現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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眼を開けて見よ

2017-12-15 | 思い遥かに
あるというのか、2017年には、その様相が変化したようである。メディアが作り続ける、偏向した報道の閉塞感はインターネットによる情報の撹拌があらわれて、それはまさにフェイクの面を見せる。その現れ方には、日本を取り囲む地域の情勢に変化と閉塞が現れてきている。酷似したか、新たな展開か、追い込まれた形勢に、核開発に突っ走っての朝鮮半島は、その核化を進めるかどうかで、半島の南北が対峙し、その脅威から逃れるために、さらにまた核実験をするという正当化をしようとしている。よく考えれば、核基地を抱えてきた、この列島の非核原則は反古のようにも見えて、その巨大な威力を隠した基地と、いたるところに原発施設をもって、列島そのものが原発エネルギーによる、これまでの影響を考え直さなければ、列島そのものが核爆弾になるという、わたしたちの国であるから、核の傘をかぶって来た現実は重い。


【暗示】2016年の日本が、戦前昭和1926-1945と酷似する理由|今日の ...
news.kodansha.co.jp/20160815_b02
2016/08/15 - 戦前昭和の社会、それを知ることがそのまま現代の課題を考えることになる……そう思わせてくれる好著です。 戦前は暗い社会だったのでしょうか……。けっしてそうではありませんでした。井上さんは戦前日本を考える上で3つの点が重要だと指摘しています。 1.アメリカ化2.格差社会3.大衆民主主義. 戦前日本のアメリカ化というものは現在の私たちが想像するより大きな影響を与えていました。 ──日本はすでに明治以来六十年の吸収でヨーロッパからは学び得るものは一応学んでしまった。

http://news.kodansha.co.jp/20160815_b02
>大衆民主主義は広く大衆を政治・経済の問題に目を開かせるという利点をもたらすと同時に、ポピュリズムもまた生むことになりました。大衆の利益や権利、願望、不安や恐れを利用、扇動して、大衆の支持があるという名目で政権の暴走をもたらすことにもなったのです。メディアと世論(それが仕組まれた世論であったとしても)による大衆扇動ということが起きたのです。今でいう“劇場型”のはしりでしょう……。

この「戦前昭和」の実相が現在の日本の姿と瓜二つなことに驚かされます。それどころかより加速されているように思います。ラジオがテレビ、SNSへと発展し、その“速度”“伝播力”はかつての「戦前昭和」の比ではありません。“速度”“伝播力”はそのまま“力(破壊力)”へとつながります。はるかにポピュリズムのもたらす危険性は増しているといわざるをえません。格差是正という“正しさ”の追求がなぜ戦争という歪んだ解決にいたったのか。軍部の暴走、行政権力の傲慢さというものを支えたのは大衆民主主義であったことも、歴史の教訓として忘れてはならないと思います。けっして暗いだけではなかった「戦前昭和」、それがいつ“暗い道”へと進んでしまったのか。先人たちはどこで道を誤ったのか、この本はその実態を余すところなく語っています。

レビュアー
野中幸宏
編集者とデザイナーによる書籍レビュー・ユニット。日々喫茶店で珈琲啜りながら、読んだ本の話をしています。政治経済・社会科学から芸能・サブカルチャー、そして勿論小説・マンガまで『何でも見てやろう』(小田実)ならぬ「何でも読んでやろう」の二人です。


不景気、テロ、震災…現代日本は「戦前」にソックリ!? | ダ・ヴィンチニュース
https://ddnavi.com › ニュース
不景気、テロ、震災…現代日本は「戦前」にソックリ!? 社会. 2013/8/12. 『帝都の事件を歩く 藤村操から2・26まで』(中島岳志、森まゆみ/亜紀書房). 既成政党に対する絶望感やシニシズムが蔓延し、鬱屈する若者が増え、無差別殺人事件や大地震が発生、景気はどんどん悪くなり、地方は疲弊、 ... 著者の中島氏と森氏は、煩悶青年を生んだ東大や一高のあった本郷から歩き始め、江戸川橋、東京駅、隅田川、田端、日本橋と時代を下りながら考察し、最後に二・二六事件などのクーデターの舞台となった永田町を歩く。

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