NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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子供から学んだ事

2005年07月05日 | 子育て
先週の話になるが、小2の息子の参観懇談会に行った。

息子のクラスには、Kちゃんという車椅子を使用している女の子がいる。
Kちゃんのお姉ちゃんとうちの小5の娘は、同学年ということもあって
どういう事情で車椅子を使用しているかということは、大体知っていた。

だから息子がどういう風にKちゃんと接しているか大いに関心があり、参観を見学した。
懇談会で、担任のI先生やKちゃんのお母様が、クラスの様子を話して
下さって、一同びっくり!!

みんな当たり前のように、Kちゃんに対して手伝っているというのだ。
障害者だからという観点からではなく、「クラスの仲間」という目で
Kちゃんに接しているのだ。
そう、さりげないのだ!
また、女の子より男の子の方がもっとさりげないらしい。
女の子は「お世話してあげる!」って感じだが、男の子は
だまってすっと手伝ってあげるらいしい・・・・うっかっこいい!!

そういえば、息子の口から「kちゃんのお手伝いをした」なんて言葉は
一言も出ていない。
体育とかでドッジボールをやるのにも、このクラスは
「Kちゃんルール」でドッジボールをやっているそうだ。

なんだか「五体不満足」の乙武さんの小学生時代の話を思い出した。
乙武さんも「おとちゃんルール」というのがあったそうだ。

そんな話をいっぱい聞かされて、とてもあったかい気分になった。
Kちゃんのお母様は
「Kがこのクラスが楽しいと喜んでます。これからも宜しくお願いします!」
と、おっしゃってたが、とんでもない!

逆にこちらの方こそ、とてもいい生きた学習をさせてもらい
感謝の気持ちでいっぱいだ。
他のお母さんが私たちの気持ちを代弁してそう発言しておられた。

帰って、子供に「Kちゃんのお手伝いみんなでやってるんだ~すごいね」
と話したら、息子は真顔で
「そんなの当たり前じゃん、改めていうことないぞ、ママ」
・・とはっきり言った。

子供には、本当に垣根がないんだ。
大人の我々のほうが、変に垣根つくっちゃってるんだ。。。
反省・・・

この日は、本当に学ぶことが多かった。
息子がとっても頼もしく誇らしく見えた1日でもあった。

この心豊かな気持ちが、大きくなっても持ち続けて欲しいと
母は切に願うのである
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2 コメント

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Unknown (おばさんFP)
2005-07-06 11:52:19
我が家の長男の同級生にも車イスの子がいましたが、皆、当然のように手を貸していました。子供って素晴らしいですね。その気持ちを大人になっても忘れずにいてほしいです。
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Unknown (nao)
2005-07-06 14:35:36
本当にそうですね。

子供達が大きく見えましたよ!

この気持ちがいつまでもなくならないように・・と思います(^^)
返信する

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