インスピレーションの夜

something like that

空の帝国

2007年01月18日 23時58分42秒 | まんが 
一時
喜多尚江さんの作品です。
花とゆめでH5年から飛び飛びで連載してて、
最後の方の話は花とゆめプラネット増刊に移ってます。
全7巻でこの人のコミックスの中では一番巻数が
いってます。
でももう廃盤になってるみたいで、そのかわり
文庫が全3巻で出てます。

西暦2500年代、初めて世界を統一した帝王イデアの
おかげで彼が支配した数年は世界は平和だったが、
彼の死後世界が混乱し始めた。
そのため科学者達がイデアのクローンを作るが
失敗してしまう。
自分を始末しようとする追っ手から逃げ出した彼は
危ないところをリリカと英里に助けられるが…

ちょっとファンタジーだけどそんなに遠くない
未来にはありえるかもと思えるような話です。
話が短すぎず長すぎずちょうど良いバランスで
ラストの方は二転三転してて最後まで飽きずに読めます。

主人公ローズが自分がクローンということで
何のために生きてるのか悩んだりしますが、
それはクローンでも何でもない私たちでも悩むこと
なので、そういうところに感情移入できます。
それにしても同じクローンなのにイデムの方は
ちょっとかわいそうでした。

けっきょくイデアの遺産て力が強くなっただけ
なのでしょうか?
最後までほとんど力が使えてなかった気がしますが…

最終巻の表紙はやっぱりローズだと思うのですが
違うのかな?
やっぱりこの頃の絵が一番好きです。
今の絵よりちょっとシャープな感じなのが良いです。


昨日の歩数は11952歩で今日は12470歩です。