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語彙調査単位

2016-10-12 | 語彙論
語彙論の語彙調査は語彙項目を決める。語彙は語の集合であると規定する。その語に単位のとらえ方を設けるとはどういうことであるか。語はその語のそれ以上分けられない単位であるとすれば、その単位はわかりよい。わかりよいのは日本語を意味の単位に分析するからである。そして語彙項目の単位は国語に入れた漢語を語構成において漢字を文字の一字一字に分けることなく国語辞典に登載する。そこで、漢字語彙についていえば、一字のもの、2字のもの、3字のもの、というふうに分けるが、熟語を単位にすれば漢字二字を語構成としていることが多いので、語彙項目の単位に熟語をもってすればわかりよいのである。しかし、調査単位に、いまここでも、調査単位として2字熟語を4字にする文字列で語のように扱うと、その単位はこの、調査単位 という4文字をとらえることになる。調査の単位、単位を調査する、単位調査という文字列があると、それは調査単位で分析される語としてのとらえ方と異なる場合が、その文脈にあると、おのずと、語彙項目の調査に、四文字を単位とした項目で対象となる言語資料を見なければならない。しかし、これは難しいことである。このブログのタイトルは、語彙調査単位の6文字である。これは語彙と調査単位であるのか、語彙調査と単位であるのか、その項目の立て方は、それぞれを分析して語彙調査単位を決めるようなことになる。


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