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日本語文法文章論  八老劇団

2014-09-15 | 日本語文法文章論
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、高齢者劇団 不惑超え輝く とあり、副題に、60歳以上で構成する「八老劇団」の作・演出を務め30年 とある。日本経済新聞の文化面、20140915付けである。執筆者は浜田澄子氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。

冒頭の文は、次である。

> 30年近く前。

末尾の文は、つぎである。

>稽古場の福祉会館の舞台にフットライトなどがついたので、今後は小規模な公演を定期的に開いていければと考えている。

書き出しの文段は、次のようである。

> 30年近く前。関西のテレビ局の依頼で、60歳以上の役者で構成する我が「八老劇団」は、宝塚歌劇団の「ベルサイユのばら」の短縮版を上演した。この名作で男装の麗人オスカルが愛するのは幼なじみのアンドレである。しかし、うちの役者はつい言ってしまった。
 「オンドレ!」

末尾の文段は、次のようである。

> 10年には2年遅れの35周年公演「はだかの殿さま」、昨年には40周年公演「わらしべ長者」をプリズムホールで行ったが、こうしたホール公演は数年に一度しか開けない。稽古場の福祉会館の舞台にフットライトなどがついたので、今後は小規模な公演を定期的に開いていければと考えている。




春秋

 ややこしい話だが、きょうは「敬老の日」であり、「老人の日」である。以前は9月15日=敬老の日だった。それが祝日を土日とくっつけて3連休にするハッピーマンデー制度の採用により、2003年からは毎年9月の第3月曜日に変更された。ここから複雑になる。

 歴史ある日を動かすとは何ごとか、などと変更には反対する声が強かった。そこで敬老の日とは別に、9月15日を老人の日として新たに指定する妥協策がとられた。祝日ではないが、15日はこれまで通りお年寄りのことを思う日として残されたのである。今年はたまたま第3月曜日が15日だったため、この2つが重なった。

 老人の日は高齢者に自覚を求めてもいる。法律には「老人に対し生活の向上に努める意欲を促す」との定めがある。たとえば高齢者になっても、仕事やボランティアで活躍し続けることが、素晴らしい人生の一つであるのは間違いなかろう。だがよき生き方を周囲から「促され」れば、抵抗を覚える人がいるかもしれない。

 2つの日が次に重なるのは2025年だという。この年には団塊の世代がみな後期高齢者となる。医療費や介護費が膨れあがるため「2025年問題」と呼ばれる、まさにその年にあたる。経済の活性化に向けて政府は、高齢者を労働力として活用していく計画らしい。年をとるのもなかなか大変だということになろうか。

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