日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





 日本経団連の奥田碩会長らが9月末に2回北京を訪問して、9月26日には温家宝首相、9月30日には胡錦涛総書記と会談したそうですね。

 奥田会長ってのはトヨタの会長でしたっけ?例のトンチキ爺ですね。

 ……私は大陸中国人を
「支那人」「支那畜」「政治的な畜類」などと当ブログで書くことがあります。香港人については、

「お前らは半世紀も遅れてる野蛮な中共に植民地扱いされても手も足も出ない奴隷どもだ」

 などと仕事仲間の「香港チーム」に言ったりします。連中は私が中共の悪口を言っていると知っているので笑っています(
「お前ら民度低すぎ」はさすがにまだ使ったことがありませんw)。

 でもさすがに同じ日本人にはひどい言葉は使いません(帰化人は別)。せいぜい
「トンチキ」です。ただ私がこの言葉を使う場合は、「売国奴」「死に損ない」「犬にも劣る私利一辺倒の畜生」「没義道の限りを尽す卑劣漢」などという意味を含んでいる可能性が多分にあります。ええ、相手によってはです(笑)。

 で、トンチキの奥田会長が9月末に慌ただしく日中間を往復して、温家宝や胡錦涛の靴を舐めてきた、ということなんでしょうか。

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 ●経団連首脳が極秘訪中 胡主席と経済で意見交換(Sankei Web 2005/10/22/15:38)
 http://www.sankei.co.jp/news/051022/kei036.htm

 日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)ら財界首脳が9月30日に北京を訪問し、中国の胡錦濤国家主席と会談していたことが22日、分かった。関係筋によると、経団連副会長である三村明夫・新日本製鉄社長や宮原賢次・住友商事会長らも同行し、日中経済や「靖国参拝問題」が両国経済に与える影響について意見交換したという。

 奥田会長は9月26日にも日中経済協会訪中団のトップとして、北京で温家宝首相と会談。いったん帰国して中国を再訪問していた。中国の首脳が、日本の財界人と短期間に会談するのは極めて異例。

 会談で胡主席が奥田会長に小泉純一郎首相が靖国神社に参拝しないように働き掛けたかどうかについては、関係筋は「取り上げられなかった」としている。(共同)

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 どうも不明瞭なのですが、奥田会長は温家宝や胡錦涛には会ったものの、今回は靴までは舐めなかったようにみえます。小泉首相による靖国神社参拝を前提に、「参拝後」も経済の冷え込みは避けましょう、みたいな話をしてきたように思えます。トンチキにしてはよくやった方ではないでしょうか。

 実はこの「密談」は今朝(10月23日)の香港各紙でも割合大きく扱われていまして、親中紙の『香港文匯報』(2005/10/23)も簡潔ながら報じています。22日の時事電の引き写しで、胡錦涛と会う4日前には温家宝との逢瀬があったことまでちゃんと言及されています。

「小泉首相は毎年靖国参拝を行っており(今年もするだろうということ)、中日経済関係が冷え込む恐れがある。財界の領袖(トンチキ)はそうした状況下で訪中したのだ。日本経団連の中で、小泉首相の靖国参拝を公に批判した者はいなかった」

 とこれまた意味不明瞭な文章になっていますが、要するに今年も靖国参拝はあるだろうと双方が予測し、日本側には靖国参拝賛成派もいれば、どうせ諌めても無駄だし派もいて、靖国参拝に批判めいた声は出なかった。……みたいなニュアンスかと思います。

 http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=CH0510230021&cat=002CH

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 ちなみに、以前から一貫してインテリ向きとされながら、最近は媚中傾向著しく販売部数を大きく落としているといわれる『明報』(2005/10/23)では、最近登場した「中国評論」という署名コラムがこのニュースを扱っています。

 書き手は「秦勝」という筆名で私は聞いたことがない名前ですが、まだ若いのかどうにもレベルが低い上に、「糞青」(自称愛国者の反日教徒)的色彩に染め上げられているという実にフレグランスな文章です。『明報』もよくこんな香ばしいコラムを連載させているものだと思います。これも中国への媚態なのかも知れませんが。

 で、今回の文章は以下のように締められています。

「中国は国連安保理の常任理事国である。いまなお発展ぶりにムラがある発展途上国ではあるが、26年来の改革開放政策によって相当な経済的実力と国力を蓄積するに至っており、日本をへこませるカードは政治・経済ともにたくさんある。(胡錦涛は)ここは背筋をピンと伸ばして日本の右翼にはっきりとノーと言うべきだ。さもなくば再び屈辱の目に遭う一方、日本の右翼をいよいよ増長させることとなり、どうにも国民に合わす顔がなくなってしまうだろう」

 これじゃ反日サイトの掲示板ですよ。これで許されるなら「御家人專欄」を是非設けてほしいものです。後悔させませんよ(笑)。

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 ……などと茶をシバキつつマターリしていたところ、時事通信が続報を配信しました。

 ●政府・内部にも伝達せず=胡主席、対日重視で期待-経団連極秘会談(2005/10/23/07:00)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051022-00000098-jij-int

 【北京22日時事】中国の胡錦濤国家主席と、奥田碩会長ら日本経団連首脳が北京で行った9月30日の極秘会談は、経団連の一部幹部にしか知らされず、北京の日本大使館など政府レベルにも詳細な内容が伝達されない異例の会談だったことが分かった。複数の日中関係筋が22日までに明らかにした。

 小泉純一郎首相が年内に靖国神社参拝に踏み切る可能性が高いとみられていた中、胡主席が4日前の温家宝首相と連続で奥田会長らと会談したのは、対日重視姿勢を示し、同会長とも関係の深い小泉首相の変化を期待した可能性が高い。極秘となった背景には「小泉首相が参拝した場合、胡主席はメンツをつぶされ、国内で対日弱腰姿勢を批判される」(日中関係筋)との懸念があったとみられる。 

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 うーん。胡錦涛が「小泉首相の変化を期待した可能性が高い」という見方には、私は同意しかねます。

 とりあえず温家宝、胡錦涛と中共政権の首脳が立て続けに経団連をもてなしたことで、
「中国必死だなw」ということは伝わってきます。ただ何に必死だったかということになると、「靖国参拝を止めてほしい」ではなく、「参拝があっても経済は今まで通りで」ということではないかと思うのです。たぶん中国側は「参拝が行われても反日騒動の再燃は防ぎますから」とも付け加えた筈です。

 2回の逢瀬は9月末、「五中全会」(党第16期中央委員会第5次全体会議)直前であることをまず思うべきです。その重要会議における最大の議題は「十一五」(第11次五カ年計画)の採択。今後5年間(2006-2010)の指針となる一大綱領です。しかも胡錦涛・温家宝オリジナルで、良否はともあれ独自色満載であることは以前紹介した通り。

 もし「靖国参拝」で経済的往来が冷え込んでしまうと、まずそこに影響が出るのです。早ければ年末にも祟りがあるでしょう。新規投資が減る。反日懸念で撤退に踏み切る日系企業も出る。中国には造れない重要部品や工作機械が入って来なくなる。それだけでも十分ですが、さらに言うならば、日本人観光客ももっと減るでしょうし、胡錦涛政権が実現を目指している「節約型社会」に必要不可欠な省エネ及び環境保護のノウハウも入って来なくなります。

 もともと経済では綱渡りの政策運営をせざるを得ない中国としては、大いに困る訳です。というより死活問題。だから温家宝・胡錦涛が直々にその点を確認し、合意したのではないかと。日本側は何といってもトンチキですから、渡りに舟とばかりに揉み手をしつつ「そりゃもう喜んで」てな感じでしょう。

 ただ端から見ると、「小日本」の商人風情に中国の首相と総書記がお願いせんばかりの光景で格好悪すぎる。五中全会直前の、政治的にも水面下で綱引きが行われていたであろう微妙な時期です。極秘になった機微はそのあたりにあるのではないかと思います。

 ――――

 「小泉首相が参拝した場合、胡主席はメンツをつぶされ……」という線はすでに消えている(参拝されれば指導力に多少影響が出るでしょうが)、と私は思います。いや正直に言えば私も以前は参拝でメンツ丸潰れだろうという見方だったのですが、考えてみたらメンツなんてとうの昔に潰されているのではないかと。まあ改めてメンツを潰されるという言い方もできますけど。

 昨年秋の小泉・胡錦涛会談に際して行われた事前調整で日本側は、

「首相は2005年も時期は別にして靖国神社を参拝する。それでも不都合がなければ首脳会談を受ける」

 と中国側に通告した旨、飯島勲首相秘書官が証言しています(※1)。それが事実なのか、あるいは事実としても胡錦涛に伝わっていなかったのかはわかりませんが、胡錦涛は首脳会談で靖国参拝の停止を求めています。そのあと中国側からの強い要請でほどなく小泉・温家宝会談が行われ、ここでも温家宝が靖国参拝の停止を訴えましたが、やはり小泉首相に事実上無視されました。

 
メンツが潰れるというならこの時点ですでにアウトであり、実際、発足後間もない胡錦涛政権がダメ出しされて対日路線の修正を余儀なくされたことは「分水嶺」(2005/10/06-07)で書いた通りです。この2回の首脳会談における感触から、2005年も靖国参拝があることは胡錦涛にとって織り込み済み、というか覚悟の上だったのではないでしょうか。

 もちろん、実際に靖国参拝が行われれば胡錦涛への批判が出るでしょう。ただどの派閥であれ「中共人」たちは4月の反日デモ+プチ暴動で懲りており、現在の社会状況下における大衆動員型の政争がいかに危険か(中共政権自体を潰しかねない)を学習しています。……とすれば伝統的なメディアなどを使った密やかな主導権争いという形になります。胡錦涛の唯一の危機は5月末、恐らく軍内部の過激派が蠢動してクーデター説が囁かれるほどの圧力をかけられた時期でしょう。

 切所に立たされた胡錦涛は訪中した武部・自民党幹事長らに靖国参拝の停止を再三にわたって強く求めましたが、武部幹事長らはこれを断固拒否。このため胡錦涛は呉儀・副首相に小泉首相との会談をドタキャンさせる、という非常措置)を採らざるを得なくなった(小泉首相のメンツを潰すことで軍内部の過激派を一応納得させた)のではないかと思います。

 ――――

 その後、表面上は大きな動きがなかったものの、胡錦涛は階級昇進やポスト昇格などで軍主流派の懐柔に努めています。これが7月中旬から8月上旬あたりでしょう。そして軍主流派を味方につけることに成功した(魂を売り渡した?)ことで、胡錦涛は「靖国参拝」が行われても、いきなり倒閣運動が始まるような事態は避けられる目処がついたのだろうと思います。

 ただそれが磐石といえるほどの後ろ盾でなかったことは、五中全会で人事に手をつけられなかったこと、また「江沢民が宇宙飛行士を出迎えた」という異常な記事が新華社から配信されたことでもわかります。とはいえ10月17日の小泉首相による靖国神社参拝後も、現在に至るまで党上層部で大きな動きは出ていません。

 例のいまなお真偽不明である「東京の中国人女子留学生が泥酔警官に殴打されて負傷&PTSD事件」が唐突に飛び出しはしましたが、肝心のネット世論の反応はいまひとつ。ただ、靖国参拝に対する報復措置として外相会談を流しはしたものの、「取消」(キャンセル)ではなく「推遅」(延期)にしたという切れ味の悪さは後々にしこりを残すことになるかも知れません。

 ということで、柔道でいえば胡錦涛が「有効」と「優勢」の中間あたり、あるいはようやく「優勢」を取った時点、といったところでしょうか。「一本」にはまだ遠いものの、「靖国」の余波は何とか抑えつつある。だがまだ気は抜けないぞという段階。

 あるいはトンチキ極秘訪中の最新電が中国国内に流れることで、試合の流れが微妙に変化するのでしょうか?ともあれ私としては、アンチ胡錦涛グループに
「教育的指導」を出しておきたいところです。


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 【※1】http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=HKK&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2005061301000981



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コメント
 
 
 
Unknown (tama)
2005-10-23 13:48:30
>>このため胡錦涛は呉儀・副首相に小泉首相との会談をドタキャンさせる、という非常措置(◆)を採らざるを得なくなった(小泉首相のメンツを潰すことで軍内部の過激派を一応納得させた)のではないかと思います。



これって、完全に中国国内向けの動きですね。

小泉首相は「緊急の公務ならしょうがないよね」という感じで口実を真に受けた形でとぼけてますし。

日本国内で小泉首相のメンツがつぶれた印象は持たれていないと思います。(ドタキャンは失礼だよなー。と言う印象はあっても、小泉使えねー。というふうにはならなかった。)



まあ、胡錦涛としては国内向けの動きで外交に影響が出るのは問題なんで、うまくいったと言って良いのかもしれませんね。
 
 
 
Unknown (通行人)
2005-10-23 14:04:42
靖国の件、前回の反日デモ騒動の結末見たら、今回は騒がないつうか、騒げないと思ってましたけどね。案外、日本政府から事前通告があって、それに対して一応こういう反応しますけど、経済には影響与えませんって事でも話して居たのかも知れませんね。良くいえば出来レース。それにしても、全ての問題が国内問題でしかない国ですねぇ。
 
 
 
4月の反日デモ ()
2005-10-23 15:51:44
暴力行為もさることながら、

大国のおごりと人種偏見むき出しの醜悪なスローガンを掲げてくれたおかげで日本は助かったのではないでしょうか?

もし平和的に整然と、気の利いたパフォーマンスを伴ったものだったら、世界の目も相当中韓優利になったかも知れません。

それができないのが「糞青」の限界なんでしょうね。
 
 
 
自動車屋と鉄鋼屋が・・・ (近江源氏)
2005-10-23 16:32:24
 「赤」王朝の皇帝に、自動車屋のトンチキと鉄鋼屋(新日鉄)が召しだされたというのは意味深ですね。靖国なんて元から本質的問題ではないでしょう。シナ製自動車が欧州で安全度ゼロというお墨付きを貰ったりしているし、次期経団連会長は国内回帰を模索するキャノンの御手洗会長。「トンチキ、なんとかしろよ、御手洗を。おい鉄鋼屋、シナでも硬い鉄板が作れるように、なんとかしろよ」というようなことではないですか。そう言えば昔々、フランスの大統領が訪問した日本の首相をトランジスターのセールスマンとかぬかしたことがありましたよね。トンチキも鉄鋼屋も皇帝陛下から見れば似たような小商人かゼニ儲けの小悪党なんでしょうね。
 
 
 
守銭奴かもしれませんが (一揆)
2005-10-23 19:21:04
あの人は、自己中心的な守銭奴かもしれませんが、必ずしも媚中では無いと思います。

実際あの会社は、北京後の撤退の準備を進めています。うちのような3次の担当者レベルにも聞こえてくるほどです。

日本人従業員を減らし中国人だけで運用できるようにし、北京後、売却という形で撤収の流れとの話です。今回の訪中は、タイムスケジュールの前倒しで損失が出るのを嫌ったというところではないでしょうか?
 
 
 
商人、職人 (在中国2)
2005-10-23 19:25:58
今回の会談何が話し合われたのか、あるいは要求されたのかは定かではありませんが。一つだけ僕が言いたいのは小泉首相やフランスの首相(ジスカールスタン?)言う所の「商人風情」によっていまの日本の国際的地位、信用があるのだ、と僕は思ってます。

特に日本の政治家はその商人風情から金もらってるくせに蔑む傾向があるのは納得いきません。「売国」だの「飼い犬」だの言われても日本の優秀な「職人」が発明、制作したものを「商人」が世界中に売りさばいてこそ、いまの日本があると思います.
 
 
 
算盤はちゃんと弾いているか? (暇人)
2005-10-23 19:41:20
>トンチキも鉄鋼屋も皇帝陛下から見れば似たような小商人かゼニ儲けの小悪党なんでしょうね。

 対する胡錦涛達中共人も地位を利用して私財の蓄積に勤しんでいるから、役に立つ悪代官程度と子悪党に思われてるのではないかと。俺は真っ当に稼いでいるが、お前らは権力と鉄砲に寄生しているだけだろと内心思っていたりして。

 反日国家に媚売って商売しても、そろそろ採算が悪くなってきているでしょう。幾らトンチキでも算盤でしくじれば終わりということくらい解っているでしょう。

 自分の首賭けて媚びるのはさすがにいないでしょうし。

 何時引くのが適当か案外胡錦涛を見て判断材料集める為ということは………ないか。
 
 
 
極秘会談の目的? (とんちんかん)
2005-10-23 20:13:50
それにしても意味のよくわからない極秘会談です。どちらが頼み込んだのかわかりませんが、どうも中国側が頼み込んだ感じがしますね。中国は自分達の役に立ちそうな人間に目をつけては、招待して、胡錦涛と握手でもさせて、対日工作要員のごとくにしてしまうのが常套手段。北○落太郎とか小○幼太郎なんかはイチコロでしたね。トンチキは行ってきたのはバレてしまいましたが、今のところ何も言っていないので大分マシ? ただし、中国関連企業の人達ですから、今後の発言、行動に要注目です。自分のリスクで深入りして行ったのですから、あくまでも自己責任でやって欲しいものです。
 
 
 
中国って勘違いしてない? (T君)
2005-10-23 20:33:50
何時も興味深く読ませていただいています。

中国の要人が経団連の会長と会談したと言うニュースを見る度に思うのですけど、彼らは、経団連が日本の経済に与える影響力など、きわめて限定されたものであることが判っているのですかね?

奥田会長がどんな事を言ったとしても、日本の企業がそれに従って対中投資を決定するなんてありえないじゃないですか。

独裁政権の中国政府は、日本との経済関係を改善するには、経済のトップである経団連会長と話をつければ良いと短絡的に考えているような気がするんですけど。

彼らの日本の社会や経済に対する理解は非常に浅薄なものであるように思えてしょうがないんですけど、実際のところどうなんでしょう?
 
 
 
Unknown ()
2005-10-23 21:24:14
東シナ海のガス田の情報を教えて下さい。
 
 
 
煽って (1読者)
2005-10-24 00:10:31
今晩は。



 胡錦涛さんと経団連会長との会談についてはそこかしこでその内容について議論されているようです。

 また例の10年から30年という小泉首相のコメントもかな~り中共に効いてしまった模様で、親日派といわれる中国の方々も、また反日の方々も悩み苦しんでいるようです。

 ちなみに日本外務省の中では真ん中とって20年といわれているようです。今回は官邸と外務省も一枚岩の様子が窺われるようです。



 そんな折、中日論壇にまた反日を煽るような記事がでたというお話しが流れてきました。



ttp://bbs.people.com.cn/bbs/ReadFile?whichfile=318349&typeid=18



 内容については環球時報に掲載されたアウシュビッツの記念行事についての記事(行事は今年の1月)で、内容が反日のお話しに事実無根の内容で捻じ曲げた事に対する調査要求が載っています。親日派か、あるいは日本人かは分かりませんが色々と大変そうです。



 先の中国人女子留学生の件といい、どうしても反日を煽りたい方々がんばっているようですが、その件についてはそのまま立ち消えなのでしょうか。
 
 
 
一揆豊田 (福建在住)
2005-10-24 00:14:09
日本においては「日本の誇り」のように宣伝していたクラウンです。中国で中国産皇冠(クラウン)を見かけるようになってまだ一年経ちませんが、中国品質ゆえの程度の低さにガッカリしているオーナー(日本人と中国人双方)の声を何度か聞きました。

ここで一揆豊田から日本人が引き上げたらどうなるのでしょうね?

人民にはチャイナクォリティで充分かとも思いますが・・ 
 
 
 
一揆汽車 (福建在住)
2005-10-24 00:22:49
いかに節操の無い「パクリ専門」会社かご覧ください。

ttp://www.faw.com.cn/product/product_newcar.jsp

金儲けのためとはいえ、こんなところと提携しているトンチキ・・・

 
 
 
Re:煽って (御家人)
2005-10-24 04:06:49
1読者さん、いつもコメント有難うございます。



相変わらず素晴らしい消息筋をお持ちのようで本当に羨ましいです。呉儀ドタキャン事件のときもそうですけど、なぜそんなに核心を衝いた情報ばかりを手にしていらっしゃるのか(笑)。



糞青どもは自家中毒を起こしそうで、見ていて可哀想です。デモ企画もできない。自国政府の弱腰も批判できない。おまけにNGワードが増えたので、字と字の間に半角スペース使ったり。一念発起して総領事館へ抗議に出かけると逮捕・連行。それに抗議するスレを立てれば掲示板封鎖。でもそれで大人しくなってしまう情けなさが糞青らしくて可愛いです(笑)。



そうやって手足を縛られた状態なので、アンチ胡錦涛の諸派連合も自ら動いてメディア(中日論壇含む)を使うしかないのでしょうが、どうも散発3安打といった感じで、あれでは得点できません。日本の常任理事国入り反対ネット署名にアサヒビール不買運動が加わり、歴史教科書問題を契機に街頭署名、反日デモと畳み掛けた4月のような攻撃ができていません。まあそういう形で変に荒れてしまっても困るというところなのでしょうが。



閉塞感が限界に達すればまたまた軍部の一点突破で駆逐艦のデモ行進ということになるのかも知れません。でもそれでガス抜きができるのならアンチ胡錦涛諸派連合も甲斐性なしということになりますね。

 
 
 
ガス田について。 (御家人)
2005-10-24 04:48:53
>>田さん

ここがお勧めです。というかここしかありません。



【早く】東シナ海油田問題 統一スレ★14【掘れ】

http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1129029777/l50

(2ちゃんねるのニュース極東板です)



※ついでにこちらにもお立ち寄り頂けるとうれしいです。



「私たちにできること。」(2005/09/21)

http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/e80c154fa1801898df264589f6b2d31e

 
 
 
みなさんコメントありがとうございました。 (御家人)
2005-10-24 06:07:54
>>tamaさん

御指摘の通り、政争ですからもちろん国内向けの動きですです。かの「靖国カード」も元々は保守派が改革派攻撃のために使ったものだった筈です。少なくとも1985年の中曽根参拝はそうでした。呉儀ドタキャン事件についていえば、外交的な非礼も甚だしい上にあれで日本の対中感情がまた悪化しましたから、国際的イメージでいえば胡錦涛のイメージダウンでしょう。でも挙国一致で反日の国ですからそんな思慮などせずに快哉を叫んだ向きが多かったと思います。自分が悪いと思ったことのない国ですし。





>>通行人さん

常識的に考えれば確かに騒げないのです。私は騒げ騒げと願う方ですけど、おカネを賭けるなら騒がない方に一票でした。ただ反右派闘争、大躍進、文化大革命とやってマトモになってきたかと思ったら1989年の天安門事件ですから、どんな馬鹿が飛び出して来るかわかりません。ですからヲチしている方としては予想外のことも頭に入れておくようにしています。実際胡錦涛もまだまだ磐石ではなさそうなので。



今回の極秘会談に関する私の見解はエントリーの通りです。私も昨年以来「事前通告」が何度かあったと思うのですが、最終的にどのくらい具体的だったかは疑問です。有人宇宙船とかぶったのは偶然でしょう。元々天候などの関係で打ち上げ日程に幅を持たせていましたから。でも結果的にGJ!でした。



>それにしても、全ての問題が国内問題でしかない国ですねぇ。

それです。私も全く同感です。さすがに中華と自称する国は違いますね(笑)。





>>鮒さん

暴力行為とか醜悪なスローガンは確かに「糞青」の限界です。正確にはネット上で結盟した連中なので事前の打ち合わせが不十分で、そのためイメージ戦略から秩序立ったデモのやり方に至るまで、現実世界での段取りが全くなっていなかったということになります。



私が経験した1989年のデモと比べると、沿道の市民の加入を許すなんてことは正気の沙汰ではないと思いました。見知らぬ者を列に加えるのでは組織防衛の上でリスクが余りに大きいからです。実際に暴徒化しましたし。デモは現実世界の組織(大学とか職場とか)に拠って打たないと上手くいかないと思います。それからさすがは糞青というか、ユーモアの感覚がまるでなかったですね。御指摘のように憎悪や嫌悪、軽蔑といった感情丸出しのスローガンや絵などがそれです。知性が足りません。圧倒的に。





>>T君さん

私も勘違いしていると思います。しかし勘違いさせている日本の財界も財界です。揉み手ばかりしているからこういうことか起こるのだと思います。中共の分断策については2ちゃんねるの某スレで見かけたのですが、



●世論の存在を無視している。民主主義国では金持ちだけが世論を担っているわけではない。

●一般国民の嫌中感情は一向になくなっておらず、このような工作で余計に深まる可能性もある。

●総選挙以降、小泉政権は空前の高支持率。民主党の親中政策に「ノー」が突きつけられた形。

●財界人が中国ビジネスに以前ほどの旨みを感じていない。



というレスがあって、なるほどなあと思いました。





>>一揆さん

>>在中国2さん

>>近江源氏さん

>>暇人さん

>>とんちんかんさん

>>福建在住さん

一括レスで申し訳ありません。トンチキ(というかトンチキの陰に隠れた無名戦士たち)については次のエントリーで書いておきました。

 
 
 
Unknown (えの)
2005-10-24 09:21:29
>中国は自分達の役に立ちそうな人間に目をつけては、招待して、胡錦涛と握手でもさせて、対日工作要員のごとくにしてしまうのが常套手段。



招待して、こうした接待と黄金色の月餅で...

http://ameblo.jp/china-neversleepcity/entry-10005280032.html
 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-10-24 11:59:52
>日本の優秀な「職人」が発明、制作したものを「商人」が世界中に売りさばいてこそ

それには賛同なんですが…、売りさばいたのは商品どころか職人の腕までだったり…。

(技術は流出、流されなかった町工場は潰され。商人の職人に与えた試練にしては厳しすぎるかと。)

”現地で作って現地で売れば安くて済む”という合理化理論も結構ですが、

それが出来る様になったら「日本は要らないよ」って追い出される事まで読むのがトップの勤めかと。
 
 
 
Unknown ()
2005-10-24 19:34:57
御家人さん

ありがとうございました。
 
 
 
真的ma? (珍獣ファン)
2005-10-25 17:23:40
>実際あの会社は、北京後の撤退の準備を進めていま>す。うちのような3次の担当者レベルにも聞こえて>くるほどです。



 実際そんな状況なんですか?中国の自動車市場は高級車を中心に好調のようですが。

 
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