虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

アナログ放送終了

2011-07-24 | 映画・テレビ
今日の正午から、テレビは映らなくなった。
テレビはただの箱になってしまった。
全国で地デジ未対応は0.6%で、現在すでに99%の国民は地デジに対応しているというが、ほんとうだろうか?

わたしは、別にテレビがなくてもいいが(ああ、なんだかすっきりした)、独り暮らしの老人にとって、テレビは唯一の情報源であり、娯楽ではないのか?そうした対策はしているのだろうか。地デジテレビに買い換えるなんて、めんどうなことできるだろうか。
いや、テレビを買い換えただけでもだめで、なにやらアンテナをつけたりしなくてはいけないそうだ。

わたしも総務省のコールセンターに電話してみた。電話料金1分10円かかるそうだ。チューナーはいくらするの?安価なもので5000円くらい。ただし、安価なものは今すぐは手に入らないかも。アンテナはいくら?アンテナ自身は数千円だけど、設置料が店によって数万円するかも、よくわかりません、と。

全国地デジ化は、国の政策のようで、総務省は二千億円の税金を支出しているそうだ。地デジになって、テレビの何がどう良くなるのか、なぜ地デジにしなければならないのか、そんな説明は何もなく、強引なものだ。日本のように一斉に地デジ化される国は、世界にも例がないそうだが、メデイアは、地デジ化の方針については、これまでほとんど議論も解説もなく、黙ったままだった。ここにも、原発報道と同様な異常な日本があるのではないか?


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