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カタカナ造語力

2016-10-30 | きょうのニューストピック
漢語の造語力と外来語の和製英語とを比べて、カタカナ造語力として考える。
カタカナ語の、その結びつきは、あるものは和製英語と呼ばれ、カタカナ語に疑似英語を見ることになる。
たとえば、解説するところから、

>狭い解釈では外来語を使った造語を指し、「フォアボール」「ベースアップ」「レベルダウン」「ファンタジック」のようなものを指す。これらは英語ではそれぞれ「base on balls」「pay raise」「level decrease」「fantastic」という。次に既存の語形を省略して作ったもの「ワープロ (word processor)」「パソコン (personal computer)」「エンゲージリング (engagement ring)」  
ウイキペディアより 

この和製英語を含めて、カタカナ語による造語は広い意味で英語を用いていても日本語の文脈に移すと、その意味を拡大縮小することが行われて、もともとの用法に比べると日本語では限定されてしまって、そのほかの使い方ができなくなる。
それを指して造語力を言うなら、日本語の仮名発音による意味の限定となる。
漢語が漢字を訓読みして日本語にするので、それには和語による意味の取り方が広くなり、語と語との結びつきが多くなる。

カタカナ語を英語の用法に限定して、

>和製漢語の造語力については肯定的に語られることが多いが、和製英語の場合は否定的に語られることが多い。和製英語は無学に由来する外国語の誤用・濫用であって、本来あるべきでない病理的現象であるとの見方がある。

と、指摘があるのを引用する。

そのカタカナ語の造語力は漢字の造語の行き詰まりをしり目にするかのように、いわばコンピュータの便利さによって、盛んとなりつつある。


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