JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

『オンス』だろ、えっ『更年期』?!

2008年06月28日 | j-l

今日は土曜日、午後からはMさんのお店の手伝いへと行かねばなりません。梅雨の合間の好天にちょっともったいない気もしますがしかたありません、頑張ってきますよぉ。

悩み知らずの私が、最近ちょっと体調に不安がありまして、
「なんだ太り過ぎか?そんなら前からぞ!あっ、ひょっとしてついに肝臓か?アルコール禁止令が出たとか?」
って、おいおい
太り過ぎは自分でもじゅうぶん分かっておりますし、運動不足も否定しません。肝臓への負担もそれは人一倍でありましょうが、快食快便(失礼)内臓の調子はすこぶるよろしいのですよ・・・・・

だから、そうじゃなくて、最近、不眠症の気がちょっとありましてね、床に入る前は眠気全開なのが、床に入った瞬間に何処かへ行ってしまうのであります。
昨夜もなんやかやと午前3時の時計を確認してから就寝しましたので、3時間半しか寝ていない計算。
じつに繊細な我が心が(どこがじゃぁ!)知らぬ間に傷ついているのでありましょうか?

思えば、寝る前にいらぬ事をあれこれと考えてしまう傾向はあるんですよね。
仕事のこと、子供のこと・・・・・・・・若いオネェちゃんの・・・・んっんっん。
そのうち、鬱が進んで再起不能になってしまうのでは!!!!!!!!
あ~~~、なんて可哀相な私・・・・・・
まっ、冗談を言えてるうちは、問題ないでしょうかね?(笑)

「そうだ!これは、何日か前にバーのお客さんが言っていた、懐かしいあれだ!」
「??????」

いえね、前回いつものバーへ行ったとき、常連の●さんが良い気分で入ってこられまして、お話をしている間に『オンス』なる言葉が出てきたのであります。いやいや『オンス』といっても重さの単位ではなくて、ほら、女性の、ほら、月いちの、あのお客さんに対を成す言葉です。
「いやぁ、俺は、月いちじゃなくて、年に二回だね。『オンス』は」
ってね。

いまやまったくの死語ですし、それほど流行った言葉でもないでしょうが、私らが若かりし頃(小・中学校の頃でしょうね、ほら、ちょうどそういうことに興味を持ち始める頃)は「おれ、今日は『オンス』だから、体育見学しようかな」なんて、くっだらねぇ事を言ったりしてたんですよ。

「いやいや、今、『オンス』なんて言ったって、だれも分かりゃしませんし、へたすりゃセクハラですよ。」とは、私。
「なに言ってんの、俺には『オンス』が、実際あるんだからしょうがないじゃないの」
「はいはい」

思えば、今ほど性教育が充実していなかったあの頃、そうそう、女子だけが教室に残らされて、「男子は校庭でサッカーしてきていいぞ!」みたいなあの頃、隠されれば隠されるほど興味が湧いて、へんにそんな隠語的言葉が、刺激的だったりしたんでしょうね。
それにしても、●さん、『オンス』は古いし、女性の前ではあんまり使わないほうが、良いんじゃないかなぁ。

「そうだよ、きっと、俺も『オンス』だ、だから寝れねぇんだなぁ、うんうん」
「いや、それはないね。どう考えても『オンス』どころか、完全に枯れかかった・・・そう『更年期障害』のほうが、間違いなく近いね。」
「そんなぁ・・・・」

さて、今日の一枚は、ジミー・ネッパーです。
一昨日のマックス・ローチ→ミンガス・ワークショップと来て、ネッパーというわけでもないのですが、ミンガス・ワークショップの番頭役といっても良いネッパーの代表的アルバムです。

ネッパーというと、私は生で彼の演奏を聴いているわけでして・・・・・
そう、サド・ジョーンズとメル・ルイスのビックバンドの一員として来日したときです。
サド・メルの良さというのは、ビッグ・バンドでありながら、それぞれのソロ・プレーも充分に楽しめるという点ですよね。
もちろんジミー・ネッパーも、なかなかのものであったように覚えています。

トロンボーンというと、どうしてもJ.J.ジョンソンやカーティス・フラー、せいぜいベニー・グリーンあたりが頭に浮かぶのが関の山ですけど、「彼こそトロンボーンのすべて」と言われたネッパーを、トロンボーン好きの方は外してはイカンかもしれません。
そのためにも、このアルバムは押さえるべきではないでしょうか。

もう一つ気になるのは、やっぱり、ビル・エバンスの参加ですか?
エバンスとネッパーの共演ですと、このアルバムの1ヵ月前に録音された、同じベツレヘムのミンガス「EAST COASTING」がありますよね。
(親分有りと、親分無しの聴き比べも、面白いかな)
でも、どうだろう?どちらもエバンスの印象はそれほど強くないと私は感じます。
むしろ、このアルバムでは、ジーン・クイル、ジョニー・リッチモンド、この二人でしょうねぇ。特にフィル・ウッズとの双頭バンドでならすクイルの、若き日の演奏は勢いがあります。

いずれにしても、手元に置いて良い一枚だと思いますよ。

A SWINGING INTRODUCTION / JIMMY KNEPPER
1957年9月録音
JIMMY KNEPPER(tb) TEDDY KOTICK(b) DANNY RICHMOND(ds)
GENE QUILL(as) BILL EVANS(p)[1,4,6,8]
GENE ROLAND(tp) BOB HAMMER(p)[5,7,9]

1.LOVE LETTERS
2.OGLING OGRE
3.YOU STEPPED OUT OF A DREAM
4.HOW HIGH THE MOON
5.GEE BABY AIN'T GOOD TO YOU
6.IDOL OF THE FLIES
7.CLOSE AS POGES IN ABOOK
8.AVID ADMIRER
9.IRRESISTIBLE YOU



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2 コメント

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注意さらた方が (onaka)
2008-06-28 22:40:52
バブさん、こんにちはmonakaです。
お体に信号が燈ったようで、お仲間が増えたようで嬉しい限りです。
内容後しては、機能障害というよりか、妄想性初期老人症では無いでしょか。
“オンス”などというとんでもない言葉が心に残る問題をきちんと把握したほうが良いと思いますよ。
間違えると私みたいに、長いリハビリ期間に入ります。
小さな声で言いますが、バブさんほどの博識ならばもう一つの女性の月の“・・・”て語源、記事に書いても私だけは怒りません。でもやめたほうがいいでしょうね。
monakaさん (バブ)
2008-06-29 22:08:33
え~~、「menses」の語源は、「L.mensis」つまり「a month」から来ておりまして・・・・
って、危なく講釈をたれるところでした。(笑)

冗談は別として、ご心配いただきありがとうございます。残念ながら私の場合monakaさんほど、繊細で素敵な心の持ち主ではないもので、さほど心配はしておりません。
でも、もし不眠が続くようでしたら、ご忠告どおり、医者に相談でもしてみようと思います。

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