「行ってきました!」と言うよりは
「寄ってきました!」という程 ご近所の美術館です
北浦和公園内にあるので
子どもたちが小さい頃はよく遊びに行ったものです
(ここは以前 埼玉大学があった所です)
春には桜が満開になるので
マスクをしながら花見をします(花粉症なもんで…)
とにかく とても身近な公園なのです
その中にある美術館が『埼玉県立近代美術館』
この建物を設計したのが黒川紀章さんだということを先日知り
改めて眺めに行って(寄って?)きたというわけです
(先日行った黒川紀章さん設計の素晴らしい美術館はコチラ)
上の写真の右側に黒い塊(彫刻)が見えるでしょう?
それは後姿ですが 前から見るとこんな感じです
↓
この女人像が なぜか子供たちの間では人気者でして…
「パパみた~い!」と言ったのは
うちの子どもだけではなかったようです
確かに こんな恰好でTVを見ているお父さんって多そうだわ!(笑)
この建物 さすが黒川紀章さんだけあって←ついこの間まで知らなかったくせに!
随所に趣向が凝らされています
例えば
階段の踊り場の窓に柱みたいなものが突き刺さっていたり…
大胆な吹き抜けがあったり…
これは3階から下を見下ろしたところです
1階に見えているのは彫刻です
右側の像がこれ
↓
あ~ん 背中が痒~い!
一昨年の暮れに私を襲った「帯状疱疹の悲劇」を思い出してしまう
その時のエピソードはコチラ←この記事の後半部分に書いてあります
この美術館にはモネ・シャガール・ピカソ等の 巨匠の作品があるかと思えば
こんな変った作品もあります
↓
コインローカーの「37番」
この部分だけは「作品」なのです
外の階段にも作品があります
子ども達のお気に入りは『椅子』です
ARTしている椅子があちらこちらにあるんです
もちろん座ってもOK!
夏休みには「椅子探し」のスタンプラリーみたいな催しもありました
いつも同じ場所に同じ椅子があるわけではないので
訪れるたびに新しい椅子が発見できたりして楽しいです
1番のお気に入りは真っ赤な唇の形のソファー
名前は「マリリン」
残念ながら今回はお隠れになっていました
ミュージアムショップの横にガチャガチャ発見!
上段は以前東京藝術大学内でやったものと同じ
石膏像のミニチュアでした
(その時の記事はコチラ)
下段は今回初めて見たものです
『だまし絵フィギュアコレクション』
300円
ちょっと高めだけど…ガチャガチャしてみました
不思議な龍が出てきました!
これはだまし絵で知られる版画家マウリッツ・コルネリス・エッシャーの版画を
立体化したミニチュアだそうです
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで
1月13日までエッシャー展が開催されていましたが
すごい行列だったようですね!
エッシャー展についてはさくらんさんのブログを見て下さいね
エッシャーファンにはたまらないフィギュアなのでしょうね
私にはただのへんてこな龍にしか見えないけれど…
北浦和公園のの名物は音楽噴水です
2時間に1回 この噴水が踊ります
近づくとしぶきがかかるのでカメラが危険にさらされます
1曲目はブラームスの「ハンガリア舞曲第5番」でした
この噴水はあるポイントから見ると…
虹が見えます
あ~ なんて素敵な公園なんでしょう
灯台下暗しでした
※ 私は子どもの頃「灯台下暮らし」と思っていました
「灯台を守る仕事をしている人(海上保安官?)が灯台の近くに住んでいて
その家は裕福ではなく そんなに明るくもない」って…
意味は合ってるんだけどね(合ってないか?)
「灯台」って「白くて高くて光るあの建物の灯台なの?」って
不安になったので調べてみると
灯台下暗しの「灯台」はろうそくや油であかりを点ける台のことでした
知らなかったわぁ~
2月12日まで『エコール・ド・パリと日本の画家たち』開催中
美術館内にイタリアンレストラン有り
JR京浜東北線 北浦和駅西口から徒歩3分