魔を退けてください。

ハロウィンが近いので、どうか悪魔を退けてください。