天山湯治郷の飲める源泉

　　　　　　　飲める源泉がここにあった！！

箱根奥湯本の仙境と言って良い、万人を向いた姿勢の、静けさが貴重な良い所です。

湯の持つ本来の素晴らしさと、人の真心が嬉しくなる、今時大変貴重な場所。


今は秋の虫の音が、大地から湧き立つような中、湯に浸かることができて、

心も身体も静かにゆっくりと蘇ってくるのがよくわかります。


徹底的に自然環境に配慮した姿勢が素晴らしく、これはぜひ見習いたいし、

他の温泉施設も見習ってほしいと思う程の徹底ぶり(^^)

源泉に、一滴の水も塩素も加えず、膨大な湧出量のためかけ流しという本物。


１階の土産物店「洒落亭」で100円の500ｍｌサイズから、大きなものまで、

ペットボトルが売られていて、そこで汲むことができるのがとても嬉しい（^^）

４日以内に使い切ってくださいとのこと。

料理に使っていただくと、心がほっかりして、気が遠くなるほど眠くなって、ぐっすり眠れます。　

２階の「楽天」では、温泉しゃぶしゃぶを賞味できます。　


洒落亭で見つけた「天山香」は京都「山田松香木店」（電話０７５－４４１－４６９４）のもの。

館内で焚いているもので、素晴らしい香りを家に持ち帰ることができます。


朝９時から夜１０時まで受付で11時閉館なので、日がな一日、じっくりと疲れを癒すことができます。

天山　入館料1200円、平日　はしご湯券100円で、となりの「一休」（夜８時まで）で秘湯気分も。


疲れた人の隠れ家として、古い木造の建物がすっかり磨かれたこの館が、ますます大切な時代になっています。


　　　　　　　　　　　足柄下郡箱根町湯本茶屋２０８

雲の中を ～ 箱根元宮

箱根園から駒ケ岳ロープウェイに乗って、箱根元宮へ。

芦ノ湖は良い天気でも、駒ケ岳山頂は雲に隠れている。


ロープウェイからの素晴らしいパノラマは、一転して真っ白な世界へ。

ホワイトアウトかと想うほどの雲。

ほとんど何も見えなくなった。


山頂の建物からもほとんど何も見えない。

ここは神の領域なのだから、地上とは別の世界が広がっている。


いつまでも白い世界に佇んでいても、何も変わらないから、

地図をカメラに収めて、頭に地図と道のりを叩き込んで、

雲の中に踏み出した。


広場から細い道が一本。　少し行くと、左に延びる道がある。

左に曲がったら、あとは一本道で、途中から登りの階段が続いている。


登りきると、山頂に天津磐境（あまついわさか）が、まるで幻のように浮かんできた。


隣の神山（かみやま）を天津神籬（あまつひもろぎ）とする、古代祭祀の行われた処だ。


その磐境に近づくと、その向こうに、さらに淡く、

夢まぼろしのように見えてきた大きな影こそが、目指す箱根元宮だった。


どこで参拝するのかよくわからないけれど、堅くなったガラス戸を力いっぱい

無理やりこじあけると、やっと中で参拝することができた。

御札などがここに並んでいる。


帰りは、けっして迷わないように、元来た道を注意深く戻った。


相変わらず雲の中、ほとんど何も見えない。　でも、ホワイトアウトでないのが有難かった。


ホワイトアウトを経験した人には、それがどんなに方向感覚を失わせるかわかるだろう。

１メートル先が怪しくなってしまうのだから。


もちろん霊峰神山も全く見えない。

けれども肉眼で全く見えないから、余計に有難いと想えるのだ。


なんでもすっかり見えれば良いというものではない。

見えないものを観じとる場所。

見えないから、白く美しい場所。


　　　　　ここは箱根。

　　　　　　　　　　　　まぎれもない、神の領域だった。

九頭龍神社はモーターボートで

さて、九頭龍神社へはぜひ、箱根園からモーターボートで行きましょう(^^)

往復１８００円で、忘れられない貴重な体験ができますよ♪


運が良ければ、芦ノ湖面を風になった気分で爆走しながら、

世界遺産になったばかりの富士山を望めます！！

ふつうはあり得ないお参りでしょ？　雲は初めてでした。


九頭龍神社は小さな綺麗な神社です。

湖に立つ小さな朱塗りの鳥居が目印です。


桟橋から、どきどきしながら赤い鳥居をくぐると、

森の中に昔から住んでるなにかがお出迎え・・・かな(^^)


社は小さくても、ここは水深４５メートルのカルデラ湖から、明るい緑の森に上がる処。

気持ちの良い、美しい処です。

鳥居の内側から見える湖面は、碧く、青く、

光を映して、宙を映して、きらきらきらきら輝いています。


ところで、九頭龍って何？

もしかしたら、九頭龍って八岐大蛇（ヤマタノオロチ）なんじゃないの？


だって八岐で、八つの頭ってあり得ないよね？　八つの頭なら、七岐のはず。

八岐なら、絶対頭は九つだよね？　何、その持って回った呼び方。　

九頭龍って呼ぼうよ、素直に。


だいたい素戔嗚尊（すさのうのみこと）の話はおかしい。

本来とても立派な神様が、暴虐の者とされていて、とても失礼な話になっている。


失礼のひとつが、この八岐大蛇退治で、なんで九頭龍に酒を飲ませてぐでんぐでんにして、

斬り殺さなきゃならないのか解らない。　だいたいやり方が汚い。　変な話だと思う。


九頭龍大神とは、大自然の力。　べつに龍の姿をしている訳ではない。

大自然を壊すなんて、どこかのたちの悪い国や組織みたいだ。



　　　我らは、この大自然の力の前に、敬虔でありたいと思う。

我らは、この大自然の力にいだかれているから、生きていられるのだ。　

　　　　だから、

　大自然を破壊した者には、大自然の大いなる力が、きっと襲いかかるに違いない。

　　　九つの頭の巨大な龍になって、襲いかかるにちがいない・・・・・・・・・

九つの頭の巨大な龍とは、例えばハリケーンのことを言うのではないかと、雲は想う。　

　　　　　きっと・・・・・・・・・

九頭龍の甘い水

箱根元宮に行きたいなと思っていたら、

「今日は強風のため、ロープウェイが運行停止しています」？！！！

台風20号めぇぇぇッ！・・・・・・・・で、箱根神社へ。


ここの参道は、芦ノ湖からの風が、湖水に立つ大鳥居を抜けて来る清々しい気流が、

真直ぐに境内に吹き上がって来て、この気流が龍の道、ここにドラゴンがやって来る、

そんな感覚がよく解かる。


九頭龍神社の分社の前に九頭龍の像があって、お水が頂けるので、容器を持参しましょう。

ペットボトルが１００円で売られてますが、好きな容器を持って行くのがベストでしょう。

こっちの水はあーまいぞ♪　という歌があるけれど、ここの水は甘くて美味しいですよ(^^)


九頭龍神社は少し不便なので、ここでお参りできるようになっているのでしょう。

箱根神社の社務所には、九頭龍神社の御守やら御神籤なども置かれています。

いきなり芦ノ湖畔の九頭龍神社に行っても、社務所がありませんのであしからず(^^)


ここへ来たら、やっぱり箱根元宮と九頭龍神社に行きたくなりましたよ。

二つの瀧～箱根湯本 天成園

箱根？そんな俗な所に聖地が？って、神奈川の聖地なのですよ、実は。

神奈川県という、県名に堂々と「神」の字のある地の聖地をご紹介しますね。

疲れた人を元気にする場所なので、旅のご参考に。

何回かに分けて、少しずつ書きましょう。


まず、天平時代に開かれた、「箱根七湯」最古の地「箱根湯本」。

駅前の１００円バスですぐの「天成園（てんせいえん）」へ。


「天成園」～天の成したる園～自体が聖地なので、できれば宿泊して、ゆったり過ごしたい。

与謝野晶子のお気に入りだったというけれど、雲もすっかりお気に入り(^^)


ここの庭園の「玉簾（たまだれ）神社」の両側に「玉簾の瀧」「飛烟の瀧」の両滝が美しく素晴らしい。

夜はライトアップされているので、夜も湯上りに浴衣姿で安全に瀧を見ることができる。

「玉簾神社」は「箱根神社」の唯一の分宮で、１０４段の石段がある。

ここの瀧の気は素晴らしいので、飛沫を浴びながらゆったり過ごしてはどうだろうか。

飛び石を渡って、本当に滝のすぐ傍まで行ける貴重な場所だから。

心も身体も清められて、蘇る。

宿泊しなくても、この両滝でゆったり過ごすことをお勧めしますよ。

　　
　　　天成園　神奈川県足柄郡箱根町湯本６８２　

　　　　　　　Tel. ０４６０－８３－８５００

ナウシカ 再び・・・

宮崎駿監督が、本当に引退されるそうだ・・・

今後は、「ジブリ美術館」でお目にかかれそう・・・


今この時代、「風の谷のナウシカ」の先見性に目を見張る。

あまりにも、あまりにもリアルに「今」を描いていて、

まるで見てきたようで・・・

　　
　　今、「希望」は何なのだろう？

　　今、「希望」は何処にあるのだろう？


駿さんは、「こうなるのは解っていた。」と言っている。

　　　　　「こうなるのは解っていた」と・・・

夏ばてに ハッピーバイオ１０３

「HB-１０１」が植物を元気にするのなら、人間用に開発できないのか？

という訳で作られた「ハッピーバイオ１０３」を摂ってみた。

これが昨今の夏ばてにいい(^^)

顆粒なので、ヨーグルトに入れたり、料理に入れたり、コーヒーに入れたり、

疲れた時はそのまま。うす甘くておいしい♪

わりと即効で身体が軽くなるし、とにかく熟睡できるので、疲労回復が早いのでは？

雲は別に（株)フローラの回し者ではなくて、

つい最近ファンになっただけなので、悪しからず。


エコでゴミを出さず、人畜無害なのが何より(^^)