goo blog サービス終了のお知らせ 
日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





 前回の記事からリンクを張った「悪魔の錬金術」(2004/12/19)という半年前のエントリーで書きましたが、開発の名の下に行われる強制収用によって代々耕してきたであろう田畑から引き剥がされ、流民同様の境涯に身を墜とす農民が中国では後を絶ちません。それで「失地農民」という言葉が生まれ、昨年の流行語ランキングにも入ったほどです。

 立ち退きに当たっては地元政府から補償金が支給されますが、農民の手に渡るまでに途中で役人共に少しずつ着服されたり、あるいは地元党幹部と開発業者が結託して、土地評価を不当に低くして補償額を抑えたり(もちろん党幹部には開発業者から袖の下が)。とにかく追い出される農民は以前の生活水準を維持できない雀の涙ほどの金額しか手にできないようです。

 耕地から引き剥がされて新しい移転先を与えられても、農業を続けるにも痩せた土地だったりします。さりとて補償額が少ないから転業資金にもならない。そこでやむなく日雇い労働などに従事し、その日暮らしの生活になってしまう、というケースが大半のようです。「失地農民」という言葉は単に耕地を失っただけでなく、そういう流民同然の生活に墜ちてしまう悲惨さをも含んだニュアンスだろうと私は理解しています。

 ――――

 流民同然の生活に墜ちてしまうのが明白なだけに、農民は抵抗します。昨年の四川省・漢源暴動がその好例ですが、似たような事件は他の場所でも発生しています(その一例:広東省掲陽市)。そりゃ誰だって流民同然にはなりたくないですから。最近河北省・定州で発生した暴徒数百名による農民襲撃事件もまた然りです。そもそもの原因は補償額を不満とする農民が立ち退きを拒み、それを当局・デベロッパー側が力づくで排除しようとしたものでしょう。

 この定州事件で地元の党(党委書記)と政府のトップ(市長)がそれぞれ更迭されましたが、一体何の責任を負ったのかは不明ですね。事件そのもの、つまり騒乱発生の責を負わされたのか、用地収用交渉の進捗が遅れていたためなのか、あるいは開発業者と結託して暴徒を使ったことが悪かったのか、その一部始終をビデオに撮られてその映像を世界中に流されたのがマズかったのか。

 こういう農村でのトラブルに関する報道を読んでいて感じるのは、農民側の「官」に対する抜きがたい不信感です(それから「官」の横暴)。そもそも中国共産党の背後には農村・農民による強力なバックアップがあり、それゆえ中華人民共和国を成立させることもできたのでしょうが、それから半世紀経ってみたら、「官」と「民」の関係は、いわば革命前の元の鞘に収まってしまった観があります。

 ――――

 当然のことながら、「官vs民」という対立軸は農村のみに存在するものではありません。安徽省に池州という街があるそうですが、一昨日(6月26日)の午後から夜にかけて、この池州市で些細なことから暴動が発生しました。

 ●地元紙『池州日報』の記事
 http://www.czrb.com/news/jryw/cb0627a1.htm

「ごく普通の事故が殴打、破壊、強奪、放火を誘発」

 とこの記事のサブタイトルにあるのですが、確かに発端は他愛のない事故でした。乗用車(トヨタ製)が歩行者を引っかけて怪我を負わせたというのが発端です。ここからは中国お決まりの口論です。被害者も口論するに差し支えない程度の傷だったのでしょう。

 こういう場合、かの国ではデフォなのですが、ドライバーは謝りません。もちろん通行人も謝らない。言い合いが熱を帯びてきたところで野次馬がわらわらと集まってきます。集まったのを見て「ええい面倒だ」ということでしょうか、車の同乗者が出てきて被害者を殴り、さらに怪我させてしまったのです。これで取り巻きはこぞって被害者の味方となり、110番する者も出てきました。

 これは私の想像ですが、加害者側が「斬り捨て御免」とばかりに被害者をタコ殴りする様子から、真偽はどうあれ、野次馬の市民たちは「こいつら役人だな」と感じ、義憤したのではないでしょうか。義憤した証拠になるかどうかはわかりませんが、ほどなく現場に到着した警官が加害者を派出所(警察署)へと連れて行く際(被害者は病院へ搬送)、野次馬たちもゾロゾロとそれに続き、群衆が警察署を取り巻く形になったのです。

 ――――

 不穏な空気に池州市政府の上層部(市長?)が出てきて、現場を去るよう群衆に呼びかけたのですが、全く効果なし。そして18時ごろになって群衆の一部が加害者の乗用車(トヨタ製)を壊し始め、原形を留めぬところまで破壊した上に仰向けに車体をひっくり返したそうです(奥田クン見てるかなw)。トヨタだから壊されたのかどうかはわかりませんけど(笑)。

 18時50分には野次馬の数が1万人を超え、一部の「不法分子」が破壊された車に放火し、さらにそこに爆竹を投げ込む者も出て大騒ぎとなりました。随所から立ちのぼる白煙と火薬のにおい。これが警察署の前で起きているのですからエラい話です(笑)。武装警察(武警)が出動したものの、群衆の数が多すぎて手の出しようがなかったとのこと。

 そのうちに「不法分子」たちは警察署前に駐車してあった警察車両を手で押していって警察署の玄関に突っ込ませ、この車にも放火。燃えたとみるや再び爆竹を投げ入れてパパパパーンてなもんです。手をつかねている武警は群衆からレンガを投げられて負傷者6名。火事騒ぎに駆け付けた消防車も消火栓を破壊されたうえ、人の波に囲まれて現場から10m以上遠ざけられたそうです。

 まだ終わりません。19時25分には警察署の電源が切られ、「不法分子」らが警察署内にも爆竹を投げ込み、乱入して物を壊したり放火を試みたりと大騒ぎ。このころ、屋外では新たに警察車両2台が放火されています。ここまで来ればもう正真正銘の都市暴動でしょう。参加者数も万単位、重慶市万州区で昨年発生した暴動に遜色ありません。

 「不法分子」たちはさらに近くのスーパーに狙いを定め、玄関をぶち破って店内に侵入。略奪など狼藉の限りを尽し、商品は全て持ち去られたとのこと。その後、野次馬の数が徐々に減る一方、増援を受けた警察側(合計700名)の反撃態勢がようやく整ったことで23時すぎに事態は収拾されました。事件の重大さに安徽省長まで腰を上げたそうですが、逮捕者はわずか数名と手際の悪いこと悪いこと(※1)。

 ――――

「今年は都市暴動に注目」

 などと私は当ブログでしばしば指摘していますが、今回はそのセオリー通りの展開をたどったケースだと思います。些細なトラブルから「官」に対する民衆の不信感が著しく刺激され、爆発してしまうというものです。

 もちろんその背景には「官」への不信感だけではなく、思いきり鬱憤晴らしをしたくなるような、社会に広がる一種の閉塞感のようなものがあるでしょう。物価問題、失業問題、拡大する一方の貧富の格差、そして蔓延する党幹部の汚職……。仮に当時、現場の野次馬の一人に北京五輪の話を振ったとしたら、

「北京五輪?タマーダそれで俺たちの暮らしがよくなるとでも思うか?糞くらえだ」
(※2)

 ぐらいの答が返ってきてもおかしくはないのではないか、と思うのです。

 それから、池州市ではちょっと前に同市公安局・交通警察支隊の副支隊長、つまり前線部隊を束ねる警察幹部の一人ですが、これが収賄で逮捕され、6月12日に同市中級人民法院で判決が出ています。

 http://news.xinhuanet.com/legal/2005-06/12/content_3074967.htm

 今回は場所も場所(警察署)ですから、このことが「官」に対する庶民の不信感を大きく増幅させていた可能性もあるでしょう。

 ――――

 最後に「失地農民」の都市バージョンを紹介しておきます。これも悲惨なケースです。舞台は重慶市のとある共同住宅、住民たちが20年ほど前に手を入れて住み古してきたものなのですが、土地所有権のある重慶市工貿客運公司が、再開発用地とするため立ち退くよう住民に通告したそうです。補償金は何とゼロ。

「だって所有権は重慶市工貿客運公司にあるんだから」
(そこへ勝手に住み着いた連中に金を払う必要はない)

 という理屈なのですが、ところが住民たちはみんなちゃんと土地使用証を持っていて、居住は合法的であることが判明しました。もちろん退去拒否。

 こうなると若い衆の出番です。6月25日の午前8時、約20名の暴徒が乱入して家財道具はもとより住宅そのものを大破状態にまで破壊し、一方で住民に暴力を振るうといった行為に出ました。

 北京でも最近(6月16日)似たようなケースがありましたが(※3)、今回は写真多数の添えられた投稿記事が反体制系ニュースサイト「大紀元」に寄せられています。中国語版ですが写真だけ見ても状況を察することができるかと思います。

 http://www.epochtimes.com/gb/5/6/27/n967439.htm
 http://www.epochtimes.com/gb/5/6/27/n967461.htm


 ――――


 【※1】よくぞここまで赤裸々に報じたものだと『池州日報』の記者を褒めてあげたいです。

 【※2】タマーダ=「他媽的」。罵倒語ですがこの場合は憤懣やる方なし、の表現として使われています。

 【※3】香港文匯報(2005/06/18)
     http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=CH0506180024&cat=002CH


 ――――


 【追記】いま今朝(6月28日)の香港各紙に目を通してきたところです。安徽省池州市の暴動、上の記事は地元紙『池州日報』に拠ったものですが、香港各紙の報道によると、地元では別バージョンの話が広まっているようです。

 それによると被害者は自転車に乗っていた中学生で、加害者は私立病院の院長。要するに金持ちです。で、車の運転手と中学生との間で口論(治療費を出す出さないとか、いくらにするかとか)しているうちに、同乗していたガードマン複数が出てきて中学生を袋叩きに。それで近くにいたバイクタクシーのお兄さん方が「おいそれはちょっと酷すぎるんじゃないか」と割って入ったところ、車内にいた院長が「やっちまえ。どうせ殺したところで30万元だ」と一言。

 これを聞いたガードマンが懐からナイフを取り出し切り付けるなどして負傷者が出て、野次馬の怒りに火がついたとのこと。または途中から仲裁に入った警官が院長側の肩を持ったことが民衆を憤慨させたとも言われています。その後民衆は警察署を取り囲みましたが、18時ごろ「中学生が運ばれた先の病院で死亡した」との噂が流れ(真偽は不明)、一気呵成に暴動へと発展したとのこと。

 富の偏在……貧富の差がはっきりと拡大していくなか、「どうせ殺したところで30万元だ」という言葉のように何でもカネで片付けようとする金持ちの風潮、それにカネ次第でどっちにも転ぶ警官、といった日常を市民は見慣れており、こうした背景も暴動への後押しとなったようです。それだけに社会状況をいみじくも反映してしまった象徴的な事件、といえるように思います。警察側はやられっ放しですが、現場の地形などがわからないので何とも言えません。ただ頭に血が上った1万人を超える熱い群衆相手に、数百単位の武装警察では力不足は否めないと思います。実弾を使うなら別ですけど。(2005/06/28/10:12)



コメント ( 61 ) | Trackback ( 0 )



« 奇病百態もあ... さてさて胡錦... »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
Unknown (玉田)
2005-06-28 06:54:24
中国共産の崩壊は三年以内におこりそうですね!しかし、車で引っかけて軽傷だからってあやまらないってのは無茶苦茶ですね!謝らない国民性と聞いてましたが、ここまでとは?嘘と言う言葉もないみたいですし、こんな性格の人間ばかりの国ですから近寄ってはだめです。私はささやかな抵抗で中韓製品は買いません。
 
 
 
Unknown ()
2005-06-28 08:23:30
内政にガタが来ている時だからこそ日本に有利かつ安全な崩壊とすべく扇動・工作活動が必要と思われるのですが・・・ ま、今の日本政府じゃ到底無理でしょう。取り敢えず米国は動いているようですので・・
 
 
 
引っ掛けられる方が悪い (tori)
2005-06-28 09:21:28
広東省東莞市では、笑ってしまうぐらい歩行者も交通ルールを守りません。横断歩道、信号、交通の流れ全く無視で、好きなときに好きなところを歩いています。

日本のように、一概に運転者側が悪いとも言い切れないのが中国(地方によるみたいですが)の交通事情なんです。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-06-28 10:10:47
同胞の中人同士でさえ誤らないのですから外国人(中華思想でいう世界の外の生き物)への扱いなんて知れたものですね。

党からの指示で表向きは最低限の愛想くらいはあるのでしょうが、指示だす党が崩れたら何しだすか解ったものではないですね。

(特に日本人に対してなんて、恐ろしくて想像したくないです。)

現地の邦人は辛うじて安全な今の内に国外退去すべきですよ…。

日系企業も「設備投資分は取り戻さないと…」などとセコイ事言ってしがみついてないで、

さっさとデモやストに乗じて撤収すべきです(もちろん環境復元もして)。

どうせ暴動が起きて設備も略奪されるのが関の山なんですから…。



中国は市場として割り切って身軽にしておかないと駄目です。
 
 
 
Unknown (通りすがり)
2005-06-28 10:26:56
被害を受けられた失地農民、都市生活者の方々には申し訳なく、我ながら不謹慎ではありますが、

ワクワクとしてエントリー読ませて頂いております。

>中国共産の崩壊は三年以内におこりそうですね!(玉田さん)

北京五輪(後三年)が終わるまで色んな矛盾を封印して、建設ラッシュ、高度成長を維持させると思います。

その後、今までたまっていたマグマが一気に吹き出し、争乱が加速するとは思います。

しかし、秦朝末の陳勝呉広の乱のごときものが生じ、支那共産党王朝?が一気に体制転換するとは考えにくいと思います。

まず、体制を自爆させる、宦官趙高のごときものがいない。体制転換の主戦力である諸王がいない。

ということで、個々の争乱が発生するぬるい状態が続くと思われます。



願わくば2・26事件のように無辜の民のため支那共産党軍の青年将校の決起を期待したいところです。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-06-28 10:28:30
★中国・大連 日本人学校の教材没収 「台湾」「尖閣」記述を問題視



・中国大連市の大連日本人学校で、日本から取り寄せた社会科などの副教材十種

 百二十八点が、内容に問題があるとして大連税関に差し押さえられたことが

 二十七日分かった。学校側は一部没収や罰金の処分を受け入れ決着したが、

 税関側は尖閣諸島を日本領に表記した地図など、主権にかかわる部分も問題に

 しており、教科書にも検閲が及ばないか、関係者は神経をとがらせている。



 関係者の話を総合すると、大連日本人学校は四月の新学期前に副教材を発注、

 そのうち小学用「社会」や中学用「歴史」「地理」「公民」など八種類の問題集や資料集

 などとCD二種類が六月になっても届かなかった。運輸業者が調べた結果、大連

 税関の検閲で、差し押さえられていたことが判明した。



 税関側は、教材中の地図が、中国と台湾を色分けしていることを、台湾を独立した

 存在に扱っており「一つの中国」の原則に反すると主張。さらに中国が自国領と主張

 している尖閣諸島を日本領にしていることや、「台湾政府」としている記述などを

 問題視、「国内法違反」として没収する方針を示した。

 学校側は、教材が教育に不可欠であることを訴え、返却を求めたが、税関側は

 「違法図書」との立場を変えず、当初は多額の罰金などを要求。結局、先週末までに、

 学校側が基本的に処分を受け入れ、妥結した。始末書の提出と罰金一千元

 (約一万三千円)に加え、尖閣諸島を日本領と表記した地図を含んだ教材など

 計十数点の没収という内容だ。



 中国には六都市に日本人学校があり、文部科学省外郭団体の海外子女教育振興

 財団が、教員派遣や教科書の手配をしているが、学校が自主選択する副教材とは

 いえ、検閲で違法とされたのは初めて。日本人学校は現地の法律順守を条件に設立が

 認められており、法的には中国の検閲を拒否できないと関係者はいう。



 今回の大連の事件に、中国の中央政府が関与しているか明らかではないが、今後、

 日本人学校で使用する教科書も、検閲で差し止められることもあり得るため、関係者は

 中国側の出方を注視している。(一部略)

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000000-san-int

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-06-28 11:30:45
>>2005-06-28 10:28:30のUnknownさん



 情報提供有難うございます。これは重要なニュースかと思います。



 gooのシステムが脆弱なため、平素ならリンクを貼られた上にその本文を記述することは削除対象とさせて頂いておりますが、今回は内容が内容ゆえ特例とします。大陸から当ブログにアクセスして下さる方もいらっしゃいますので。ちなみに大陸から日本のヤフーに出るニュース記事は読むことができるのでしょうか?



 あと、これだけ早耳の方なのですから、簡単なコメントなども付記して頂けると有り難いです。私の勉強になりますので。



 しかし何と言いますか、中国も一時期に比べれば随分姑息な手を使うようになってきましたねえ。余裕を失っているというか切羽詰まっているというか、ともかく台湾問題ではなり振り構わなくなっていますね。



私はとりあえず寝ます。



 
 
 
何といいますか……… (暇人)
2005-06-28 12:03:20
>>2005-06-28 10:28:30のUnknownさん

同じニュースを見てこちらにきたのですが、日本人学校以外にも同種の事態が起きるかで中国国内の状況の深刻さが読めそうですね。たとえば在中アメリカ人学校にも同じ事をやるか? 算盤弾いて見過ごしていたものを今になってという辺りが末期的症状なんではないかと。現実を己の妄想に合わせようとする手合いが主導権を取りつつあるか、彼らに迎合せざるを得ないほど中央がせっぱ詰まっているか? 

 ご家人さんにお伺いしたいのですが、台湾問題で日本が日本は一つの中国を認めるが、台湾の領有権については国際社会の一員たる文明国として国際法に基づき対処するといったら中国はどう反応するでしょうか?

 台湾は近代中国の実行支配が一度も及ばなかった土地だから、日本が主権を放棄した後は現地に住民による政体ができたら主権はその住民の政体に帰すとかいう話を聞いた事あるのですが。間違ってなければいいけど。
 
 
 
Unknown (御家人)
2005-06-28 12:15:34
玉田さん、昨年のアジアカップの御活躍、本当に見事でした。それとも、まさかタマーダが由来ですか?



中共は崩壊しなくても、政情不安と海外に認識させればそれで十分です。強力な野党が存在しないので、いきなり政権交代という形には私は現実味を感じません。



政情不安とは、線路や跨線橋、石油タンクの爆破といった、すでに現実に行われていることに拍車がかかればいいのです。あとは都市暴動。秋を過ぎて農閑期になれば農村暴動も頻発するでしょう。外国人の身の安全を保証できない(不謹慎ですが生け贄が必要かも)、と判断されれば北京五輪は流れると思います。



中国製品、特に食品は危ないですね。中国の糞青(自称愛国者の反日教徒)声高に叫ぶ観念的な日貨排斥と違って。こちらは健康に直接関わってきます(実害がある)のでシャレになりません。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-06-28 12:16:07
@さん、いつもコメント有難うございます。



>取り敢えず米国は動いているようですので・・



それ、激しく気になります。宜しかったら是非開設をお願いします。私はそういうことにはからっきし弱いので、私にとってはいい機会なのです。

 
 
 
Re:引っ掛けられる方が悪い (御家人)
2005-06-28 12:17:00
toriさん、コメント有難うございます。交通ルールなどあってなきが如し。全く御指摘の通りです。私も自転車で経験があるのですが、チキンレースみたいなところもあってスリル満点ですね。十字路で横合いから自転車が出てきて、そのまま進めば間違いなく衝突するのでが、最後までそっぽを向いて気付かぬ振りをした方が勝ち。チッとか言って相手がブレーキをかけると達成感があったりして(笑)。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-06-28 12:18:19
2005-06-28 10:10:47のUnknownさん、コメント有難うございます。



中華民族というのは虚構も甚だしい(ウイグル族もチベット族も含まれるのに、歴史は中共史観で統一。異論は許さず)のですが、オリンピックのよな国際大会でもなければ中国人なんて言葉だけのもののように思います。実体として存在しているのは北京人、上海人、広東人、四川人、河南人……。



いくら集団指導制に移行したとはいえ、一党独裁で軍権を握る者が実力者(その意味では軍事政権でもあります)というのは野蛮としかいいようがありません。こういう国は予想の斜め上を行くことがあるので怖いのです。しかも最近軍人が台頭しているので外交姿勢の硬直化が懸念されます。日本企業の設備接収とか資産凍結とか、ないとは思いますがあり得ないと言い切ることもできないのが怖いところです。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-06-28 12:19:47
通りすがりさん、コメント有難うございます。実は私も不謹慎のクチです。悲惨さを強調し同情めいた素振りを示しつつ、ほくそ笑んでいたりするのですから陰険です。でも中国相手にやっていることですから、これは善行です。一見すれば陰険のようですが、実はブログを書くことで陰徳を積んでいると。これで来世も中国に生まれることはないでしょう(笑)。



中共が3年で全面崩壊、ということはないと思うのですが、政情不安でこれでは五輪が開けない、という状況に持っていく(IOCにそう判断させる)ことは不可能ではないと思います。チベット族やウイグル族にも頑張ってほしいのですが、それよりも回族です。中原に多数居住しつつ「いざ鎌倉」の態勢を解かない戦闘集団。その団結力と事態に対する反応の速さは昨年の対漢族暴動(河南省)で立証済みです。



中共はじわじわと腐っていくことになるのでしょうが、とりあえず政情不安をアピールできれば五輪は流れると思います。あ、青年将校の決起もいいですね。劉亜洲中将の檄文、あの基地外っぷりからすると、連中が天下をとればいよいよ五輪はお流れとなるしかないでしょう。

 
 
 
Unknown (とほほ民族)
2005-06-28 12:34:05
今週日曜のサンプロで、財部誠一氏が、中国の自動車市場から見た中国薔薇色論を唱えておりましたが、その煽り方が異常なくらいに感じられて、おいおいそんなに煽って大丈夫か?と見ているこっちがひやひやしました。
 
 
 
Re:何といいますか……… (御家人)
2005-06-28 12:44:47
暇人さん、コメント有難うございます。教材の件はには私も驚きました。憤慨もしているのですが、あまり熱くなっても仕方がないですからね。



「そこまでやるか普通?」というのが率直な感想です。対日外交の基本路線が未だに定まっていないのか、胡錦涛派が巻き返しをかけていて、状況がやや混乱している中でコチコチの軍人が没収措置をとってしまったのか。とにかく足並みが乱れているようにみえます。本当に乱れているのかどうかは、次に香港か中国の尖閣上陸漁船が来るときに中国から巡視船のような護衛めいたものがくっついて来るかどうかでわかると思います。



御質問の件ですが、国際法のことは私も全くの素人でわかりません。でも「台湾問題で日本は一つの中国を認めるが、台湾の領有権については国際社会の一員たる文明国として国際法に基づき対処する」なんて姿勢が日本政府から示されたらすごいですね。



中国側が最近よく持ち出す「日中間で取り交わされた3つの政治的文書」、これが日中関係の原点です。そしてこの中で、日本は「ひとつの中国」を認めていますけど、台湾が中国の一部だということは正式に承認していません。それが全てだと思います。これを根拠に、「台湾が中国の一部だということを、日本は正式に承認していない!」と日本政府が堂々と言い放つ日がいずれ来ると思います。



楽観的に過ぎるといわれるかも知れませんが、日本人は若い世代になるほど中国に変な思い込みを持たず、正確な対中認識を実感として持っている、ということが私にとっては最大の根拠です。……回答になっていなくて申し訳ありません。詳しい方の解説を俟ちたいところです。

 
 
 
Unknown (大丈夫?)
2005-06-28 12:57:57
非常に勉強になったので勝手に紹介



むじな@台湾よろず批評ブログ

【一部追加】台湾「漁民」抗議・軍艦外交は一部統一派の策動(コメント可)

http://blog.goo.ne.jp/mujinatw/e/e47d48b8bf31a71a1beed3ddbfdb2a3c



こういうのは中国の情報機関がバックアップしているのだろうか?

それとも外交部?





暴動も要注目ですが、個人的には今年ぐらいから、本当の一人っ子達(いままでのは兄や姉がいる可能性あり)が大学を卒業してくるのでワクワクします。

それと西部大開発も第一弾が終了したころですね、収支が楽しみです。





google map面白いですね。

天安門広場

http://maps.google.com/maps?ll=39.906077,116.389461&spn=0.021071,0.030813&t=k&hl=en
 
 
 
Re:Re:何といいますか……… (暇人)
2005-06-28 13:16:30
ご家人さん、お返事ありがとうございます。

ご家人さんがお考えのように足並みが乱れているだけなら良いのですが。そうでなかった場合、最悪親亀こけたら小亀もと、中共と北朝鮮連鎖崩壊へまっしぐらなんて事になったら困るなあと考えております。マジで日本に洒落になんないくらいの火の粉が飛んでくるでしょうし。

>台湾が中国の一部だということは正式に承認していません。

これは知りませんでした。

是非、堂々と言い放つ日が来て欲しいものです。

>「台湾問題で日本は一つの中国を認めるが、台湾の領有権については国際社会の一員たる文明国として国際法に基づき対処する」

こういう姿勢が示されたら頭抱えるでしょうね。北京は一貫して台湾は国内問題といっている手前、国際法上台湾の領有権が中国にあるという前提でしょう。だから非難する訳にいかないでしょう。日本は一言も台湾の独立を認めると言っていない。単に文明国としてルールに従うしか言ってない。かといって国際法上の領有権について国民に調べられるのも困るけど、国際法と領有権という言葉にフィルタリングかましたら日本の発言が正しいとしれる。対処しないとやばいけど対処したら墓穴を掘りかねない。

うっかり非難したら我が国は文明国が従う国際法に従わない野蛮国であると自分で認める事になりかねない。中国四千年を売りにしている限り、文明国のルールに従う事を非難できない。といったところでしょうか? まあ、国際法上の台湾の位置が私が聞いたとおりであればですけど。

現地学校の関係者に怒られそうですが事態がどう進行するか楽しみです。
 
 
 
Unknown (ヨゴロウザ)
2005-06-28 14:08:32
天津村民が汚職官僚を殺害、官僚腐敗に苦しむ地域住民http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d74366.html

御家人さんお久しぶりです。ヨゴロウザです。最近日本に帰ってまいりました。もうお忘れでしょうけど。こういう官に対する不満というのはあの国の逃れられない法則が生み出しているように思います。克服できない無間地獄のようです。

御家人さんにちょっと伺いたいのですが、私は日本に帰ってきて、中国語のレベルの維持をしなくてはと思うのですが、いかんせん中国に行って、現実の中国と中国人に接しあの国が大嫌いになりました。なぜこんなに嫌いな国の言語を勉強しなくちゃならんのだと思い、ぜんぜんやる気が湧いてこないです。

御家人さんは仕事だからやむなしと思われているのか、それとも私のようなことはなくすんなり割り切られているのでしょうか?関係ない質問ですみません。もしあれでしたら削除してください。

 
 
 
某巨大掲示板を見ているだけなのです (2005-06-28 10:28:30のUnknownですが)
2005-06-28 14:40:09
ttp://online.wsj.com/article/0,,SB111991731026871045,00.html?mod=opinion%5Fmain%5Freview%5Fand%5Foutlooks

Mao and Us  June 28, 2005; Page A14



WSJ(米国版、社説):WSJと毛沢東



毛沢東が逝去して久しいとはいえ、彼の「実用的」な政策は、中国の支配の道具として今も生き

ている。WSJの姉妹雑誌であるFER(The Far Eastern Economic Review)の7月号は、

「毛沢東、語られざる物語」の書評を掲載したために、中国国内で発禁処分を受けた。



ワイルド・スワンの著者、Jung Changの書いた毛沢東の伝記は、彼女の夫で歴史家のJon Halliday

との共著であり、FERで書評を担当したJonathan Mirskyはロンドン・タイムズの北京駐在員とし

て知られた人である。



中国国営・出版物輸出入会社(CNPI&E)は先週WSJに対して、書評のページを削除しない

なら7月号の、中国国内の販売を禁止すると告げた。



FERの編集者、Hugo Restallは「中国がいまだに毛沢東への批判にセンシティブなのは奇妙なこ

とだ」という。しかし考えてみるに、中国のとてつもない経済発展にもかかわらず、中国の政治の

システムは50年前と、さほど変わってはいない。



「中国の指導者が、国民から、また世界の人々から、中国の政治システムが、政治的な不安定に、

如何に傷つきやすいものかを隠しておきたいというのは自然なことだ」とRestall編集長は言う。



「そういうわけで、中国側の攻撃と言うのは、中国の立場を代弁するようなビジネスマンを雇う

といった微妙なものから、発禁と言ったあからさまな物まで、幾つかの武器を使うものになる」
 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-06-28 14:43:24
上記の記事読みました。

うわー、水滸伝みたい。(棒読み)

21世紀ですよね、今って。凄い常任理事国ですねw

 
 
 
Unknown (ななし)
2005-06-28 16:04:29
中国財政省ODA受け入れ責任者 収賄で逮捕

NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/2005/06/28/d20050627000099.html





この記事はご存知でしょうか。
 
 
 
とほほ民族さん (prisoner)
2005-06-28 17:41:13
それ、見ました。

中国では表では反日暴動を起こしても裏にまわれば日本製品を買っているのだから安心せえって理屈だったけれど、裏を返せば日本製品を使いながら平気で反日暴動を起こしてるってことじゃないですか。

毎度のことながら、いーかげんなこと言ってます。サンプロは。
 
 
 
五斗米道、白蓮教、太平天国、、、そして (kolgo13)
2005-06-28 17:41:38
御家人さん、はじめまして。私は90年~92年北京に"遊"学経験(wを持ち、現在もかの国とマターリお付き合いさせていただいております。いつも、深い洞察に裏打ちされたお説を楽しみに拝見しております。



さて、汲めどつきせぬ官僚汚職の泉、歳時記と化した毎年の大規模自然災害、大量の死傷者を出す人災(特に炭鉱)の頻発、いよいよ制御不能になりつつある農村・都市暴動とくれば、この後に予想される展開としては「本格的に武装した信仰集団」の登場でしょう。



「最近」の例で言えば、清朝崩壊も太平天国の乱が発端でしたよね。



現在はどうでしょうか?法輪功はその宗旨からして、もっぱら文攻なので除外でしょうし、チベットは多少の物理的抵抗は行うかもしれませんが、彼等が仏教徒であるという点で、根本的に体制を揺るがす存在にはなれないと思います。



月並みですが、やはり、目が離せないのがムスリムの動向。



当然中共政府も馬鹿ではありませんから、ご存知のとおり、国外のイスラム過激派と国内ムスリムのリンクを警戒し、絶え間なく抑(断)圧を加えております。



しかし、ムスリムと漢族との抗争は歴史的に連綿と続いてきたものであり、彼等の怨念は骨髄にまで達しておりますから、締め上げれば締め上げるほど逆効果になるかと。



ここに本格的に火がつけばかなり危ないことになるのではないでしょうか?
 
 
 
Unknown (一通行人)
2005-06-28 18:07:04
御家人さん・参加者の皆さんへ



>特に食品は危ないですね。

特に国内や輸出品問わずに毒農地栽培ですから・・・。

もしかすると環境破壊の実質黙認は欧米得意の餌付け作戦(食料自給不可にして服従させる)の第一段階だったりして。

(かく言う日本だって・・・)



>国際大会でもなければ中国人なんて言葉だけのもののように思います。

”便宜上(笑)中国人”ってやつですか。



>日本企業の設備接収とか資産凍結とか

ほぼ同感です。悪い見方だと”後に引けない所まで来てしまった”感がありますね。

となると逆手にとって保険を掛けておいて、破壊と略奪をさせて保険金でウマー!…にするとか。



>政情不安でこれでは五輪が開けない

不謹慎ですが個人的には『開いて大失敗』ってのが理想です。



将来の事を考えると”政治事情により開催中止でした”だと一言で片付いちゃいますからね。

仮に近い将来に官が崩壊したとしても”あの”民は残る訳ですから

後のアジアの為にも目を背けられない事実を残しておかないと。



それに欧米人には”中国は巨大な市場”という幻想を抱いている感覚が残っていて、

中共の理不尽な政策や人民の非紳士的な行動に対する真剣味が感じらませんし

(所詮は日本付近を”極東”アジアなんて呼ぶくらい感心が低い訳で…)

アフリカ・南米諸国も経済支援を受けている影響で中国賛同路線らしいですから

これは相当なキケンな事態かと。

(資源食いまくりの環境破壊しまくりの核兵器まで持った上に官民ともに自省心ゼロ…な国を

 放置どころか支援しちゃう訳ですから。武器輸出解禁の討議然り。)



ここらで彼等の同胞をキッチリ巻き込んで自覚を促して差し上げないといけません、

次の時代の為にも(笑)。



>教材の件はには私も驚きました。

こうやって反日日本人(帰国子女)を生産して行くつもりなんですね、連中は。



で、気がつくとこんなニュースが…。



「6カ国」再開不透明 米、中国に「不満」「失望」 北への影響力行使不十分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000009-san-int



中共にしてみれば台湾最優先で汚朝鮮をかまってる場合じゃ有りませんもんね。

その影で日本は靖国問題でさり気なく汚から注意をそらしていたと考えるとナイス・罠!

と言った所でしょうか?

まぁ偶然っぽいですが。
 
 
 
欧米は日本ほど甘くないみたい (Unknown)
2005-06-28 19:02:13
【国際】"旧日本軍毒ガス被害" 中国人被害者ら、日本に「公式謝罪」「恒久支援」など要求

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1119948328/



【国連】UNHCRグテレス高等弁務官、中国に脱北者送還政策の見直し要求【06/28】

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119929585/



【米韓】「周辺国の北支援が6者協議復帰の邪魔」米WSJ紙記事を朝鮮日報が「中国など」と報道[06/28]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119925728/



【韓国】「金正日に譲歩案を勝手に話しちゃいました」…統一相が急遽訪米[6/27]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119881187/



【日中】中国の対応にも「問題」 外務省首脳が指摘 - 遺棄化学兵器[06/27]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119874233/



【米中】中国海洋石油のユノカル買収案、米議員が政府に調査要請[06/27]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119865557/



【中国】消費者の45%「日本製品なら買わない」、「日本が好き」も20%に減少【06/28】

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119929332/



【中国】欧米との貿易摩擦で中国繊維アパレル産業崩壊 国内大量流出 [06/28]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119944157/



【中国】カナダ議会が外国投資法を改正:(中国企業などの)国家安全の脅威になる買収に対する自己防衛策[06/28]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119914732/



【中国】中国の薬物乱用者79万人、青少年が7割、死者3万[06/27]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119877446/



【大紀現】天津村民が汚職官僚を殺害「もっといっぱい殺さなければ」[06/28]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119927779/



【日中】遺棄化学兵器処理費用:日本の砲弾70万発で2000億の試算に対し、中国は200万発で1兆円超を要求★3[06/22]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119439251/



【中国】中国、深刻なイナゴ被害 [06/27]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119838628/



【中国】安徽省、未許可のA型肝炎ワクチン集団接種で1人死亡[06/28]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119932250/



【米中】中国企業の米資産買い、80年代の日本の再現でない=米専門家[06/28]

http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1119935427/
 
 
 
Unknown (ひるこ)
2005-06-28 19:18:40
共産党軍は堅固な集団なのでしょうか?

以前「軍が国軍という意識を持ち始めており共産党は憂慮している」という記事を読んだことがあります(ソース失念)。民衆の武装集団が蜂起しても軍にはかなわないと思います。軍が国軍と称し民衆側につくか、あくまで共産党軍として現政権維持に動くか、あるいは両軍入り乱れて泥沼化するのか、やはりカギは軍が握っていると思うのですが。
 
 
 
2005-06-28 14:40:09関連 (Unknown)
2005-06-28 21:50:20
ttp://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?fb20050626a2.htm

THE ASIAN BOOKSHELF

The Red emperor's new clothes

Latest study on Mao exposes the true scale of his oppression

By KEVIN RAFFERTY



MAO, THE UNKNOWN STORY, by Jung Chang and Jon Halliday.

Jonathan Cape, 2005, 814 pp., £25 (cloth).



ジャパン・タイムズ:書評:知られざる生涯、毛沢東  By KEVIN RAFFERTY

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

既出で、あちこちで話題の毛沢東の暴露本なのだけど、リべラルなジャパン・タイムズ

に掲載されたこの書評は絶賛に近い評価。



This is a nuclear weapon of a book: It devastates the reputation of Mao and most of

his henchmen, and raises questions about the legitimacy of the ruling Communist

Party. Among the authors' claims: 



この本は原爆にも相当する破壊力がある。この本のおかげで毛沢東やその子分達の評判が

酷いものになり、共産党の支配の正統性に疑問が起きるだろう。著者の暴露する主なものは:



という書き方で、幾つかの神話破壊について述べている。特にスターリンと毛沢東との親密

性や原爆製造への執念、朝鮮戦争や大躍進などに見られる人命軽視を主なポイントに紹介。



キッシンジャーについても評価が辛いとして:



Henry Kissinger's reputation as the consummate diplomat also takes a blow. He was

almost prepared to give away the store as he and his boss, U.S. President Richard

Nixon, displayed naivete in dealing with the Red emperor. (これは笑わせられる)



結局、この評者は、この本は推薦だとしていて:



This is a big book covering a lot of ground, both in time and space, but it is eminently

readable. There are blemishes. Deng Xiaoping is still left in the shadows, and indeed

all the post-Mao leaders are treated lightly.

It would have been better if Chang and Halliday could have written a final chapter

summarizing their findings and pointing out the implications for present-day China.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
 
2005-06-28 14:40:09no (Unknown)
2005-06-28 21:50:20
ttp://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?fb20050626a2.htm

THE ASIAN BOOKSHELF

The Red emperor's new clothes

Latest study on Mao exposes the true scale of his oppression

By KEVIN RAFFERTY



MAO, THE UNKNOWN STORY, by Jung Chang and Jon Halliday.

Jonathan Cape, 2005, 814 pp., £25 (cloth).



ジャパン・タイムズ:書評:知られざる生涯、毛沢東  By KEVIN RAFFERTY

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

既出で、あちこちで話題の毛沢東の暴露本なのだけど、リべラルなジャパン・タイムズ

に掲載されたこの書評は絶賛に近い評価。



This is a nuclear weapon of a book: It devastates the reputation of Mao and most of

his henchmen, and raises questions about the legitimacy of the ruling Communist

Party. Among the authors' claims: 



この本は原爆にも相当する破壊力がある。この本のおかげで毛沢東やその子分達の評判が

酷いものになり、共産党の支配の正統性に疑問が起きるだろう。著者の暴露する主なものは:



という書き方で、幾つかの神話破壊について述べている。特にスターリンと毛沢東との親密

性や原爆製造への執念、朝鮮戦争や大躍進などに見られる人命軽視を主なポイントに紹介。



キッシンジャーについても評価が辛いとして:



Henry Kissinger's reputation as the consummate diplomat also takes a blow. He was

almost prepared to give away the store as he and his boss, U.S. President Richard

Nixon, displayed naivete in dealing with the Red emperor. (これは笑わせられる)



結局、この評者は、この本は推薦だとしていて:



This is a big book covering a lot of ground, both in time and space, but it is eminently

readable. There are blemishes. Deng Xiaoping is still left in the shadows, and indeed

all the post-Mao leaders are treated lightly.

It would have been better if Chang and Halliday could have written a final chapter

summarizing their findings and pointing out the implications for present-day China.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
 
私も (kyouji)
2005-06-28 22:24:58
 軍、というの賛成ですね。

 ソ連もそうでしたし、党と対立しないまでも、民衆を

攻撃するのを拒否すれば。



 アメリカはヤルタ体制を批判し、中央アジアのソ連の

亡霊を退治するつもりらしいですね。

 その中で、毛沢東批判、ってのも、世界各地で起きた

反日デモくらいタイムリーですね。w



 日本にとっても大チャンスなので、どうしても、アメ

リカからの掩護射撃に見えてしまいます。

 あとは外務省にやる気があるかどうか。

 昨今、評価がうなぎ登りの町村さんですが、本来は

それほど強硬なタイプじゃないんだとか。

 希望的観測は排除しなければならないんですが、顔が

にやけるのを抑えるのが難しいです。^ω^

 
 
 
ヘルメット着用 (1読者)
2005-06-28 22:35:18
今晩は。



 さっそく画像を見に行ってきましたが、すごい暴動ですね。



 黄色とか赤のヘルメットをかぶっている人がいるのが目立ちますけど、準備良いなと。



 河北の農民が襲われた動画もすごいと思いましたけど、なんかこれらのイメージもそのうち慣れてしまうのだと思いました。



 首都周辺も騒がしいし、その他大きな都市の後背地も騒がしい昨今、近い将来陥落前のサイゴンのような状況になるのではと想像してしまいました。



 しかし現地から早いペースで映像が流出するのは驚きです。
 
 
 
池州暴動の写真 (御家人)
2005-06-28 23:23:08
今回取り上げた安徽省池州市の暴動について、「大紀元」にまとまって写真が出ていました(1読者さんが御覧になったものでしょうか)。

ttp://www.epochtimes.com/gb/5/6/28/n968254.htm



何か炎上していますが、たぶんトヨタ車か警察車両でしょう。

押しかけた群衆に略奪や破壊の跡……かなり凄そうです。正に都市暴動です。



「博訊網」の写真は現場の緊迫した空気と迫力にあふれています。是非御覧下さい。

ttp://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506271326.shtml

 
 
 
北朝鮮と中国の違いが分からなくなっちゃった (小泉首相の硫黄島とは状況が違うのに)
2005-06-28 23:29:34
「侵略を美化」と批判・両陛下の訪問で中国紙



 【上海28日共同】天皇、皇后両陛下のサイパン訪問をめぐり、中国各紙は28日「侵略を美化する」

などと批判する記事を掲載した。共産党機関紙、人民日報は報じていないが、上海紙の新聞晨報や

北京紙の北京青年報、新京報など大衆紙に批判的な論調が目立つ。



 新聞晨報は、天皇は「殺人者」と「被害者」への対応を区別すべきだと指摘。「先の大戦によって命を

失ったすべての人々を追悼する」との天皇の言葉が「侵略者を美化する言葉で、歴史に対する正確な

認識と反省を欠いている」と批判した。



 新京報は、天皇が慰霊する戦死者は「靖国神社の戦犯と同じ穴のむじなだ」と断じ、天皇の慰霊の

旅が「小泉純一郎首相の靖国神社参拝に大きな支持を与えることになる」とする日中関係研究者の

見方を紹介した。



http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050628STXKC095728062005.html
 
 
 
マグマ (在中国2)
2005-06-28 23:35:01
いつもためになる記事ありがとうございます。

中国の学校は学期末です。

 単位の足りないものは、(まじで)一こま400元で片がつきます。(名目上は、再試験費になっていますが、追試が行われた所を見たことないです、)学生は、文句を言っていますが、単位をおとすのは学生のせいなのでおおっぴらには抗議できません。卒業証明書を手に入れるには、不条理に感じても、従うしかありません。

 このようにして、この国の若者たちは、このシビアな世界でうまく生きてゆくためのすべを学んでいくのでしょう。この状況を改革していこう、という高い志を持った人はまずでないでしょうね。

 インテリ層の反乱は相当難しいでしょう。今は、農民、労働者のマグマが煮えたぎる寸前、という所でしょうか?

 

 さてネットですが、大陸からでも、日本の主なニュースは全部大丈夫です。(大紀元もの日本語版も大丈夫です、台湾のはだめ、香港のは半分ぐらい開かないです)

 
 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-06-29 00:59:52
ttp://www.thebeijingnews.com/news/2005/0628/12@031934.html

<新京報の記事の部分、『天皇を排除せよ』>



外交学院の日本の問題の専門家の周永生教授は、明仁の海外の“賢い旅を慰める”は小泉に対

して靖国神社の1種の側を参拝するのだと指摘している。たとえ彼は日本の軍人に哀悼を捧げる

としてもの同時に、戦死する米軍の記念碑をも見学して、様子をするために米国の世論を落ち

着かせ慰めるのだ。



天皇は結局現在まだ公然と靖国神社を参拝する勇気がなくて、しかし彼の今度の弔いをする戦う

死者と靖国神社内の祭る戦犯は同じ穴のムジナで、そのため世論の上から小泉に巨大な支持を与

える。周永生は、今後の日本の天皇を排除しないで更に危険な挙動があると思っている。



原文では:周永生??,不排除今后日本天皇有更加危?的??。

 
 
 
Unknown (cat)
2005-06-29 01:39:53
>ちなみに大陸から日本のヤフーに出るニュース記事は読むことができるのでしょうか



読めます。日本語のサイトは概ねアクセス禁止にはされていないようです。ダイキゲンですら、日本語のサイトについては読めます(中国語はダメ)。中国は、我々の感覚には余る人々からなる国です。よく言えば、生存本能の極めて強い人々、悪く言えば、自分だけ良ければ(本当に)それで良いと思っている人たち、これが中国人なのでしょう。もとより、これは、長年の争乱の歴史を経て、有無を言わさず形成されてきた国民性です。中国人自身も、それは、理想的ではないなとよく分かっており、だからこそ、諸子百家、各種道徳学が発達したと言うことなのでしょう。しかし、実際には、骨肉に染みこんだ自己保身これはいかんともしがたい。飛び降り自殺の現場に集まった野次馬は、「早く飛び降りろ、いつまで待たせるんだ。」と本気で叫んでいるし、人に対する同情心というものは非常に欠けているように思います。



 
 
 
化学兵器 ()
2005-06-29 02:52:33
エントリーとは無関係なのですが、昨夜CCTVで高金素梅のインタビュー番組を放映しておりました。ご想像の通り反日デムパのオンパレードだったわけですが、その中で気になる点が一つありました。(小生の聞き違い出なければ)日本軍が台湾平定に際して航空機から化学兵器を散布したと言うのです。(他に視聴していた方がいらっしゃれば確認願います。)如何にも中共がODA廃止後のカネズルとして当て込んでいる化学兵器処理の話に繋がるもので、日本軍=化学兵器のイメージ操作を行おうとしているようです。もう始まっていますがこの夏からは支那各地でじゃんじゃん旧日本軍の化学兵器が発見(!)されそうな悪寒。
 
 
 
個人的感想の報告 (CatSit1)
2005-06-29 03:42:17
初めまして。CatSit1と申します。

先日(6/26)「大紀元」開催の講演会に出席しました。

そのときの感想です。

出席者は約30人。日本人と中国人が半々づつ。中国人は主に海外に出た大陸人でした。



1.彼らは中国共産党を非難しますが、では今すぐ中共の支配が崩壊したら大陸の状況はどうなるかについては考えていないようでした。また、であるなら中共が崩壊したあと受け皿になる組織をどう作っておくべきかについても具体的なアイディアは無いようでした。



2.彼らは中国農民について「中国の農民はもともとは温和な性格である。共産党の圧制があまりに酷いので現在の騒乱が起きている。共産党が打倒されればまた元の平穏な中国が回復される」と認識しているようでした。都市部の中国人は農村についてある種の幻想を持っている、または、農村を自分たちの社会の有機的な一部として理解していないという印象を受けました。毛沢東の頃、中国科学院が中国の適正人口は6億と分析したことや、現在中国農村の潜在失業人口が2億であること、現在農民一人当たりの農地は減少してきていることなどは考慮していないようでした。また、小平の「改革解放」なるものが当時どんづまりになった社会状況に対する半ば破れかぶれの方策だったのだという認識もないようでした。



3.彼らは中共の「人治社会」に替えて「法治社会」を確立したいと言っていましたが、では中国農民は権利には義務が伴うこと、契約とは相手だけでなく自分も縛るものであること、事情変更の言い訳は通らない事を理解しているかとの質問にはかんばしい返答はありませんでした。問題すら認識していない印象でした。



4.講演会の帰途、個人的な結論として、万一中共の支配を打倒しても歴代王朝と同じく玉座に載せる尻を変えるだけで終わるであろう事、またその際には社会秩序の全面的な崩壊によって総人口の劇的な減少が起こるであろう事を考え気が重くました。もっとも「大紀元」が法輪功の外郭団体だとすれば、彼らに「怨敵退散」以外のロジックを求めるのは無いものねだりなのかもしれません。現在置かれている状況ゆえに善意に見える中国版創価学会でしかないのかもしれません。



以上、個人的な感想でした。
 
 
 
ソース忘れましたが (大丈夫?)
2005-06-29 08:50:48
>@さん

その番組は見ていませんが、日本軍が台湾朝鮮にて生物化学兵器使用・三光作戦を実施した、と主張しているキチガイもいますよ。

意味ワカンネ。
 
 
 
日経(共同)の記事について (Baatarism)
2005-06-29 12:28:35
日経の記事ですが、一番気になるのはこれまでの中国側の公式見解である「悪いのはあくまで一部の軍国主義者であり、一般の日本人民は我々と同様の被害者である」という主張を否定する内容であることですね。

少なくとも中国政府の一部に、この見解を否定する動きがあるということなんでしょうか?



あと、雪斎さんのブログでもこの話題が取り上げられています。

http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_2ad4.html

とりあえず、日本国内の親中派はこの記事に頭を抱えてることでしょう。w



あと、この記事は共同電ですが、YahooやGoo など共同の記事を転載しているポータルには載ってないようです。共同内部で何かあったんでしょうか?
 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 21:42:00
>>とほほ民族さん

>>prisonerさん



コメント有難うございます。

まあ中国薔薇色論でもいいんです。いざとなったとき論者だけが痛い目に遭って、日本国民に迷惑がかからなければ(無理ですよねそんなこと)。



そんなにバラ色の未来が広がっているなら、論者は中国のものに切り替えればいいと思うのです。日本に貢献することにもなりますし。……あ、パスポートの話です(笑)。
 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 21:44:29
大丈夫?さん、いつも情報有難うございます。



前にちょっと書きましたが、尖閣問題で台湾人を騒がせるというのは、近来エラー続きの中国にしてはヒットといえる妙計だと思います。中央台湾事務弁公室あたりでやっているのでしょうか。台湾の方は詳しいことはわかりませんが、「とりあえず台湾独立は阻止」という点で中共と国民党は手を組めますからね。



漁民の保護に尖閣を絡めてナショナリズムを煽る一方、親日度をダウンさせるとは敵ながら天晴れです。フリゲート艦まで出したのは王金平の選挙運動に利用された観がありますが、出動はその実効はどうあれ、悪しき前例を作ってしまったと思います。これで中共も軍用艦艇(巡視船でなく)を出動させやすくなるからです。日本にとっても台湾にとっても不幸なことだと思います。



>個人的には今年ぐらいから、本当の一人っ子達(いままでのは兄や姉がいる可能性あり)が

>大学を卒業してくるのでワクワクします。



これでまたニートが増えますね(笑)。

 
 
 
Re:Re:Re:何といいますか……… (御家人)
2005-07-01 21:46:34
暇人さん、レス有難うございます。



教材没収の件、どうやら足並みは乱れていないようですね。外交部報道官の会見に接しての感想です。タイミングといい内容といい、没収事件と平仄がピタリと合っています。中国原潜が日本の領海を侵犯したときのことを思い出しますと、当初は東京の中国大使館も北京の外交部も状況を把握できず、オロオロしたコメントを繰り返していました。今回はそれと好対照です。



それにしても教材没収とは姑息なことをするものです。出版法違反だと言うなら、スルーされていた以前はどうだったのでしょう?中国側から逮捕される者が出てもおかしくない筈なんですけど。いずれにせよ日本政府は、くどいと思われるほどこの件について国際社会で騒いでみせるべきだと私は思います。よく「大人の対応」とかいう声も耳にしますが、私にはそれがどういう意味なのか理解できません。相手の足並みが揃っているときに「大人の対応」で応じると、日本にとってどんないいことがあるのでしょうか。不可思議です。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 21:49:03
ヨゴロウザさん、お久しぶりです。無事に御帰国、何よりでした。



>もうお忘れでしょうけど。



とんでもない。HNが印象的で忘れようがありません。失礼ながら、筵旗を掲げて一揆に立ち上がった百姓たち、というイメージがいつも出てきてしまうのです(与五郎左衛門?……すみません)。



官民衝突、いや海外に報道される官民衝突が増えているのは社会が揺れ始めた証だと思います。しかし汚職官僚輪殺害とは尋常ではありませんね。天津といえば確か温家宝の故郷、最近地元入りしていたのに皮肉なものですね。農村はもとより、最近は都市部での事件が増えているのも嬉しいニュースです(笑)。



御質問の件ですが、私は中国語自体は大好きなのです。特にきれいな発音を耳にすると身の内が震えるくらい感動します。あと中国語を書くのにキーボードを叩き始めると不思議と機嫌がよくなるのです。もっと上達しなくちゃ、といった向上心には欠けますけど(反省)。



仕事では会話なら北京語半分広東語半分、書く方は北京語というか中国語一本です。私の場合、中国語で書くとお金をもらえたりするので打ち出の小槌でもあります(笑)。真面目な話、読み書きはともかく、日本で会話力を維持するのは難しいですね。でもある水準まで達している方なら、現地に戻れば1カ月くらいで回復すると思います。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 21:51:28
「2005-06-28 10:28:30のUnknown」さん、情報有難うございます。



しかしながら、今回当欄でお尋ねしたところ大陸からも日本のニュースは見ることができるらしいので、申し訳ありませんが今後は本文抜きで、URLだけにして下さい。URLも頭の「h」を抜いて「ttp://・・・」として頂ければ有り難いです。これは当ブログを保護するためでもあります。



gooブログのシステムがどうも脆弱で、コメント欄が長くなると読み込みにかなり時間がかかってしまうのです。申し訳ありませんが御配慮頂ければ幸いです。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 21:53:05
「2005-06-28 14:43:24のUnknown」さん、コメント有難うございます。



今回の都市暴動で興味深かったのは、当局側に立つべき地元紙がかなり巧みに記事を書いていて、注意して読めば当局発表的内容というより客観色の濃い暴動レポートになっていることでした。



それにしても、確かに21世紀であり常任理事国なのですが、未だに近代が持ち込まれていない観がある不思議な国です。というか迷惑な国ですね(笑)。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 21:54:50
ななしさん、情報有難うございます。逮捕されたのは中国側の報道で知っていましたが、ODA受け入れ責任者とは知りませんでした。これがまた歪曲されて反日ネタのひとつにされたら嫌ですねえ。

 
 
 
Re:五斗米道、白蓮教、太平天国、、、そして (御家人)
2005-07-01 21:56:51
kolgo13さん、はじめまして。駄文にお付き合い頂きまして有難うございます。90~92年というのは経済引き締めで明るさのない時期ですね。そういえば『人民日報』と『解放日報』の「姓社姓資論争」が行われていた時期でしょう。それに続く92年初めのトウ小平による引き締め放棄・改革大号令は現地で体験されたのでしょうね。



「本格的に武装した信仰集団」ですか。今なら武器は闇市場でいくらでも手に入るでしょうし、民兵が叛乱に加担してもいい戦力となるでしょうが……御指摘の通り法輪功は雰囲気造りに徹しているようで実行部隊としては目下のところ期待できませんね。ムスリムとはウイグル族のことでしょうか?前に書いたことがありますが、私はすでにテスト済み(合格)である回族に期待しています。



宗教にこだわらなければ、北京に集まってくる陳情農民も面白い存在です。数十人単位で合計数百名がそれぞれ別ルートで米穀大使館を目指す、なんてことをしていますが、まるで市街戦の訓練です(笑)。



まあ法輪功にはもう少し働いてほしいです。フラストレーションのたまっている農村や都市の失業者や年金生活者に資金援助して、同じ時期に北京に陳情させるようにする。いわゆる大挙上洛です(笑)。でもこれで数十万人が集まったりしたら当局も対応に苦慮するでしょう。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 21:58:14
一通行人さん、レス有難うございます。



オリンピックはやはりキャンセルの方向でお願いします。選手たちが可哀想ですし、それに中国のすぐ隣にどんなスポーツでも一定以上の集客力と消費力を持つ国があるじゃないですか(笑)。



選手村だけ何とかすればいいのです。私はつい日台共催という夢を描いてしまいます。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 21:59:56
>>「2005-06-28 19:02:13のUnknown」さん



情報提供は有り難いのですが、某巨大掲示板のスレッドをズラリと並べられても困ってしまいます……。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 22:01:22
ひるこさん、コメント有難うございます。



私の知る限り、人民解放軍は決して一枚岩ではありません。まず六大軍区があり、軍区ごとに色々な商売をしていますが、地理的条件の違いなどもあり、稼いでいる軍区とうまく稼げず貧乏なままの軍区があります。その下の省軍区でも同じことがいえるでしょう。この格差に由来する軍区同士の多少の反目はあると思います。



それと思想的に一部で党中央と別の動きを志向するグループがあるようです。軍の機関紙である『解放軍報』には、その傾向として「反党化、反政治化、国軍化」を目指すものがいるという指摘がしばしば見られます。最近は「経済成長と国防力の強化は協調させなければならない」という論評もありました。要するに協調を望んでいない勢力が軍内部にいるということでしょう。



現状に照らしていえば、軍がどう動くかというのは台湾問題の動向で決まると思います。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 22:02:40
>>「2005-06-28 14:40:09のUnknown」さん



情報提供は有り難いのですが、できれば内容をまとめて、日本語だけでお願いします。

 
 
 
Re:私も (御家人)
2005-07-01 22:04:01
kyoujiさん、いつもコメント有難うございます。



上でも書きましたが、軍の動向は基本的にはまず台湾問題の行方で決まると思います。ただその一方で、農村の疲弊と貪官汚吏の跋扈に堪忍袋の緒が切れかかっている若手将校たちがいても不思議ではありません。二・二六事件のようなものですが、そういう一群がこのあたりで暴発してくれれば面白いでしょうね。



四川省とか陜西省とかあたりで決起して、大衆の支持を得つつ民兵を味方につければ侮れない戦力になるでしょう。内戦は自爆の道ですから党中央は政治的解決を図ろうとするでしょうが……そういう仮想戦記があったら読んでみたいですね。

 
 
 
Re:ヘルメット着用 (御家人)
2005-07-01 22:05:58
1読者さん、いつもコメント有難うございます。でも「準備良いな」って、あれは土方か何かのお兄さんか仕事でかぶっているものじゃないんですか(笑)。しかしさすがに中国はどこに行っても人大杉ですね。



>現地から早いペースで映像が流出するのは驚きです。



本当にそう思います。いくらネットでの規制を強化してみても、これは海賊版摘発と同じで終わりのないイタチごっこでしょうね。



それにしても民衆の暴動パワーには驚くばかりです。警察署が襲撃されても手も足もでないのですから。ああなるともう実弾射撃しか手はないのではないかと思います。

 
 
 
Re:北朝鮮と中国の違いが分からなくなっちゃった (御家人)
2005-07-01 22:09:19
「小泉首相の硫黄島とは状況が違うのに」さん、情報有難うございます。でも次からは記事抜き(URLのみ)にして頂けると有り難いです。



今回の天皇関連報道で私が思ったのは、「中共は30年来の建前をかなぐり捨てた」ということと、「中共の対日認識が正確な方向に修正されつつあるのかも」ということでした。



中国と北朝鮮は、着ている服が違うだけですね。

本質が同じですから、脱いでしまえば区別がつきません。

 
 
 
Re:マグマ (御家人)
2005-07-01 22:11:51
在中国2さん、いつもコメント有難うございます。



ひとコマ400元ですか。わかりやすくていいですね(笑)。



>このようにして、この国の若者たちは、このシビアな世界でうまく生きてゆくための

>すべを学んでいくのでしょう。



……とは至言ですね。



インテリ層の反乱は私も期待できないと思います。というより、社会状況の悪化は知識人や学生を置いてきぼりにしてしまっている、ということでしょう。特に生活を背負うこともなく社会系権にも乏しい大学生は現状肯定派が多いようですから、運動をリードする力にはなれないと思います。



生活者自体が立ち上がらざるを得ない状況。1989年の民主化運動当時よりずっと行き詰まっています。これで1989年のように全国的なムーブメントになってひと揺れすれば、中共はもうもたないでしょう。



 ネットについて御回答頂きまして有難うございました。「大紀元」の日本語版がブラックリスト入りしていないとは、中共もまた手抜かりな(笑)。

 
 
 
Unknown (Unknown)
2005-07-01 22:13:16
「2005-06-29 00:59:52のUnknown」さん、情報有難うございます。



私は勤王の志士ではないので皇室に特別な思い入れも何もないのですが、こうしてみると中国の反日ライターというのは楽なものですね。紋切型、という言い方が悪ければ「様式美」(笑)、これがすでに完成されていて、コラム1本をあげるのに何の苦労も要らないで済むでしょう。このブログを書くよりずっと楽な筈です。



私も香港・台湾を捨てて転業しますか。「日本友人」とか呼ばれてもてはやされるかも(笑)。でも原稿料はきっと信じられないほど安いでしょうねえ。

 
 
 
Unknown (御家人)
2005-07-01 22:14:22
「2005-06-29 01:39:53のUnknown」さん、質問に御回答下さいまして有難うございます。



>これは、長年の争乱の歴史を経て、有無を言わさず形成されてきた国民性です。



私も全く同感です。でもいつの時代も庶民が大切にされないというのは、やはり人大杉だからなんでしょうか。

 
 
 
Re:化学兵器 (御家人)
2005-07-01 22:15:15
@さん、いつもコメント有難うございます。今年は化学兵器に限らず、様々な新発見がたっぷり出てきそうですね(笑)。その中でも日本軍が子供を狩り集めて云々、というネタはどうやらグレードアップさせていく気配がみてとれます。



高金素梅は民族学院に入るようですね。同じものかどうかはわかりませんが、「新華網」でもインタビューを掲載していました。とうとう台湾ではあまり相手にされなくなり、行き詰まってしまったのでしょうか。

 
 
 
Re:個人的感想の報告 (御家人)
2005-07-01 22:17:06
CatSit1さん、はじめまして。詳細なレポート有難うございます。



「大紀元」は確かに法輪功系ですね。それだけに法輪功系ゆえの限界というのも確かにあるかも知れません。あとこういう集まりに出席する中国人は知識人が比較的多いのではないでしょうか。



中国の知識人には通弊ともいうべきものがあって、それだけに先導者たり得ることもありますが、どうも民衆なり農民なりとは距離を置き、別世界にいるという印象を受けます。そして現在の中国社会の状況をみる限りでは、知識人に時代を先導するような出番は残されていないように思います。要するに現実がはるか先を進んでいて、時代に取り残されてしまった存在なのです。仮に中国で一波乱あっても、批評家たることしかできないでしょう。



御指摘のように中共に取って代わる受け皿が存在していないため、中共は時間をかけてじわじわと腐りつつ統治者としての資格を失って滅ぶか、一地方勢力に墜ちるかのどちらかかと思います。ただ、いまは国際社会による介入があり得ますし、ネットの普及で事態の展開が従来よりずっと速くなるかも知れませんから、次の統治者たり得るかどうかは別として、中共が力を失う過程で別の勢力が台頭してくる可能性はあるでしょう。



私は中国分裂にリアリティを感じられないのですが、中共が腐っていく過程で次第にバラけて、はからずも群雄割拠のようになってしまうということはあるかも知れません。過渡期のようなものですが、それで座りがよく、また国際社会がその方が何かと便利だと思えば、中国はバラけたまま、一種の狩り場のようになるでしょう。経済植民地という実態がいよいよ明確になるということです。



それにしても「中国版創価学会」とは面白い表現だと思います。

 
 
 
Re:日経(共同)の記事について (御家人)
2005-07-01 22:18:50
Baatarismさん、いつもコメント有難うございます。



>「悪いのはあくまで一部の軍国主義者であり、一般の日本人民は我々と同様の被害者である」

>という主張を否定する内容であることですね。



そうなんです。その長年の建前を捨てる気配があることは注目すべきだと思います。上の方でも書きましたが、それは中共による対日認識が改まり、正確な方向へと修正されつつあることを示すものかも知れません。例えば小泉首相を悪役に仕立ててみても、日本は民主社会ですから、その小泉首相を選んだのはつまるところ広範な日本国民ということになります。当たり前のことなんですけど、今までのブレーン(日本研究者)には建前のしがらみもあってか、あるいは体制の違いからか、そのあたりの観察が甘かったように思います。



日本としては警戒すべき動きでしょう。その背景には、あるいは主導権争いが絡んでいるのかも知れません。

 
 
 
baatarism@mac.com (Baatarism)
2005-07-01 22:55:20
両陛下のサイパン訪問に関する中国側報道を、ぺきん日記さんが紹介していました。

ttp://beijing.exblog.jp/3039214



日経が伝えたような批判的な報道だけではなく、冷静な報道もあるようですね。

とりあえず長年の建前を否定しようと言う動きは、まだそれほど広がってないのでしょう。今後どうなるかは注意が必要ですが。
 
コメントを投稿する
 
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。