NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

「犬と私の10の約束」

2008年04月01日 | 邦画

~ソックス、私のそばにいてくれてありがとう~

卒業式で、あっという間に帰ってきた息子と一緒に見に行きました。
だけどUPするの大幅に遅っ・・・・・・。(--;)

2007年  日本 松竹配給  (08.3.15公開)
[監督]本木克英
[原作・脚本]澤本嘉光 川口晴
[歌]BoA
[出演]田中麗奈・・・・・・斉藤あかり 
    
加瀬亮・・・・・・・・星 進        (クラシックギタリスト)
    福田麻由子・・・・斉藤あかり(少女時代)
    佐藤祥太・・・・・・星 進(少年時代)
    池脇千鶴・・・・・・井上ゆうこ       (あかりの親友)
    相築あきこ・・・・・            (進の母)
    布施明・・・・・・・・星 真一       (進の父)
    高島礼子・・・・・・斉藤芙美子     (あかりの母)
    豊川悦司・・・・・・斉藤祐市       (あかりの父)

<見どころ>
90年代に話題となった、作者不詳の短編詩「犬の10戒」。
インターネットで発表されると、犬を飼う多くの人の共感を呼び、
世界中に広まったものである。
この詩から、少女と犬のかけがえのない10年間を描いた感動作。
成長したヒロイン役の田中麗奈を始め、加瀬亮、豊川悦司などの
実力派俳優たちが共演。

<あらすじ>
函館で暮らす14歳のあかりは、病院に勤める父と優しい母の愛情に
包まれて暮らしていたが、
ある日、元気だった母親が病気で入院してしまう。
父親は仕事で忙しく、寂しいあかりの元に、一匹の子犬が迷い込む。
犬嫌いの父親を説得し、あかりは子犬を飼うことに。犬はソックスと名づけられた。
母親は、あかりに犬を飼う時は、「10の約束」をしなくてはいけないと教える。
それは、犬が飼い主にして欲しい、10のお願いだった。

<感想>
犬を題材にした映画は、反則~。犬には勝てません。(--;)
これは、作者不詳のまま広く世界に伝わっている詩を元に作られたお話。

~犬の十戒~
①私と気長につきあってください。
②私を信じてください。それだけで私は幸せです。
③私にも心があることを忘れないでください。
④言うことを聞かないときは、理由があります。
⑤私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています。
⑥私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
⑦私が年を取っても、仲良くしてください。
⑧あなたには学校もあるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
⑨私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
⑩私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。
  そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。
これ読むだけで、犬飼ってる人はウルウルくるんじゃないでしょうか?

主人公は、斉藤あかり(子供時代:福田麻由子  成人:田中麗奈)
   
この二人、雰囲気似てるんですよね。うまく子供~大人とつなげてあります。
福田さんは、子役の評価ものすごく高いんですが、確かにうなずけます。
存在感ものすごいです。これから先が楽しみです。

お母さん役は、高島礼子。母親役、そつなく演じてました。
で、お父さん役は、豊川悦司。
  
NAOさん原作読んでますが、自分の抱いていたイメージとちょっと違いました。
原作では、もう少し真面目というか、お堅い感じをしたので・・・。

あかりの幼なじみ、星くん役は、加瀬亮。(子役:佐藤祥太)
 
星くん役も、子役~大人、二人とも感じが似ていて良かったです。
クラシックギターで、♪タイム・アフター・タイム♪が聴けたのが良かったな~。
シンディ・ローパーの曲なんですが、私これ好きだったんですよね。
原作でもこの曲でしたが、これは良かったです。


動物ものはちょっとずるいかな?と思いますが、ワンコ達よく頑張ってました。
気になったのが、星くんのところで一時ソックスが預けられるんですけど
その待遇がとっても冷たいこと。(つなぎっぱなし)
原作ではそんな待遇ではなかったので、これが不満でしたね。
ラストの手紙も、なんだかとってつけたような出方も不満。
手紙の内容も、原作のほうが素晴らしかったです。なんで原作どおりに
しなかったんだろう???

まぁそれでも、動物を飼っている人には、十分泣ける映画です。
私も犬を飼っているので、思わずオーバーラップして観てしまい、
ハンカチのお世話になってしまいました。

だけど、これはやはり映画ではなく、2時間ドラマレベルのお話ですね。
お子さまや、深く考えないで観るにはいいですが、“映画作品”としては
いささか力不足だったような気がします。

点数:5.5点 (10点満点)


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6 コメント

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・・・ (則天)
2008-04-01 21:52:07
犬の十戒、実は鳥版もあるんですよ。
殆ど内容は一緒なんですけどね・・・。

うちもオカメがいるので、時々自分への戒めの意味で読みます。

そして読むたびにウルウルしてます。
そしてその後、必ず優しく接しています。

5番目は絶対欠かしません!本当に動物は分かってますから・・・
おだてるとノリますし、不条理に怒られると訴えますもの。

飼っているんですが、教えられる部分・救われる部分は沢山ありますね。
返信する
則天さんへ (NAO)
2008-04-01 23:21:20
探したら、けっこうありますよね。
猫とか鳥とか・・・ちょいと驚きました。

生き物を飼ってると、この10戒は自分のペットと
重ねて見てしまいます。

>教えられる部分・救われる部分は沢山ありますね。

ほんと、ありますよね♪
返信する
おはようございます (おばさんFP)
2008-04-02 06:49:46
この映画、見ていらしたんですね。
私は他の映画の時にCMを見ただけで涙が溢れてきたのですがDVDまで待つことにしました。
この10の約束、ワンちゃんだけではないな~と思っています。
うちのインコにも同じことがいえるなと感じました。
特に⑨の私は10年くらいしか~ はもっともだと思いはっちゃんを益々可愛がることにしました。

DVDが楽しみです。
返信する
おばさんFPさんへ (NAO)
2008-04-02 21:06:04
はい、子供と一緒に観てきました。
この約束は、どのペットにも言えることですよね。
登場する犬が、自分ちのモモとオーバーラップして
涙涙でした。

映画館で観るほどの出来ではないので、DVDでご覧になって
お家で思いっきり泣いて下さい。
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号泣です (ZIN)
2008-04-04 18:25:09
犬の十戒を読んだだけで 号泣です。
返信する
ZINさんへ (NAO)
2008-04-04 23:20:09
犬飼っている人はもちろん、動物を飼っている人には
この十戒は、涙ものですよね。
私も、読んでからモモをまじまじと見てしまいました。^^;
返信する

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