NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

「AVATAR」~3D字幕版

2009年12月27日 | あ~か行の映画

~観るのではない。そこにいるのだ~

今年最後の観賞は、お正月の目玉作品を観賞。

2009年 アメリカ  (20世紀フォックス)     09.12・23公開
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
音楽:ジェームズ・ホーナー      上映時間:2時間42分
出演:サム・ワーシントン・・・・・・ジェイク・サリー (人間とナヴィ族の間で苦悩する)
      ゾーイ・サルダナ・・・・・・・ネイティリ (ナヴィ族の女性、ジェイクと恋に落ちる)
     シガニー・ウィーバー・・・・グレース博士 (植物学者)
     スティーヴン・ラング・・・・・海兵隊大佐 (ジェイクにスパイ行為の指示をする)

<見どころ>
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が12年ぶりに発表した、
最新の映像技術を駆使して作り上げたアドベンチャー大作。
ある衛星にやって来た人類と、その星にもともと住む者たちによる激しい戦闘を、
迫力の最新3D映像で見せる。
出演者は『ターミネーター4』のサム・ワーシントンほか、シガーニー・ウィーヴァーら
実力派が顔をそろえる。構想14年、製作に4年をかけたキャメロン監督による
壮大な物語と斬新な映像美に酔いしれる。

<あらすじ>
下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク(サム・ワーシントン)は、
衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに
変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。
慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、
ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられる。

<感想>
「AVATAR」・・・・仮想的な空間において自分の分身として表示される
          キャラクターのこと。

ネット上でのアバターは、みなさん御承知のとおりですが、本編のアバターは
パンドラの先住民ナヴィと人間のDNAとかけあわせた肉体のことを指します。

キャメロン監督が217億円の製作費をかけて作りあげたこの作品。
宣伝どおりの、革新的な映像の洪水と言った作品でした。
「めざましテレビ」で軽部アナが3Dで観ることを勧めていたので
急遽、3Dで観賞することにしましたが、なるほど確かにこの3Dはすごい。
 
青を基調とした映像は、本当に美しく、3Dの映像も、今までは「飛び出す」という
のが3Dの常識だったのが、「AVATAR」は、その逆。
「飛び出す」のではなく「入り込む」。映像が奥に広がっているからすごい。
だから、主人公が観ている=自分自身も観ているという感覚になるから
話につい入り込んでしまう自分がいるんですよねぇ~。
またVFXの映像がすごすぎ。ナヴィ族の動きとかほんとリアルすぎ。
  
ヒロインのネイティリも、最初は違和感感じましたが慣れというのはすごい。
中盤になると、ぜんぜん青い皮膚も気にならなくなりました。
ヒロインの声は、ゾーイ・サルダナさんですが、彼女に似せたお顔で美人。
 
主人公のジェイクを演じたはサム・ワーシントンは、「ターミネーター4」にも出演。
個人的に、この顔にはまったく興味なかったです。
逆にアバターのジェイクのほうが男前に見えてしまいましたわ。
 
それから、パンドラを破壊しまくる大佐を演じたスティーヴン・ラングは
「パブリック・エネミーズ」にも嫌な捜査官で出ていましたね。
今回は、それを上回る嫌な大佐。ほんとしつこいぐらい生き延びていました。
あんた、ターミネーター?ってツッコミたくなるぐらい。 

あと、久々のシガニー・ウィーバーも出演。
 
けっこうなお歳になったと思いますが、相変わらずカッコイイ女優さんです。

話は、映像が凝っている分、いたってシンプル。
人間のエゴに対して物語っており、そこにラブロマンスが注入。
シンプルなほうがかえって映像の中に入り込みやすいと思います。

なんといっても、本作の売りは、驚異の映像美。
こてはやっぱりスクリーンで観るべきでしょう、その価値は大いにあり。
 
ただ、個人的に思ったのが、ジブリ作品が好き、とインタビューで話していた
キャメロン監督。それを思わせる映像が思っていた以上にあったな~ということ。
たとえば、↑の岩が空中に浮いているのは、「天空の城ラピュタ」を思い出します。
ここへ行くのには、磁気の力が強い場所を通らないといけない設定ですが
それは、「ラピュタ」でも竜の巣を通らないとラピュタに行けない、というのと同じ。
青のイメージや森のイメージ、環境問題、瀕死の体を木の触手で治していく・・
というのは、「風の谷のナウシカ」を思い出すし。
(ナウシカでは触手は、オームの触手)
最後のほうでは、「もののけ姫」を連想するシーンもあったので、相当この監督
ジブリ作品が好きなのかな?と思いながら観賞していました。

ジブリ作品を見倒している方には、「ああ~この映像どっかで観たことがある
と思われるでしょう。そういった意味では、新鮮味に欠けるかもしれません。

にしても、この映像感はすごい、の一言。
「革命的」といった宣伝文句はうそではないですね。

ぜひ、映画館でその映像体感をお勧めします。

ただ、注意点を。
3時間近くも3Dメガネをかけて観賞します。3D映像が苦手な方、観終わった後
クラっとするかもしれません。NAOさん、観賞中、目がしょぼしょぼしてしまいました。
コンタクトレンズの方は、目薬持参がいいかも?
そして、3D&字幕は、めっちゃ目が疲れました。3D吹き替え版をお勧めします。

点数:8点 (10点満点)
==========================

◆余談◆
観賞日・・・・24日クリスマスイブのレイトショー。

それはいいんです。
でもね、イブのレイトショーに女一人で行ったのは正直、失敗。

周りはカップルばっかり!

いや、シングルで来てた方もいましたよ・・・・・男の人がね。

さすがに、女一人のイブのレイトショー観賞は、いませんでしたぁ~。

いくらお一人様に慣れている私も「やっちまったか?」と思っちゃいました。

レイトショーは、日を選んで行くべきですね。


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10 コメント

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Unknown (mig)
2009-12-27 22:15:52
こんばんは★

すごい世界観ですよねー♪
3D映像はすごいんだけど、2Dでもいいかなって気もしました。
大きいスクリーンなら。
2Dの方が良かったって言う人もいるようです★

で、日本語字幕つきで次は普通ので観ようと思ってマス。

年内まだ更新あるかな?
またまだまだ年内ヨロシクです♪
返信する
migさんへ (NAO)
2009-12-28 00:30:59
こんばんは~migさん♪

ほんと、あの世界観と映像美はすごいですよね~。
あれだけの映像なら、2Dで観てもぜんぜん構わないかも?と私も感じました。
映画の更新は今年度はこれでおしまい。
あとは、お互い総括ですね。^^
返信する
なるへそ~ (めるめる)
2009-12-28 09:06:00
名古屋にもようやく3Dシアターが出来たので、
行ってみたいって思ってた映画やねん。
2Dにするか、3Dか複雑なようだけど、話のネタにいってみようかな?


↓のヤマト、予想通りの展開だったみたいね。
やっぱり、昔のヤマトで終わっといた方がよさそうね。
返信する
めるめるさんへ (NAO)
2009-12-28 19:31:41
話のネタには、もってこい!の作品だと思いますよ。(^^)b
2Dにしろ、3Dにしろ映像が奇麗なのには変わりないと思います。

↓のヤマト、予想以上のひどい出来でしたわ。
私の今年度のワースト作品かも?^^;
返信する
トラバありがとうございましたm(__)m (まーじょ)
2009-12-29 20:06:48
NAOさん、こんばんは。
トラバありがとうございました。
のだめと言い、アバターと言い、NAOさんの分析は
相変わらずスゴいですね。
シガニーねーさんは久々に観た気がします。
相変わらずエイリアン好きなのね~と思いました。
他の仕事もなさっているんでしょうが、インパクトがね~。
あの3Dメガネ、メガネかけてる人はあのままできるんでしょうか??
だから、大きめなのかしらん?
背もたれに寄りかかるとメガネの先っぽが当たって、
ホントわずらわしかったデス。
返信する
まーじょさんへ (NAO)
2009-12-30 20:50:40
こんばんは~まーじょさん♪

>NAOさんの分析は相変わらずスゴいですね

お褒め頂き、ありがとうございます。
まーじょさんに、そう言ってもらえるとうれしいな。
3D、ほんとズリ落ちちゃいますよね。
すっごく気になってしょうがなかったです。
真剣に見入ろうとするなら、やはり2Dかもしれませんね。
返信する
私も見てきました~っ。 (ベル)
2010-01-07 21:25:26
NAOさん、こんにちはv

私は、新年一発目の映画鑑賞は、この「アバター」でした。
色々な人から、3Dで見るように進められたので、3D版で見たのですが、本当に、奥行きのある映像で・・・自分も主人公と一緒に、パンドラを体験しているかのように思えましたです。

ファンタジーであり、SFであり、ラブロマンスな面白い作品でしたよね(^^)b

終盤になるにつれ、人間の方が、凄く野蛮で乱暴な生き物に感じられて・・・なんか、哀しくなりました(;;) ナヴィの人達の生き方の方が、本来の生物らしいというか、敬虔と言うか・・・現代の人間が失いかけた大切な何かを持っていそうですよね。

そうそう!
ジブリっぽい風景やシーンだなぁ~というのは、要所要所に感じましたね。
あと、わたし的には、アバターが、エヴァっぽくも感じました。
もちろん、中に乗るか、遠隔操作で動かすかの違いはありますが、「適合」とか「リンク」とか。
そういえば、エヴァも人造人間でしたっけ?(^m^)

ではでは、TBをお送りさせていただきましたです。
返信する
ベルさんへ (NAO)
2010-01-08 00:13:50
こんばんは~ベルさん♪

新年一発目にご覧になりましたか。
確かに映像は素晴らしかったですよね。

しかし、ずいぶん人間のエゴが描かれていましたよね。
でも、多かれ少なかれ人間は、こういうことやってきたんだよな~と気付かされます。
国どうしでのいざこざもこんな感じですよね。

>わたし的には、アバターが、エヴァっぽくも感じました。

同感です。
確かに適合・リンクは、エヴァ用語でもありましたしね。
さすがベルさん♪

そういう意味では、新鮮さに欠けますが、その分
映像でカバーというか、圧倒しているように感じました。
まさに娯楽映画といった感じでした。
まだまだ興行成績伸びそうですね。
返信する
パンドラの世界観に感動 (Any)
2010-01-30 20:56:36
NAOさん、こんばんは~♪
出遅れましたが、ようやく観てきました。

まさに「飛び出す」ではなく「入り込む」でしたね!
キャッチコピーに納得でしたわ。
実は私…「ラピュタ」も「ナウシカ」も「もののけ」も未見(恥)
なので、結構~新鮮でしたよ!展開は予想通りだけど(笑)
キャメロン監督の過去作品を彷彿するシーンもアレコレあり
ちょっと嬉しくなっちゃいました^^
シガニー・ウィーバーは還暦とは思えないカッコ良さですね。
大佐が乗っていたロボットみたいのに乗せてあげたかった(笑)
時間が合えば、もう1回吹き替え版で観てみたいな~と。

それにしてもNAOさん、イヴのレイトショーに
鑑賞とはチャレンジャー(^O^)/☆
返信する
Anyさんへ (NAO)
2010-01-31 15:02:13
こんにちは~Anyさん♪

キャッチコピーは、ほんとうなずけますよね。
「入り込む」感覚は、確かに革新的だと思いました☆

シガニー・ウィーバーは、還暦とは思えないほどキレイだったし
カッコよかったですよね!
あんな風にカッコよく歳とりたいものです。
イブのレイトショーは、ほんま失敗でしたわ。
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